皿洗いって、ほんと面倒。。。やりたくない家事の一つです。
食洗機を導入するにしても、ビルトインだと工事は必要だし、卓上タイプは大型のものが多いのも難点。
そんな中、一人暮らし向けの超コンパクトな食洗機、パナソニックのSOLOTAが新発売!
僕は一人暮らしでは無いのですが、実は事務所的に使っている賃貸があり、そこで料理したり飲み物や軽食などで食器を使うことも多いです。
そこのキッチンが狭いので、このSOLOTAを導入してみました!
この製品の特徴は、以下の通り。
- 業界最小設計の食器洗い乾燥機
- 朝食の大皿も、夕食の食器も、まとめて6点までセット可能
- 洗うと同時に除菌まで可能
- お手入れ簡単で買ってすぐに使える
- 月額1,290円のサブスクサービスもあり
洗浄能力が実際にどうなのかが気になりましたが、実際に1ヶ月間使ってみて、その小さいサイズ感の割に、しっかりとした洗浄力で驚きました!
今回は、パナソニックのSOLOTAについてレビューしていきます。

Kou
カレー、納豆、ミートソース、魚料理などなど…ちゃんと洗浄されました!小さいけれども頑張り屋^^
もくじ
本体外観
まずは、外観についてチェックしていきます。

SOLOTAは、本体が淡いグレーとホワイトで、デザインが落ち着いた印象を受けます。
かつ綺麗に型取られた、スタイリッシュなデザインなのも洗練されていて良いですね。
背面は、以下のような構造となっています。排水ホースやコンセント類が付いています。

続いて本体上部。排気口となっています。
上部はフラットな構造となっていますが、運転中にはここから蒸気が出ます。
そのため、上に物を置くのはNGで、説明書には設置面から高さ49cmほどのスペースが必要との記載がありました。
なので、食器棚などで低いスペースだと置けないことに注意です。

僕はちょっとした流し台に置くことを想定して買いましたが、この流し台、実はスペースがかなり小さくて、普通の食洗機だとスペースが厳しいです。
その点、SOLOTAは、コンパクトで他に食器やまな板を置くほどのスペースがあります。
これが最大のメリット。1Kの狭いキッチンに置くには最適です。

ここで、これまでメインの自宅で使ってきたsirocaの食洗機を比較用として撮影します。
sirocaの食洗機は2〜4名用のタイプのものを使っていて、大型。

その点、SOLOTAはその3分の1の大きさで、相当コンパクト。持ち運んだり、キッチン内で軽く移動することもできます。



蓋を開けると、中身は以下のような構造となっています。


かごを外すと、中には水流をローテーションするノズルと残さいフィルターがついています。
食器洗い機用の洗剤も、ここに投入する感じです。

付属品としては、本体以外にも試供品の食洗機用洗剤が同梱されています。

では早速使ってみましょう。
SOLOTAで洗ってみた
SOLOTAを実際に使ってみましたので、レビューしていきます。

まずは、食器洗い機用の洗剤を下部の洗剤入れの中に入れて置きます。

食器を入れていきます。

最初気づかなかったのですが、大きい皿の場合は、奥に横向きに入れることも可能です。
茶碗は重ならないように注意して置きます。

箸を入れるスペースや、コップを置くスペースもあります。


一通り食器を置いたら、本体下部にある水タンクに注水し、セットします。



セットしたら、ボタンを押して運転してみます。

実際の動作は、動画を確認いただければと思いますが、水流の熱によって汚れが徐々に落ちていきます。この日は焼きそばを作って食べましたが、ソースがしっかりと落ちていました。
騒音は40dB〜50dBといったところ。コンパクトな割に音がするなと感じましたが、一般的な食洗機と同等レベルです。
洗浄には大体1時間ほどかかり、その後乾燥に移ります。

乾燥中は食器がかなり熱くなります。そのため、乾燥が終わった後も、食器を中に放置して、約30分ほど経ったら取り出しましょう。
洗浄後の食器を取り出してみます。






SOLOTAの良い点
SOLOTAを1ヶ月程度使ってみて、よかった点をまとめていきます。
超コンパクト、空いたスペースに食器が置ける!
この製品を一目見てわかりますが、何よりもこれ。空いたスペースに食器が置けます!

キッチン周りがごちゃごちゃしていて、スペースが取れない人でも何とかなる大きさ。
ただ、SOLOTAは、水タンクを引き出す形になるので、手前側に物を置き過ぎると、それが取り出しづらくなるので、その点は注意です。
もちろんビルトインを導入できれば最高なのですが、工事は必要だし、お金はかなりかかるし、賃貸じゃ実質無理だしでハードルは高い。。。
卓上も置くスペースもないけど、食洗機は導入したい。そんな方にはまさにおすすめですよ!
納豆やソースなど頑固な汚れもしっかり洗浄!
いろいろ試してみましたが、納豆やソースなどでベタベタになったお皿やフォークでもしっかり洗浄してくれます。
以下のような料理茶碗は問題なく洗浄してくれました。
- 納豆でベタベタになったご飯茶碗
- ソースでベタベタになった焼きそばの皿
- 1日放置した鮭を置いた皿
- ご飯粒がついた状態で半日放置したご飯茶碗
- コーヒー飲んで1日放置したコーヒーカップ
- ナポリタンのソースでカピカピになった皿
- カレーがべっとりついた皿
全部ピカピカになりました!





小さかったため正直不安に感じていましたが、思っていたよりもパワフルな洗浄で、様々な食事で利用できると思います。
除菌・乾燥もしっかりしている
実際に使ってみると、洗浄〜乾燥まで2時間強かかり、結構時間がかかると感じましたが、その分洗い上がりもきちんとしているため、満足しています。



納豆や魚の嫌なニオイもしっかり取れていて、除菌もできていると感じました。
このような点から、普通の手洗いよりもきれいにしてくれているなという印象で、わざわざ水切り棚に置かずともSOLOTAで乾燥まででき、皿を清潔に保てます。
洗うという行為自体をなくせる
SOLOTAを買う前に思っていたのが、これぐらいの量であれば、皿洗いをした方が早いのではないかということ。
ただ皿洗いは疲れるし、溜め込みがちなので何とかしたいと思って購入。
実際に利用してみると、少量でも洗うという行為自体をなくせるのが何より楽です。

皿洗いは、汚い汚れだとゴシゴシする必要があったり、手荒れしたり、寒い日に冷たい水に触れたくないなど、いろいろ嫌な点があります。
毎日のように手洗いしている人から考えると、怒られるかもしれませんが…笑、めんどいものはめんどい。
その点、SOLOTAを使えば手を濡らしたりする必要もなく、置くだけなのがほんと楽です!
ランニングコストがかかりにくい(電気代・水道代)
SOLOTAは、洗浄から乾燥までの1回あたりのランニングコストは、電気代+水道代+洗剤代合わせて、約9.4円とのこと。
特に乾燥が気になる点ですが、温風ではなく送風であるため、時間はかかりますが、その分電気代が抑えられたものとなっています。
このため、1日3食で1日あたり28円。1ヶ月利用しても846円程度で済みます。
もちろん、洗える量となるとそこまでではありませんが、ランニングコストが低いという点も、SOLOTAの良さです。
デザインが良くて愛着が湧く
パナソニックのSOLOTAは、キューブ型のコンパクトな形状で、ホワイトとグレーの淡いデザインが落ち着いていて良いです。

加えて、蓋の部分が透明になっており、洗浄中の様子を確認することができます。
小さくてもしっかり洗ってくれるので、何か頑張っている感がありますねw

そのため、インテリア的にも良く愛着のわく製品で、何となく繰り返し使いたくなる家電です。
結果的に、ちゃんと皿洗いすることが習慣付きます。
そういう意味でも、SOLOTAを使うことで、皿洗いをするという行為自体が楽しくなる家電です。
SOLOTAの微妙な点
続いて、SOLOTAを使ってみて感じた、デメリットを掲載していきます。
基本的に手で洗った方が早い
SOLOTAは、洗浄するだけで1時間強、乾燥まで含めると、2時間30分ほどかかります。
加えて、SOLOTAは、水タンク式の食洗機。洗う前に注水する作業も必要です。

SOLOTAは、1回につき、最大6個分ほどの食器しか洗えないため、普通に手洗いする方が時間的には早いです。

その分、SOLOTAは置いておくだけで良いという楽さはありますが、手洗いを苦にしない方に、導入するメリットは感じられないだろうな、と思いました。
調理器具で入らないものがある
SOLOTAは、コンパクトな製品のため、中は幅25cm程度しかなく、調理器具で入らないものもあります。
特に、まな板が入らないのはちょっと痛いです。

また、当然フライパンも入らず、おたまや包丁も入らなかったです。
このような長い食器を洗う際は、手で洗うことになります。




これは、SOLOTAの仕様上の最大の欠点ではありますが、少なくとも食べた跡がベッタリとついたお椀や皿、コップは洗浄することができるので、その手間が省けるのは良い点ですね。
おわりに
SOLOTAを導入して何よりよかったのは、「置くだけ」「洗うって行為自体を省ける」という点です。
SOLOTAが洗っている姿を見るのも、なんかアクアリウムっぽい(?)感じでどことなく愛着湧くw
こういう心理的なハードルを下げてくれるのがSOLOTAの良さだと思いました。
こういうのもだらしないのですが、おかげさまで食べたらサッサと洗うっていうのが習慣づいて、買ってよかったです。
先述しましたが、この製品のコンセプト通り、まさに一人暮らし向けの食洗機。
そうでなくとも、僕みたいにスポット的に利用するのも良い感じでした。
ビルトインは無理だし卓上も置くスペースもないけど、食洗機は導入したい。そんな方にはまさにおすすめです!
SOLOTA(ソロタ) レビュー
パナソニックの食洗機:SOLOTAは、幅31cm、奥行き21cmで難なく持ち運びできるほどの超コンパクトな食洗機。そのため、1Kなど一人暮らし用の狭いキッチンでも難なく利用できる。水タンク式で工事も不要のため、導入もお手軽。普通に手洗いする方が早いと感じる部分もあったが、ゴシゴシせずに置くだけというのが何とも楽。淡いデザインも良く、洗浄されている様子も見られて使ってて楽しい、愛着の湧く家電。
メリット
デメリット