最近、ちょっと太ったこともあってか、健康意識が高まってきていて、ヘルスケアにまつわるガジェットや家電を結構買っています。
その中で、面白い体組成計を見つけて長く利用していますので、レビューを通じてご紹介します。
それが、「スマートバスマット」という体組成計。なんと見た目がバスマットの体組成計です。
この製品の特徴は以下の通り。
- 体重管理のストレスをすべて解消(体重計の場所を確保したり、乗る必要がない)
- 未来の体重を先読みし、正しい方向へナビゲート
- 家族全員で使えるプライバシー
- ダイエットモードも搭載
- 肌に優しく速乾性に優れた丸洗いできるソフト珪藻土マットつき
この製品、「ステルス家電」としてテレビや雑誌など色んな媒体で多く紹介されていて、お風呂から上がった流れで自然に体組成計に乗れるのが大きな特徴。
体組成計は場所を取るものですが、そのスペース必要がない(バスマットと兼ねられる)のが良さそうで、購入してみました。
今回は、スマートバスマットの利用感について、レビューを通じて詳細お届けします!
もくじ
本体外観とスペック
まずは、本体外観をチェックしていきます。


同梱品は、本体とソフト珪藻土マット、電源アダプタとケーブル、保証書です。

本体は結構大型。意外と重たく、体重計ですが5.6kgもあります。
一度置いたら場所を変える製品でもないですし、重さの分ずれることはないので、逆に良いのかも。

表面には強化ガラスに加え、四隅にステンレス飾りがあるなど、しっかりとした作りです。
続いて、本体裏面。

後述しますが、本体が反応しなくなったり、Wi-Fiが繋がらなくなった場合は、スイッチボタンのON・OFFで再起動したり、リセットボタンを長押ししてリセットをかけます。
反応が悪くなったりすることがあるので、これは予め確認しておいてください。

また、本体自体に意外と厚みのある製品で、約2cmほど浮きます。
ソフト珪藻土はありますが、普通にバスマットに乗るのに比べると、やや固く厚みを感じます。

ソフト珪藻土マットは、乗っても肌に優しそうな感触で、とても良いですね。
速乾性が高く、丸洗いしてもOKです。


専用ケーブルでの充電となります。充電すると、インジケーターがオレンジ色に光ります。

最後に、製品仕様をまとめておきます。
項目 | スペック |
---|---|
計量範囲 | 6〜150kg |
最小表示 | 6〜75kg±100g 75〜150kg±200g |
電池 | リチウムイオン蓄電池(内蔵) DC4.2V |
通信方式 | 2.4G 802.11 b/g/n |
防水規格 | IP65 |
使用環境湿温度 | 0〜40℃〜90%RH |
寸法 | 600×390×20mm |
重量 | 5.6Kg |
スマートバスマットのメリット
スマートバスマットを実際に利用して1ヶ月経ちましたので、レビューをしていきます。
体重計の場所を確保する必要がない

意外と場所を取る体重計。ウチは洗面スペースが横長で縦幅が狭いため、洗面所に置くと結構邪魔になります。
スマート体重計を何個か持っているのですが、この点を解決してスッキリできそうだなと思い購入しました。
ステルス家電とも称されるスマートバスマットですが、実際バスマットを置く場所に体重計を仕込めるので、たしかに洗面所がスッキリしました。
お風呂上がりそのままにというのが最大の特徴である製品ですが、個人的にはこの体重計を置く場所を確保する必要がない、という点が嬉しかったです。
お風呂から上がった流れで体重計測できる
やっぱり、お風呂から上がった流れそのままに、体重計測できるのは良いですね。
実際、体重計に乗ると言う行為自体がめんどくさくなったりすることもありますが、お風呂上がりにバスマットには確実に乗ることになります。

後述するデメリットに記載した通り、体重計測されるまでに実測8秒かかり、若干待たなければならないのがネックではありますが、この流れそのままに、体重計測もされるというのが何より最高な製品です。
ソフト珪藻土がすぐ乾く
スマートバスマットは、バスマットと体重計を兼ねられることとが目立つ製品ですが、同梱のソフト珪藻土も質感が高く、この点も良いポイントです。
この珪藻土マットは、肌に優しく程よく柔らかいものとなっており、かつ速乾性が高いです。
お風呂上がりに水に濡れた後、1時間もしないうちに、元の乾いた状態に戻ります。


マットは、「グレー」「グリーン」「ダークグレー」の3種類あり、好みで変えられます。



そのまま利用し続けるとカビてしまうかと思いますが、このマットは洗濯機で丸洗いも可能なのが良いポイント。
スマホアプリで体重管理ができる
スマートバスマットは、Wi-Fi内蔵のスマート体重計であり、スマホアプリで体重管理ができます。


データの見え方は、以下のとおりです。
1画面で体重とBMI、グラフを含む推移を見ることができ、わかりやすいですね。

体重の履歴も、細かく確認できます。

体重管理モードも、以下の5つを選択し、減量のペースなどを設定できます。
- 健康維持モード
- ダイエットモード
- マタニティモード
- ベビーモード
- チャイルドモード


また、デバイス情報や通知、ヘルスケア連携も可能です。


後述する、スマート体重計の割に計測できる項目が少ないとも感じますが、体重とBMIデータを推移含めて一覧で確認できるので、スマホアプリの使い勝手は良かったです。
スマートバスマットのデメリット
続いて、スマートバスマットを実際に使ってみて感じたデメリットを掲載します。
実際に乗ってから計測されるまで8秒かかる
これがちょっと惜しいポイント。
スマートバスマットは公称では「3秒乗るだけで体重計測」とされていますが、実際に利用してみると「実測8秒前後」かかります。
何回も再起動したり、足の置く場所を試したのですが、やはり8秒前後かかり、乗ってから少し待たないと「ピッ」という計測完了の音が鳴らず、体重計測されません。
公称通り3秒であれば、本当に上がったそのままの流れで計測できるのですが、、ここがちょっと残念。
また、体重が本体だけですぐに見られるわけではないため、体重計に移り乗って体重を見たほうが早い気もしています。
本体が意外と大型
先述の通り、寸法が600×390×20mmあり、一般的な体重計と比べると、1.5倍〜2倍程度大きいです。
その分、バスマットを兼ねられるので、結果的に体重計を置く場所は取らない製品ですが、ご自宅の洗面所によって、合う合わないが出る製品かと思います。
お風呂場を上がるスペースの寸法をある程度チェックしてから、購入してみてください。
計測できる項目が少ない
スマートバスマットは、スマート体重計の一種でもありますが、計測できる項目が意外と少ないです。
例えば、AnkerのEufy Smart Scaleや、XiaomiのMiスマート体組成計の場合、体重やBMI以外にも、以下のような細かいデータを計測できます。
- 体重計
- BMI
- 体脂肪率
- 心拍数
- 筋肉量
- 基礎代謝量
- 水分量
- 体脂肪量
- 除脂肪体重
- 骨量
- 内臓脂肪
- タンパク質
- 骨格筋量
- 皮下脂肪
- 体内年齢
- ボディタイプ
Eufy Smart Scale P3の場合、上記が計測できます。
お値段が1.6万円しますが、この製品は「体組成計」ではなくあくまで「体重計」であることに注意してください。
その分、ソフト珪藻土マットがついていたり、バスマットを兼ねて体重計の場所を取らないことやお風呂上がりそのままに体重を測れることが、この製品のメリットです。
レビューまとめ
スマートバスマットは、バスマットを兼ねられることによって、体重計の場所を取らないことやお風呂上がりそのままに体重を測れることが優れた製品です。
ただし、スマートバスマットに乗ってから実測8秒程度かかることが、個人的には残念に感じたポイント。
もう少し反応を良くしてくれれば、良い製品なのにと思う次第でした。
ということもあり、レビュー評点は若干低めにしてますが、アイデアは画期的な家電なので、今後のアップデートや後継品に期待したいところです。
スマートバスマット レビュー
スマートバスマットは、何よりお風呂から上がった流れそのままに、体重計に乗れるのがメリット。体重計に乗るという所作と場所の問題を解決できてストレスフリー。ただし乗ってから計測されるまでに実測8秒程度かかるのと、あくまで体重計でスマホ対応とはいえ、他のスマート体組成計にあるような詳細データは蓄積されないことがネック。体重計に乗るのをサボりがちな人、洗面所の場所が狭い方におすすめの製品。
メリット
デメリット