格安スマートロック セサミ3レビュー|NFCによる鍵の開け締めが最高に便利!

セサミ3実機画像

大人気のスマートロック「セサミmini」で有名なCANDY HOUSE JPから、次世代モデルが発売されました。

その名も、「セサミ3(SESAME3)」。ハード・ソフト面双方で正当進化しており、かつ本体価格がなんと5,800円(税抜)!!

しかも、新発売のWi-Fiモジュールが「1,980円」となっており、遠隔操作含めスマートロック一式でも「7,780円」と、日本・いや海外のスマートロックを含めても、驚異的な安さとなっています。

前代セサミminiも最も安いスマートロックでしたが、それでも本体のみで価格は「9,800円」。これは衝撃的ですw

Kou

Kou

スマートロックの相場はだいたい2〜3万円。どんなに安くても総額10,000円はかかるのでこれは完全に価格破壊。しかもあの人気製品:セサミがこの価格で出してくるとは!

ただ実際安かろう悪かろうでは意味無いので、購入〜利用してチェックしてみました。

その実力はどうか?早速レビューしていきたいと思います!

セサミ3 レビュー
総合評価:4.0
セサミ3同梱品

セサミ3は、家の鍵に取り付けてスマホなどで鍵の開閉ができる「スマートロック」という製品。3となり、NFCやウィジェット等の新機能を搭載。Wi-Fiモジュールの安定性も向上しており正当進化を果たしている。サクサク安定動作で鍵の開け締めはスムーズ。まだ新アプリが荒削りな感もあるが、値段に比して性能・機能がかなり良い。これは買い!

メリット

  • NFCの使い勝手が抜群に良い
  • NFCが反応しなくてもウィジェットでOK
  • 遠隔操作時のレスポンスが大幅に向上
  • アプリが使いやすくなってる
  • 待望の1ドア2ロックに対応!

デメリット

  • 手ぶらで解錠が誤動作する
  • 動作音が大きい
 管理人:Kou

管理人:Kou

正当進化を果たしながらも価格は激安w コスパが良いどころじゃない!

利用して2ヶ月弱経ち、その後の評価見直し・機能追加についても加筆しました。

取り付けと初期設定

さて、製品を入手して、まずは取り付けと初期設定です。

セサミ3は、従来のセサミminiとほぼ同様の作りで、両面テープで簡単に取り付けが可能となっています。

セサミ3とセサミminiの実機比較
▲セサミminiとの比較。素材が異なりますが、サイズ感は変わりません。
セサミ3の横幅最大値
▲外径最大幅は57.0mm。

本体スペックです。設置の際のご参考まで。

項目セサミ3
サイズ(※)縦幅92.4mm×横幅57.0mm奥行42.2mm
重量(※)143g(両面テープ含)
プロセッサARM Cortex-M0,Flash 512KB
RAM64KB
OSSESAME OS 2
(※)実測値のためあくまでご参考まで。
高さ調節アダプターもあり
▲シリンダーとの高さが合わない場合のアダプターもあります。アダプターはビス穴が4つから7つに増えていて、セサミminiのときより細かく高さ調節可能です。

鍵のつまみ部分のアダプターは、対応していないものでもメーカーさんにお願いすれば作ってもらえます。ここがCANDY HOUSE社の素晴らしい企業努力。

セサミ3取り付け
▲つまみを合わせ取り付ける。両面テープで貼るだけなので、簡単。
セサミ3のバッテリー
▲本体上部の蓋を取り外すとバッテリー交換が可能(取り外す必要なし)最初は絶縁テープを剥がすのをお忘れなく。

アプリで設定。メールアドレスとその認証によるログインのみでかなり簡略化されています。

▲左から順にこの3ステップだけ!すぐに登録可能。最初の解錠・施錠の位置合わせをしっかり行うようにしましょう。
Wi-Fiモジュール
▲Wi-Fiモジュールも新型に。新旧ほぼ形状に変わりはありません。(USB-Aですがバスパワー給電でなくACアダプタ推奨)

これで、スマホから鍵の開け締めができます!設定は、今まで利用してきたスマートロックの中で一番簡単でした。

アプリを設定すれば、Apple Watchからも鍵の開閉ができますので、スマホを取り出さなくても鍵の開閉ができるのが良い点。

Apple Watchのコンプリケーションにセサミを登録
▲Apple Watchは、コンプリケーションに登録しておくと良いです。

また、今作から待望の1ドア2ロックにも対応しており、アプリで簡単に操作が可能です。

▲動作がめちゃくちゃ速い!これは素晴らしいです。(しかもWi-Fi経由でもほぼ変わらない)

前作の欠点として、アプリが入ったスマホを同時に利用しているとき、どちらか片方のセサミが接続できず、解錠・施錠ができなかったこともありましたが、それもこのマルチタスクにて改善されています。

本体面での欠点は、鍵が操作される際のモーター音が大きいこと。(リンク先はYouTube)

オートロックの開閉センサー対応など、このへんの細かいつくりはQrio Lockが勝る部分があります。

しかしセサミ3は、そもそも価格が3分の1であることや、施錠・解錠をする上では特に問題ないので、個人的には及第点です。

セサミ3 レビュー

早速、セサミ3をレビューしていきます。

今後利用に応じ、追記していきますが、取り急ぎ1週間利用した感想です。

これだけで十分便利!NFCタグ機能

冒頭にも掲載しましたが、セサミ3では新たに「NFCタグ機能」が搭載されています。

この機能は簡単に言うと、おサイフケータイのようにスマホをタッチして、鍵を解錠・施錠できる機能です。

製品に同梱の「NFCタグシール」を壁面に取り付けて、ここにスマホをタッチします。

セサミのロゴ入りNFCタグシール
▲こちらがNFCタグシール。最初おまけのステッカーか何かかと思いました笑 セサミのロゴ入りでうれしいw

このNFC、発表当初はふーん対応したんだ〜って感じでしたが、実際に何度か家の出入りで試した所、この機能が一番のキモというか、相当便利に感じたものでした。

▲こういう動作をします。(スマートロックの動作を見せるためにあえて内側に貼って撮影しています)

スマホは毎日形見離さず持ってますし、いつもポケットに入れていて、Suicaなどを利用しています。

そのおサイフケータイ的な使い勝手を、家の鍵の開け締めで再現できるのが何より嬉しい点。

その後、実際に利用を継続した上での注意点を2つ。

NFC利用の注意点
  1. 金属面に貼り付けると反応しづらくなる
  2. スマホのロック画面を解除してからタッチする

まず1.ですが、NFCの性質上、金属面に貼り付けると反応が鈍くなります。

我が家の扉は全面金属製となっており、扉に直接貼り付けると反応しづらくなりました。

そのため、壁面のコンクリの一見では気づかない所に貼っています。剥がすのも簡単なので、万が一バレないように貼る場所を入れ替えつつ運用予定です。

次に2.ですが、ショートカットまたはアプリが実行されてから解錠・施錠操作がされるという性質上、反応しなかったり、その動作で詰まったりエラーが発生することがありました。

セサミショートカットのエラー
▲アプリがウエイクせずに、このように実行エラーが出るか反応しないときがあります。

Android・iPhoneともに一度ロック画面を解除するとしっかり反応します。(一度操作させると、Bluetoothの接続が切れない限りは、ロック画面を解除せずに解錠・施錠することができます。)

そのため、スマホを手にとった流れでロック画面を解除し、その後タッチしましょう。

利用して2ヶ月弱経ちますが、ロック画面を解除してからタッチすれば、今の所動作率100%で反応良いです!これは最高。

NFCでエラーが出た場合でも、次に紹介するウィジェットで開け締めするという代替手段があるため、実際の利用においてはそこまで困ることはありませんでした。

ウィジェットやスマートウォッチ等様々な手段で開閉可能

セサミ3では、スマホのウィジェットから操作が可能となっています。

これにより、いちいちロック画面を解除してアプリを開く手間なく、鍵の開け締めができます。

▲iPhoneの場合はスワイプしてウィジェットを開くことが可能です。

先述の通り、NFCでエラーが発生することもありますが、NFCを利用する際は少なくともスマホを手に持っている状態なので、スワイプしてボタンを押せば、すぐに鍵の解錠ができます。

それ以外にもスマートウォッチにも対応していることが大きいですね。Siriから解錠も出来ますよ。

▲実際の動作。SiriはApple Watch Series 3なので、最新のものであればもう少し動作が速いかと思います。

後のアップデートでGoogleアシスタントやAlexaに対応すれば、それに対応したスマートウォッチからでも操作ができることでしょう。

しかも、次に紹介する通り、今作からリモート接続時(BluetoothではなくWi-Fi)のレスポンスが大幅に上がっているので、動作はかなりサクサクです。

操作のレスポンスがかなり速い

セサミスマートロックは、初代の頃から鍵の開閉操作のレスポンスが速いことが個人的に高評価でした。(当時の双璧だったQrio Smart Lockはレスポンスが遅かったので、これだけでもだいぶすごいスマートロックが出たとなったんです)

しかし、どのスマートロックでもそうですが、遠隔操作やBluetoothが接続しない場合は、インターネット(サーバーを中継)することによる、操作の遅延があります。

セサミ3(と新Wi-Fiモジュール)では、「Always Connect」と言う仕組みで、この遠隔操作時のレスポンス問題を解決しています。

セサミ3のAlways Connect概念図
▲常にBluetoothにてつながっているWi-Fiモジュールを経由し、さらに早くセサミ3につながるという仕組み。
公式サイトより引用)

これによって、Bluetooth接続時とほぼ同じくらいのスピードの速度で、遠隔操作でも安定して操作することが可能です。

この点、外からでも遠隔操作がしやすくなったのが良い点ですが、個人的に注目したいのは、「アレクサ」や「Googleアシスタント」からの操作。

これらもクラウド経由で操作されることになるため、インターネット経由で操作されます。このレスポンスも上がるとされています。

さて、声で鍵の開け締めというのはあまりしないかもしれませんが、最近の音声アシスタントはスマートホーム機能に組み込んで、他の家電に合わせ一括操作・自動操作も難なくできるようになっています。

つまり、音声アシスタントが今後さらに進化することを鑑みれば、こういった組み込み動作の時でも、レスポンスが速くなっていることでよりストレスフリーな操作が可能となることに価値があるのではないかと感じました。

2月7日現在、Googleアシスタント・アレクサには対応していません。今後のアップデートで追加されることとなります。

アプリは使いやすいが、今後のバージョンアップに期待

最後に、アプリの使い勝手についても取り上げます。

今作セサミ3から、「SESAME OS 2」が搭載されており、アプリも新アプリに変更となっています。

オートロックも3秒から設定できるようになっています。(前回は5秒でした)

前回のアプリは、アプリを開いた時点でセサミ本体がBluetooth接続されるか、Wi-Fiに接続されるかでBusy状態となっていました。

画面がわちゃわちゃと切り替わるため、ややストレスを感じるポイントですが、今作アプリでそれもなくなっています。

さらに、鍵を渡すのも「QRコード」を読み取るだけで、他の人に合鍵を渡せるので、かなり楽ちん。

鍵の履歴
▲履歴機能もあります。見守り用途や民泊・コワーキングスペースにも使えそうですね。

全体的に、シンプルで気持ちの良い使い勝手となっています。

ただし、前作にあったようなノック機能などがカットされていたり、手ぶらで解錠にかなり不安が残る(後述)作りです。

また、電池残量表示も、65%まで減った後、80%に上がるなどといった表示上のバグっぽいものもありました。

このへんはまだ製品が出て間もないため、今後のアップデートに期待です。

Kou

Kou

発売開始以後すでに2回以上更新が入っていたりして、かなり頑張っている様子が見受けられるため、期待しましょう!

「手ぶらで解錠」は誤動作して使えない【追記】

発売直後に、ユーザーの要望に応える形で待望の「手ぶらで解錠」機能が追加されました。

この機能は、家の近くに着いたときに「スマホのGPS+Bluetooth(近づいたらセサミとスマホが反応)」によって、アプリの操作やNFCのタッチなど1アクションを取る必要すらなしに、鍵が自動操作されるという機能です。

これは、スマートロックの要の機能の1つで、機能追加が発表された時はとても嬉しかったです。

▲こちらの設定をオンにします。地図で手ぶらで解錠が動作する範囲を指定できます。

ただ、実際利用してみたところ、家の中にいるときに、玄関から遠い部屋から玄関へ近づいた際にも手ぶらで解錠が反応してしまい、勝手に鍵が空いてしまいます。

私の家は、玄関が中央にあり、リビングと寝室を行き来する際に必ず玄関に近づくことになるので、この機能を使うのはやめました。。。

一度改善版アップデートが入ったようですが、まだこの状態です。(Android端末)動作自体は高精度でするので、改善してもらえると嬉しいです。

この手ぶらで解錠機能に期待する場合、比較的精度が高く誤動作が少ない「Qrio Lock」を選んだ方が良いです。

とはいえ、基本的にセサミ3はNFCによる鍵の開け締めの使い勝手が非常に良く、手ぶらで解錠が無くても困っていません。

おわりに:コスパが良いどころじゃない!

実際に利用してみて一番良かった点は、遠隔操作も含め動作のレスポンスや接続の安定性がかなり向上していると言った点です。

スマートロックは、いかに玄関前で待たされないかが、一番重要だと思っているので、これがサクサク安定なのが何より大きいですね。

細かい欠点や前作でできていたことができなかったりと、多少荒削りだなと感じる部分もありますが、上記の通りベースの部分はかなり良いので、今後のアップデートに期待です。

これに加え、さらに新発売製品として「セサミボット(マンションのオートロック解錠)」や「セサミサイクル(ママチャリ用のスマートロック)」まであって、鍵を軸に面白い製品をたくさん出してきて、今後もとても楽しみです。

マンションのオートロックをSwitch Botで解錠
▲うちは今Switch Botでマンションのオートロックを解錠していますが、アプリがスマートロックと異なるのが嫌な点なので、セサミボットが来たら絶対乗り換えますw

何せ全てが格安!CANDY HOUSEさんは、セサミを発売した2〜3年くらい前から、何かやってくれそうな企業さんだなと感じていましたが、やっぱり今回もやってくれました。

これでますますスマートロックが普及しそうですな。サンキューJerming!(発表会の動画、面白かったですw)

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Kou

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