Amazon EchoやGoogle Homeといったスマートスピーカーの発売を契機に、ジワジワと話題になっているスマートホーム。
2023年現在、それらに対応する家電や装置もかなり増えてきており、最近では某ウイルスによる在宅勤務の流れもあって、プチブームにもなっています。
このスマートホーム化、一度構築すると、それなしでは居られなくなるほど便利で、快適な住空間をつくることができるんです。
しかも、そこまでハードルは高くなく、今ご自宅にある家電を利用し、スマホアプリの設定だけでカンタンに作れるのも良い部分。
今回は、スマートホームの作り方と、それを作るためのおすすめの製品についてご紹介していきます!

管理人:Kou
私はスマートスピーカー発売初期の2017年から、今に至るまでスマートホーム化にハマり、このブログに示すとおり100以上の製品を購入して自分なりに研究してきました。その経験から得てきたことを、この記事で一挙公開します!
自宅に一から導入する場合、できる限りメーカーを統一して買うのがおすすめです。
特に2023年時点では、「SwitchBotシリーズ」が一番人気となっていて、ラインナップも豊富であり、コスパの良くスマートホームを自宅に取り入れられます。
\スマートホームのおすすめ/

もくじ
スマートホーム化を簡単に実現するには?

最初に言葉の定義を整理します。
スマートホームとは、「住空間にある”モノ”をインターネットに接続することで、生活を快適かつ便利にする」という概念です。いわゆる「IoT(Internet of Things)」のジャンルの一つ。
スマートホーム化は、これを実現するために「インターネット対応の専用デバイスや家電」を購入して作ります。
モノがインターネットに繋がることで、何が良いのかというと、具体的には以下のとおりです。
- 家電のハンズフリー操作ができる(スマートスピーカーで音声操作)
- スマホをリモコン代わりにできる(照明・テレビなど)
- 家電の遠隔操作ができる(外からエアコンONなど)
- 自宅をエンタメ空間にできる(音楽・動画配信サービスと連携)
- ペット・高齢者の見守りに活用できる
- ホームセキュリティに活用できる
このようにスマートホーム化しておくことで、色々なことができるようになります。こちらの記事で詳細解説しています。
それでは、上に書いたことを最も簡単かつお安く実現するために、構築の仕方や買うべき方法についてお伝えします。
既存の家電を活かそう(「デバイス」を購入する)
スマートホーム化となると、「家電をインターネット(Wi-Fi)対応のものに買い換える」とか「リフォーム工事する必要がある」「プログラミングの知識が必要」などと、思われていませんか?
そんなご心配は不要です。「今ご自宅にある家電を活用する」ことで、簡単・お安く作ることができます!
どうするかというと、「スマートホームデバイス(スマートホーム化するための装置)」というものを導入すれば、OKです。
このスマートホームデバイスは、スマホやスマートスピーカーのような、「インターネット対応端末」と「自宅の家電や設備」を操作する際の中継機(橋渡し役)のような役割を担います。


これらのスマートホームデバイスは、家電ごと入れ替えたり、設備工事をする必要もなく、既設のものに外付けするイメージで導入できます。
単価もそれらより大幅に安く、各デバイスはモノにもよりますが、数千円前後で購入できます。
しかも、ほぼ全て「設定アプリ」があるので、スマホからネットワーク設定や操作・仕組みづくりが簡単に可能です。

Kou
スマホが使える人なら誰でも導入でき、プログラミングなどのスキルも必要なしです!
そのため、スマートホーム化をこれから始めるなら、まず「スマートホームデバイス」を最優先に検討しましょう。
AIアシスタント対応の製品を選ぼう(今後「Matter」に注目)
続いて、具体的な「スマートホームデバイス」の選び方です。
新鋭の製品ばかりでわかりにくいため、一つポイントとなる点をご紹介します。
そのポイントとは、ずばり「AIアシスタント」に対応しているか否かです。
なぜ音声アシスタントがポイントとなるかというと、以下が挙げられます。
- 家電の音声操作ができる(スマートスピーカーと連携して操作など)
- 音声アシスタントの機能を用いて家電の統合管理ができる(ダッシュボード化・自動操作など)
- AmazonやGoogleがスマートホームを積極推進している(スマートホーム向けの機能が豊富)
- 23年以降、「Matter」と呼ばれるスマートホームの共通規格が、音声アシスタントベースで整理される
つまり、音声アシスタントに対応していれば、スマートホーム化しやすくなるということです。
特に、音声アシスタント内蔵の「スマートスピーカー」と以下に述べる各種スマートホーム製品を連携させることで、家電の音声操作(ハンズフリー操作)できるようになり、一気に生活が便利になります。

また、今後出てくるであろう、スマートホーム共通規格:「Matter」に対応した製品であれば、Amazon Alexa/Google Home/Apple HomeKit全てに簡単に登録できるようになるので、この点にも注目です。
次の章では、これに対応している製品を中心におすすめを掲載しています。
スマートホーム化におすすめの製品は?
スマートホーム化をするために必要な、代表的な製品を掲載していきます。
自分が利用してきた多くの製品の中で、特におすすめのものを述べていきます。

Kou
いきなり全部買わなくても大丈夫です。興味のある所から単品ごとに購入していき、徐々に進めていきましょう!
スマートリモコン【特におすすめ!】
スマートリモコンとは、ざっくり言うと「インターネットに対応した学習リモコン」です。
以下の図のような仕組みとなっています。

リモコンをスマホにひとまとめにしたり、各種家電リモコンの赤外線信号をインターネット経由で発信することにより、家電の遠隔操作・音声操作ができるようになります。
スマートリモコンで今一番のおすすめは、「SwitchBotハブ2」です。

本体に温湿照度計が搭載されており、温湿度照度の本体・アプリでの確認や、そのデータを活かした家電の自動操作まで可能!


SwitchBotは、後述する「ホームロボット」の章で解説の通り、スマートホーム向けにたくさんの製品が発売されており、拡張性がかなり高いので、そういう意味でもおすすめです。
生活にあった製品を組み合わせて、いろいろな仕組みづくりができます。その連携のハブ(中継機)になるのが、SwitchBotハブ2でもあります。
他にも、プラススタイルのスマートマルチリモコンやNature Remoもおすすめです。
諸々の要素がありますが、スマートリモコンは、これ一台持っているだけで今ご自宅にある「エアコン・テレビ・シーリングライト」などを一気に遠隔操作・音声操作対応させることができるため、ここから始めるのがおすすめです。
スマートプラグ
スマートプラグも、スマートホームを手軽に始められるので、おすすめの製品の一つ。
これは、コンセントと家電の電源の間に取り付けて、スマホやスマートスピーカーから主電源をオン・オフする製品です。

以下のような家電で利用できます。
- 間接照明
- 扇風機・サーキュレーター
- テレビ(モニタリングとして利用)
ストーブや電熱器など特定電気用品に当たる製品の遠隔操作は、原則利用が禁止されています。(参考:電気用品安全法、JET遠隔操作システム認証基準)
この中で特におすすめの製品は、SwitchBotプラグミニです。
その特徴は、後述する「SwitchBotシリーズとの連携」ができること、家電の電力をモニタリングと、それを生かした仕組みづくりができることです。


単にスマートホーム的な仕組みづくりが行えるだけでなく、電力消費の観点でも優れているのが特徴的。
他にも、Amazon純正のスマートプラグや+Styleのスマートプラグもおすすめです。
スマートプラグは、主電源を直接ON・OFFするといった性質から、意外と活用範囲が少ないですが1,000円〜2000円台で気軽にスマートホーム化できるのが嬉しいポイントです。
スマートロック
スマートロックとは、家の鍵に外付けして、スマホやスマートウォッチから鍵の開閉ができる製品です。

家の出入りはほぼ毎日すること。ここをスマート化すると、鍵を取り出す手間が省けてとても便利です。
スマートロックの代表製品として挙げられるのは、CANDY HOUSEの「セサミ」という製品。


他にも、「SwitchBotスマートロック」や「Qrio Lock」もおすすめです。
自宅でキーレスを実現できるだけでなく、鍵の施解錠履歴も管理できるので、民泊やコワーキングスペースなどの事業者向けとしてもおすすめです!
スマートライト
Wi-Fi対応にした電球・シーリングライトというものもあります。

これを導入することにより、以下のメリットがあります。
- 布団の中からでも音声操作で照明のオンオフができる
- 照明の消し忘れ対策ができる
- ランダム点灯で防犯や見守りに活用できる
- カラー操作で彩りやアラートにも使える
特におすすめなのは、スマートライトの老舗「Philips Hue」です。


Amazon Echoのスマートホームハブ対応製品であれば、Hueブリッジは不要です。
他にも、IKEAのトロードフリやアイリスオーヤマなどのシーリングライト、変わり種ではソニーのLED電球スピーカーというものもあります。
照明は、IoTの遠隔操作によるメリットを最も得やすいモノの一つとして、IoT化が進んでいるので、製品は以下の記事から合うものを選んでください。
ネットワークカメラ
インターネット経由でスマホや画面付きスマートスピーカーから映像を確認できるネットワーク(IP)カメラ。
活用範囲は幅広く、防犯カメラからペットや高齢者の見守り、ベビーモニターまで幅広く利用できるのが特徴。
このネットワークカメラも、スマートホームデバイスとしても多く発売されているデバイスです。
個人的にイチオシなのが、充電器で有名なAnkerが発売する、「Anker eufy Indoor CAM」です。
この製品、ふつうのネットワークカメラと比較して、3,000円〜4,000円台で買える割に、非常に高機能なためです。
- 1080p撮影(最大2K撮影まで可能)。暗視撮影可能
- 画角も水平方向に125度、首振り(パンチルト)対応モデルあり
- 録画も可能、micro SDカードによる保存も可
- 動体検知、音声検知あり
- Amazon Alexa、Googleアシスタントに対応


他にも、格安高機能なATOM CAMや、AI対応に優れるラトックシステムのieCame(イエカメ)もおすすめ。
ネットワークカメラは、一台持っておくと色々なシーンで使うことができ、最近は安くて高性能なモノが増えてきたので、興味がある方は試しに一台購入されてみてはいかがでしょう。
セットトップボックス
ここでのセットトップボックス(STB)とは、テレビに外付けして動画配信サービスや、音楽配信サービスが楽しめるデバイスを指します。
テレビを買い換えなくても、そのテレビをスマートテレビにすることが可能で、最近は音声アシスタント対応など、スマートホーム的な進化が進んでいます。
代表作は、AmazonのFire TV Stick(Fire TVシリーズ)です。


これらで、スマートスピーカーからテレビを音声でハンズフリーで操作できるようになったり、Echoの場合はオーディオシステムも組めたりで、エンタメ視聴がますます快適になります。
他にも、Chromecast with Google TVや、Apple TVも有名ですね。
さらに、スマホから外出先でテレビを視聴・録画できる、ピクセラのXit Airboxというのもあります。
これらは、スマートホームでくくらなくても、かなり人気の高いデバイスであり、より快適に映画やアニメを楽しみたい方へおすすめです。
ホームロボット
まだ二足歩行で動いたり…するようなものにはなっていませんが、「ロボット」と言える製品もあるんです。
スマートホームデバイスの中で唯一無二とも言える存在で、かなりのヒット作になっているのが、以下のSwitchBot。
この製品、一言でいうと「指のかわりをしてくれる装置」で、家電や設備のスイッチ等に取り付けて、スマホやスマートスピーカーから遠隔操作が可能です。

他にも、浴室リモコンに取り付けたり、マンションのオートロックの解錠ボタンにつけて操作なんてことまで可能です。
SwitchBotは、他にも以下のようなラインナップがあり、ここでスマートホーム化のグッズを一式揃えるのも良い選択肢です。一つのスマホアプリで、様々な家電や住設の操作ができます!
商品画像 | 商品名(リンクはAmazonサイト) | 製品概要 | 販売価格(単位:円) |
---|---|---|---|
![]() | SwitchBotハブ2 | Switch BotシリーズをWi-Fi対応させるための ネットワークハブ。 スマートリモコンとしても利用でき、 赤外線リモコンで操作する家電を操作可能 廉価版のSwitchBot Hub miniもあり。 ※適用例:エアコン/テレビ/ シーリングライトの遠隔操作 | 8,980 |
![]() | SwitchBot | 指の代わりに物理スイッチのボタンを押してくれるロボット ※適用例:照明スイッチ/浴室リモコン/ 床暖房の遠隔操作 | 3,851 |
![]() | SwitchBot 温湿度計 | スマホのSwitch Botアプリで温湿度が 確認・自動操作できる温湿度計 ※用途:空調制御/見守り | 1,980 |
![]() | SwitchBot カーテン | カーテンの開閉をスマホやスマートスピーカー から操縦できるロボット。 ブラインドもあり。 ※用途:目覚まし/防犯 | 10,022 |
![]() | SwitchBotボタン | Switch Botシリーズをボタンで操作できる IoTボタン ※用途:ボタン1プッシュで一括開閉 | 1,980 |
![]() | SwitchBot スマートプラグ | SwitchBotアプリで操作できるWi-Fi対応 スマートプラグ。 家電の主電源をオンオフ可能 ※用途:間接照明/サーキュレーターの オンオフ | 1,980 |
![]() | SwitchBot スマート加湿器 | SwitchBotシリーズで利用できる 超音波加湿機 ※用途:加湿 | 5,578 |
![]() | SwitchBot防犯カメラ | SwitchBotアプリで映像視聴可能な 防犯・見守りカメラ ※用途:ペットカメラ、防犯カメラ、 ベビーモニター | 2,980 |
![]() | SwitchBot防犯カメラ(首振り) | SwitchBotで映像視聴可能な 防犯・見守りカメラの首振り対応版 ※用途:ペットカメラ、防犯カメラ、 ベビーモニター | 4,480 |
![]() | SwitchBot人感センサー | SwitchBotシリーズで利用可能で 仕組みづくりに役立つ人感センサー ※用途:人感照明等 | 2,480 |
![]() | SwitchBot開閉センサー | SwitchBotシリーズで利用可能で 仕組みづくりに役立つ開閉センサー ※用途:家電自動操作、戸締まり確認 | 2,481 |
![]() | SwitchBot NFCタグ | NFCタグ。 タッチをトリガーにSwitchBot製品の 操作が可能 ※用途:家電操作 | 980 |
![]() | SwitchBot スマート電球 | SwitchBotアプリで操作可能な スマート電球 ※用途:照明操作 | 1,899 |
![]() | SwitchBot テープライト | SwitchBotアプリで操作可能な テープライト ※用途:照明操作 | 2,480 |
![]() | SwitchBot スマートロック | スマホ等で鍵の開け閉めができる スマートロック ※用途:玄関のドアの開け閉め、戸締まり確認 | 9,980 |
![]() | SwitchBotキーパッド | SwitchBotスマートロックを暗証番号 or NFCカードで解錠できる オプション品。 +指紋認証の「キーパッドタッチ」もあり ※用途:玄関のドアの開け閉め、キーシェア | 4,980 |
![]() | SwitchBotシーリングライト | SwitchBotアプリで操作可能な シーリングライト。 スマートリモコンHub mini「内蔵型」も。 ※用途:照明操作 | 4,980〜 9,980 |
![]() | SwitchBotロボット掃除機 | SwitchBotアプリで制御できる ロボット掃除機。 自動ごみ収集タイプ(S1+)、 コンパクトタイプ(K10+)もある。 ※用途:掃除 | 39,800〜 69,799 |
他にも、ルンバに代表されるロボット掃除機もスマートホーム製品と言えますが、これはデバイスというより家電そのものなので、ここでは割愛します。
ケース別の導入構成例
各種製品について列挙していきましたが、ここではケース別に必要なものを想定して解説します。
家事効率化に活用したい
- スマートリモコン
- スマートライト
- ホームロボット
主要家電である、「エアコン・テレビ・照明」を音声操作対応させることで、すべてハンズフリー操作できるようになります。
それ以外にも、SwitchBotシリーズ(ロボット)を活用することで、外から風呂の浴室リモコンを操作したり、カーテンを開けたりといった地味に便利なことも可能です。


ここで家事効率化と言っているのは、家電をハンズフリー操作や一括操作できることにより、ちょっとした「移動の労力」や「瞬停(家事の手が一瞬止まる)」が無くなることで、家事に集中したり他のことと並走できるためです。
これら時間がチリツモで、一度スマートホーム化をするとかなり生活が楽になることを実感するので、ぜひ試していただきです!
見守り・ホームセキュリティで使いたい
- ネットワークカメラ
- スマートロック
- スマートプラグ
スマートホームは、ペットや高齢者の見守りや、ホームセキュリティにも応用できます。
ホームセキュリティや見守りサービスとなると、月額が高額なものが多いですが、スマートホーム製品は単品ごとが安価なので、これで実施するのが良いですね。
ネットワークカメラが最も使いやすく、これの設置でいつでもどこでもスマホからカメラ映像を見ることができ、不審者検知や動体検知の通知を受けることができます。

それ以外にも、スマートロックの「解錠・施錠履歴」を見守りやホームセキュリティに活用するのも良いです。

スマートプラグは、電力をモニタリングして見守りに活用するのにも使えます。
海外のスマートホーム(特に米国)では、このホームセキュリティ分野を中心に発展しており、スマートホームを導入すると、見守り・ホームセキュリティにも活用できます。
エンタメ空間を取り入れたい
- セットトップボックス
- スマートリモコン
- スマートライト
スマートホーム化をしていると、エンタメ視聴がしやすくなります。
例えば、スマートスピーカーに代表される「音楽再生」。
Amazon Echoシリーズは特に発達していて、単にハンズフリー操作できるだけでなく、「マルチルームミュージック(家中で音楽再生)」や「ホームシアター」を利用することができ、エンタメのある生活を楽しめます。

また、セットトップボックスを1台買ってテレビに取り付けるだけで、様々な動画配信サービスを視聴できるのもメリット。
それ以外にもスマートライトでは、IoT技術を集結させプロジェクターとスピーカーとシーリングライトが一体型となった「popIn Aladdin」という面白い製品もあります。

日本では、特にここ最近の「おうち時間」が増えている現状もあってか、このエンタメ視聴に関連したスマートホーム製品が特に売れている印象です。
インテリアにも活用したい
- スマートライト
- スマートディスプレイ
最近は、おしゃれなスマート製品がどんどん出てきていて、インテリアにも活用できます。
この軸でおすすめなのは、「スマートライト」と「スマートディスプレイ」。
自宅では、「Nanoleaf Elements」「Atmoph Window 2」「Echo Show 15」を飾っていますが、かなりオシャレな空間にできました。この3製品はおすすめです。


という感じで、自宅にちょっと先進的な、インテリアのアクセントにも使える製品も多く出ていますので、ご興味があればぜひ試してみてください!
さらに拡張するためには?
ここまでは、スマートホーム化を始めるのにおすすめの商品を紹介してきましたが、利用していくにつれて、買い集めるとさらに快適な生活を送れます。
スマート家電の導入・サービスの活用
これまでは、今ある家電を「デバイス」を使って動かそうという趣旨で説明してきましたが、最近はIoTに標準対応する家電も多くなってきました。
例として、エアコンは完全自動運転を実現することができます。



このような家電は、最初からそれら機能が組み込まれていることにより、デバイスとの連携設定が不要だったり、デバイスでは実現できなかった細かい操作・家電そのものの管理も可能としています。
例えば、ソニーのマルチファンクションライト2は、パット見は普通のシーリングライトながら、スピーカーや温湿度モニタリング、家電コントロール機能を備えており、これ一台でスマートホームでできる大半のことを実現可能です。

この類だと、他にも「SwitchBotシーリングライトプロ」という製品もあります。
そのため、家電の買い替え時期や引っ越しして新しく家電を買い集めるなどには、スマート家電の導入もおすすめです。

Kou
私も徐々に入れ替えてきています!以下の記事をご参考ください。
また、MANOMAというスマートホームをまるっと導入できるサービスもあるので、こちらも合わせてどうぞ。
適切なネットワークの構築(通信費の節約方法も)
スマートホーム化が進むにつれ、インターネットに接続するデバイスや家電が多くなっていきます。
そうすると、通信の安定性や同時接続台数の問題で、ルーターもそれに合わせたものを選ぶと良いです。
特にメッシュWi-Fiルーターは、スマートホーム向けに最適で、アクセスポイントを家の各所に置くことで、広いご自宅・同時多数接続の状況でも、通信を安定化することができ、特におすすめです。

TP-LinkのDecoシリーズは、メッシュWi-Fiルーターにしては、そこそこ安価でラインナップも豊富なのでおすすめです。
詳細は以下の記事で解説していますので、ご参考まで!
また、スマートホーム化は、安定的なインターネット通信が求められるのと、音楽・映像サービスとも連携するため、基本的には光回線がおすすめです。
しかし、「大きな通信量(ギガ)」「通信速度」をそこまで多く必要としないため、モバイル回線(格安SIM)を自宅の固定回線として代用するという手もあります。
ahamo登場以降、各社新料金プランで「〜20GBまでの低容量SIM」が大幅に安くなっており、これを自宅のWi-Fiとして転用することで、光回線を引くことなく通信費を大幅削減できます。
特に一人暮らしで部屋もそこまで大きくなく、光回線を引くのが面倒な方におすすめ。以下の記事で詳細を解説しましたので、ご参考ください。
参考:我が家もご覧ください【実例】
さて、今回はスマートホーム化する上で必要なもの、おすすめの製品や選び方について解説してきました。
上記は、スマートスピーカーが日本で発売された2017年から、個人的に買い続けた中で買ってよかったと思えるものを中心に選抜しています。
さらに、以下の記事で、勝手ながら我が家のスマートホームを公開(笑)しましたので、興味のある方は以下の記事をご参考ください!

Kou
実際に動いているシーンも動画でまとめましたので、今回おすすめ製品の組み合わせ実例として、よかったらどうぞ!
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