テレワークに必要不可欠なのが、Webカメラ。
私も在宅勤務となり、オンライン会議をよくしていますが、やはり一つ持っていると、クリアかつ正方向に顔を 映すことができて便利です。
そんなWebカメラですが、充電器で有名なAnkerから、新発売となる「PowerConf C200」を提供頂きましたので、レビューをしていきます。
この製品の特徴は、以下の通り。
- 約5cm四方のコンパクトサイズ、約83gの軽量設計
- 2Kの高画質、オートフォーカス搭載
- 優れた音声処理機能(デュアルマイク構造、ノイズリダクション、オートゲインコントロールの搭載)
- 暗い環境でも多くの光を取り込める(F2.0)
- プライバシーシールド(物理レンズカバー)搭載
コンパクトサイズ・お値段そこそこながら、高性能なWebカメラとなっています。
そんな、Anker PowerConf C200について、レビューをしつつその詳細について述べていきます。

もくじ
PowerConf C200の外観
早速、PowerConf C200を開封し、外観についてチェックしていきます。

サイズは、約55×51×41mm、重量83gのコンパクト設計です。



早速、本体をPCモニターに取り付けてみます。
PowerConf C200は、クリップと三脚の2パターンで取り付けることが可能です。


私が利用しているモニターは、Huawei MateView 28インチであり、これはかなり薄型で滑りやすいのですが、そのようなモニターでも問題なく取り付けできました。

三脚に取り付けて利用することもできるので、デスク周りでなくても利用することができます。

電源供給は、USB-C to USB-Aケーブルを利用します。本体への電源供給はUSB-Cで、PC側はUSB-Aです。

あとは、Windows・Mac双方で、設定(システム環境設定)から、カメラを選択するだけで利用できます。
これで、セットアップは完了!早速使ってみましょう。
レビュー
PowerConf C200を早速レビューしていきます。
5cm四方のコンパクトボディながら高画質
早速使ってみましたが、値段の割に中々高画質なWebカメラでした。
何回か仕事のTEAMS会議で利用していますが、その際の利用でも高精度に写っています。
仕事の打ち合わせの様子はさすがにこちらには載せられないので、テスト用としてZoom会議にセットしてみました。

背景設定をしていても、輪郭も綺麗に映し出されていました。
なお、画質ですが、PowerConf C200は、2K/1080P/720P/320×240に対応しています。
映像の滑らかさのスペックである、フレームレートは30fpsと一般的ですが、この価格帯のWebカメラにしては2K画質にも対応していて優秀です。
オンライン会議の各種サービスは、いっても1080p画質が限界であるものの、MacBook Pro 14インチ本体のWebカメラ(1080p)と比較した際に、PowerConf C200の方が若干シャープネスが効いていて、くっきり映る印象を受けました。
さらに、嬉しいのはオートフォーカスにも対応していること。
特に何もしなくとも、被写体に自動でピントを合わせることができます。
画面上で動いたりとテストしてみましたが、確かにボケにくいです。
また、このオートフォーカスが効いているのか、Web会議の背景やぼかしありの場合に、映像が途切れることも少なかったです。

このカメラは、F値2.0の明るいレンズになっているので、暗い環境でも問題なし。
このように、画質面では値段の割にかなり優秀なWebカメラとなっています。
マイク性能も優秀|ノイズリダクションも搭載
PowerConf C200は、マイク性能も優秀なWebカメラです。
本体のレンズ下部に、2つのマイクが搭載されており、デュアルマイク構造となっています。
実際にテストしてみましたが、普通のPCスピーカーなどよりもやや鮮明に声が聞こえるようになっていました。

さらに嬉しいのが、ノイズリダクション機能を搭載していること。
これによって、エアコンやサーキュレーター、窓を開けて在宅勤務している時でも、その動力音や風の音を軽減してくれます。
これは、実際に録音したので、以下で音声を聞いてみてください。
PowerConf C200
モニタースピーカー
明らかに、PowerConf C200の方が、サーキュレーターのモーター音や風の音が軽減されているのが、確認いただけるかと思います。
何気に嬉しいプライバシーシールド
Webカメラがあると、常に監視されているようでどうも落ち着かないのですが、この製品にはプライバシーシールドも搭載されています。
物理シャッターでレンズを覆う形となるので、見られているような心配はなくなります。


これで全く見れない状態になります。
在宅勤務をしていると、室内の行動を見られやすくなったり、予期せず「ビデオの開始」ボタンを押してしまっても、これがあれば映像は映らないので問題ありません。
このように、在宅勤務にも配慮された作りになっています。
ソフトウエアでカスタマイズできる
PowerConf C200の細かい設定をしたい時には、専用のソフトウエアを利用しましょう。
無料で、以下のサイトからダウンロードできます。



また、ファームウエアアップデートをする際には、このソフトが必須となるので、導入しておくと良いです。
レビューまとめ
PowerConf C200は、値段の割に画質が良いのと、在宅勤務にも合うきめ細やかな機能が備わっているのが嬉しいWebカメラでした。
Webカメラは、在宅勤務には必携の製品なので、コスパが良くて扱いやすい、PowerConf C200はおすすめの製品の一つです。