スマートウォッチは、過去数年間様々な購入しては色々試してきましたが、一番重要だと感じるのは「決済機能」。
決済といっても多くのサービスがありますが、日本において特に必須なのは、やはり「Suica」ではないでしょうか。
Suicaに対応しているだけで、コンビニでの買い物だけでなく、電車やバスなど交通機関でも利用できるので、便利なんですよね〜
しかもモバイル決済の中では日本一とも言えるほど、多くの店舗で対応しています。
私は、スマートウォッチでは特にこの「Suica対応」に注目して沢山買ってきましたので、Suica対応のスマートウオッチをまとめます!

Kou
Suicaがあるというだけで、一気にスマートウォッチが生活の必需品となります!各社製品をチェックしていきましょう。
もくじ
Suica対応スマートウォッチのラインナップ
Suicaに対応しているスマートウォッチを以下に掲載します。
スマートウォッチ界ではメジャー製品が多く、それらの特徴を以下にまとめました。
Apple Watch【特におすすめ!】
まずは定番。Apple Watchです。
Apple WatchはSeries 2からSuicaに対応し、対応した当時は大きな注目を集めました。
Apple WatchのSuicaは、Apple PayへSuicaカードを登録することで、利用することができます。
日本では、一番最初にSuicaに対応しており、かつSuica対応という意味ではしばらく独占的な状態が続いたので、他社と比較して今でも優位な立場にあります。その特徴は以下のとおりです。
- Suica定期券が利用できる
- 特急券やグリーン券も購入できる
- SuicaだけでなくPASMOも利用できる
- オートチャージを利用できる(Viewカードが必要)
特に定期に対応しているのが大きいですね!

上記の点は、他社で網羅されていないことが多く、かつ定期券など必携な機能ばかりです。
使用してきた中で、唯一の欠点と言えるのは、Apple Watchの電池持ちが悪い(1日強しか持たず、充電忘れたらSuicaが使えなくなる)ということくらい。
Apple Watchは高額な印象もありますが、最近ではSuicaに対応するApple Watch Series 3が2万円を切る価格で発売されていたりと、そこそこな値段で買えるようにもなっています。
ということで、「Suicaに対応する」という観点で第一に検討すべき製品は、Apple Watchです。
wena 3
スマートウォッチの中でも、「アナログ時計」に取り付けて利用できるものがあります。
それがソニーが発売する「wena 3」というスマートウォッチ。
スマートウォッチの機能をバンド部分に集約した画期的な製品で、Felicaチップが搭載されており、Suica決済が可能です。

バッテリーも平日5日間は持ち、アナログ時計にも取り付けられるということで、ビジネスマンに合いそうな製品。(私もメインで利用しています)
wena 3のSuicaは、Google Payからチャージすることで利用できます。


バッテリーも長持ちなので、日常使いでは良いです。
一方で、欠点としてはSuica定期券や特急券の購入・グリーン券・オートチャージ設定には対応していないこと。
ですが、アナログ時計でも利用できて、かつSuicaが使えるという意味では貴重なスマートウォッチです。
Pixel Watch
2022年10月のGoogle新製品リリースで、同社初の純正スマートウォッチである、「Pixel Watch」が発表されました。
待望のスマートウォッチとも言える製品で、GoogleのWear OSを搭載しており、一般的なスマートウォッチの機能に加え、Googleアシスタントなどの音声アシスタントを利用できるのが特徴です。
そして、このPixel Watch、なんとSuicaにも対応してきました!


実際に利用してみましたが、改札もスムーズに通ることができます。

ただし、定期券・Suicaグリーン券などには非対応です。ここがApple Watchとの違いで、今後対応することに期待したいところ。
Googleは2021年にFitbitを買収しており、その強み・技術を組み合わせて作られていることから、健康管理機能周りも柔軟に可能。
実際に使ってみましたが、カロリー計測や睡眠計測まで細かく管理・分析ができます。


Suica以外にも、Google Mapsのナビなど、Googleのサービスが使いやすいのが良いですね。

本体デザインもカッコよく、Apple Watchと同じく4G LTEにも対応しており、単独で通信も可能。

Apple Watchと比べると、まだ機能(アプリ)で劣る部分もありますが、Androidスマホを利用している方にはおすすめの製品です。
Fitbit Charge 5
アクティビティトラッカーとしておなじみ、Fitbitの最新作「Fitbit Charge 5」も、Suica対応となっています。
これも、Suicaに対応しておりタッチ決済を可能とします。


Suica対応のスマートウォッチとしては、最安(1.7万円)クラスなので、安く購入したい方はこれをチョイスするのが良いです。
実際に利用しましたが、アクティビティトラッカーとしての機能は折り紙付きで、バッテリー持ちも良いので、運動不足のチェックから睡眠計測まで、24時間つけていられます。

しかも、バンドタイプであることからコンパクトで軽く、装着感が他のに比べて少ないため、日常に馴染むという意味ではこれがベスト。
これもSuica定期券やグリーン券の購入、オートチャージはできませんが、おすすめのスマートウォッチの一つです。
Garmin
Garminのスマートウォッチは、非常にラインナップが豊富で、主にスポーツ利用で活躍するものが多いですが、実はSuicaにも対応しており、Garmin Payでの決済も可能です。
ラインナップも豊富で、現時点で以下のモデルがSuicaに対応しています。
製品名(リンクはAmazon) | 特徴 |
---|---|
FĒNIX 6/6S/6X | Garminウォッチの全てを盛り込んだフラッグシップモデル |
FĒNIX 6/6S/6X PRO DUAL POWER | ソーラー充電機能搭載のハイエンドモデル |
QUATIX 6X DUAL POWER | ソーラー充電機能搭載のハイエンドモデル |
QUATIX 6 SAPPHIRE | 航海機能と耐スクラッチ性のハイエンドモデル |
FOREATHLETE 745 | GPSランニングウォッチ |
VÍVOACTIVE 4/4S | GPS 内蔵マルチスポーツウォッチ |
VENU | 高画質タッチ式スマートウォッチ |
VENU SQ | エントリーフィットネスGPS ウォッチ |
LEGACY HERO/SAGA | マーベル/スター・ウォーズ シリーズデザイン |
VÍVOMOVE STYLE/LUXE/3 | ハイブリッドスマートウォッチ |
APPROACH S62 | GPS 内蔵ゴルフ用スマートウォッチ |
DESCENT MK2/MK2I | GPS付き高機能ダイビングウォッチ |
特にゴルフやマリンスポーツ専用のスマートウォッチもあるのが良いですね。車で行く場合でも、道中のコンビニやで決済もできるのでかなり便利そう。
これも定期券やグリーン券には対応していませんが、Garminはラインナップも豊富でスマートウォッチとしての評判もよく、おすすめできます。
ウエアラブル端末のSuica対応の動向に注目!
スマートウォッチは海外製のものが多く、かつSuicaは日本にローカライズされたサービスです。
そのため、まだラインナップとしては少ないものの、徐々に対応してきている製品が増えてきました。
スマートウォッチは、Suicaがないと普及しない!という穿った視点で数年動向をチェックしてきた私としては、最近徐々にこれに対応する製品が出てきて、とても嬉しく思っています。
2019年まではApple Watchで独占的に利用できましたが、2020年以降、上記のように急激に多くの製品がSuica対応してきました。
というのも、かつて2015年には「かざす2.0」として、Felica Networksがカード型・リング型など、様々な実験的製品を展示しており、それらは2020年の導入がターニングポイントとなっていました。

これらと直接相関するかは不明ですが、まさに2020年以降多くのウエアラブル製品がSuica(≒Felica)に対応してきていますね。
さらに最近では、EVERINGに代表される「スマートリング」などといったものも徐々に日本で話題となってきています。(Suicaには対応していません。)
そのため、今後この観点(Felica搭載)での注目度は上がってくるのではないかと考えます。
スマートウォッチに限らず多くのウエアラブル端末がSuica対応することに期待しましょう!
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