スマートホーム化といえば、SwitchBot。
スマートホーム製品を多数レビューしている私ですが、もうそのように断言しても良いかなと思えるほど、今一番勢いのある企業です。
他には類を見ない製品ラインナップを揃えており、それぞれの単価が安いだけでなく、それらを組み合わせてそれぞれのご自宅にあったスマートホーム化ができます。
今回は、SwitchBotのスマート照明:「SwitchBot スマート電球」をレビューしていきます。
この製品の特徴は、以下の通りです。
- 利用シーンに合わせて調光・調色が可能
- Bluetooth(近接地)・Wi-Fi(遠隔地)によるスマホからのリモート操作が可能
- スマートスピーカーから操作可能(Amazon Alexa,Google Nest,Apple Siri,LINE Clova対応)
- シーン機能を利用したスケジュール操作、他のSwitchBot製品と組み合わせた操作
見た目は普通の電球ですが、スマートホーム系の機能が豊富で色んな操作が可能です!
今回は、SwitchBot スマート電球について、レビューをしていきます!
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もくじ
SwitchBot スマート電球の外観と初期設定
早速SwitchBot スマート電球を開封していきます。

見た目は普通の電球という感じ。
サイズも測ってみました。ダウンライトや照明機材に入るかどうかをチェックしてみてください。

サイズ
項目 | サイズ |
---|---|
電球の最大径 | 59.8mm |
電球の長さ | 115.7mm |
このSwitchBot スマート電球は、スマート機能を使わなくても、普通に電球として利用することが可能です。

これだけでも照明として機能しますが、この製品の醍醐味はやはりスマート操作。ということで、スマホアプリから設定していきます。


案内にもありますが、照明器具のスイッチをオフにしてから取り付けしてください。
次に、Wi-Fi設定を実施します。SwitchBotスマート電球は、クラウド(インターネット)経由で遠隔操作をするため、自宅のWi-Fiへの登録が必要です。


最後に、名称とルームをつけます。
特に名称については、スマートスピーカーからの音声操作をする際の機器名となりますので、しっかりとつけておきましょう。


これで初期設定が完了!Wi-Fi登録が少し面倒かもしれませんが、スマホから簡単に登録が可能です。
ちなみに、トラブった際のリセット方法が少しわかりにくいので、以下の公式サイトの動画をご参考ください。(2秒間隔でオンオフを繰り返す)
SwitchBot スマート電球を利用した感想
初期設定も終えたところで、SwitchBot スマート電球を早速使ってみました。
機能解説とともに、利用した感想を述べていきます。
スマホからの操作はフルカラーにも対応
SwitchBot スマート電球は、スマホからの操作に対応しています。
これが便利なのは、自宅のどこからでも、外出先にいても操作することが可能なことです。
そのため、照明の消し忘れをしたとしても、外出先から消せますし、帰宅時には逆に暗い雰囲気を紛らわすために事前につけておく、というような使い方ができます。

Kou
どこからでも消せるので、急いでいるときは照明をつけっぱで家を出て、後から消すなんてことをよくやっています!(ものぐさ…w)
スマホアプリのそれぞれの機能について、解説していきます。
調光機能




調色機能






それ以外にも、「動態効果」と呼ばれるカラーのループ機能や、音楽に合わせて連動する機能というものもあります。
動態効果


ループするスピードも変更可能です。
ミュージック


感度の設定も可能です。
ミュージックは、音楽と連動して照明が点滅したり、カラーが変わったりする画期的な機能です。
これはスマホのマイクの音を拾ってデシベル(dB)の上がるボーカルやビート音に呼応します。
Philips HueのSpotify連携やソニーの電球スピーカーと比べると、実際の音楽と比べて若干遅延がある印象ですが、これでもパーティぽい雰囲気を味わえます。
と、色んな機能がありますが、実際には普通にスマホから電源オンオフや調光ができるだけでも便利で、使い勝手が良いです。

Kou
布団の中でゴロゴロしながら照明消せる(照明スイッチのある場所に行かなくて良い)のが最高!笑
音声アシスタントのハンズフリー操作が一番便利
SwitchBot スマート電球は、以下の音声アシスタントから操作ができます。
- Amazon Alexa(Amazon Echo等)
- Googleアシスタント(Google Nest等)
- Apple Siri(HomePod,iPhone,Apple Watch)
- LINE Clova(Clova Desk)
他にも、IFTTTに対応していたりと外部連携サービスが豊富です。
これが何より一番便利で、何も持たなくても独り言を言うだけで照明操作ができるのが良いですね。
家事をしながらでも
一例として、Amazon Alexaでは、以下のような操作に対応しています。
- 照明のオンオフ
- 照明の明るさ変更
- 照明のカラー変更
- シーン機能の起動(一括操作)
- 定型アクションなどを絡めた一括操作
この音声アシスタントの照明操作は、単体でも便利なのですが、他の家電と一括でオフできるのも便利ですね。
後述するシーン機能も、音声アシスタントから話しかけて起動できますし、アレクサで言うところの「定型アクション」機能を用いて、アレクサ機能や他社製品も合わせて操作できるのも便利です。


ということで、単に音声操作するだけでなく、音声アシスタントの機能を借りた一括操作・自動操作に組み込めることもスマート電球の醍醐味です。
次の章で、その一括操作・自動操作について詳しく解説します。
自動操作・一括操作もできる
SwitchBotスマート電球は、アプリの機能を利用して、電球以外の家電も一括操作することができます。
自動操作で一番実用的でイメージしやすいのは、スケジュール機能。

それ以外にも特に便利なのはシーン機能。
これを使えば、SwitchBotの他のラインナップと組み合わせて、操作することが可能です。
ここでは、起きた時に「エアコンとサーキュレーターと電球」を1プッシュでつける、といった仕組みづくりをしてみます。



オンオフトグルや点灯した際の状態、など細かく指定可能
このシーン機能は、スマートスピーカーに話しかけて操作することも可能なのが便利です。
SwitchBotには多数の製品があるので、これで自分の生活に合ったオリジナルの仕組みを作ってみてください!
SwitchBotシリーズ
商品画像 | 商品名(リンクはAmazonサイト) | 製品概要 | 販売価格(単位:円) |
---|---|---|---|
![]() | SwitchBotハブ2 | Switch BotシリーズをWi-Fi対応させるための ネットワークハブ。 スマートリモコンとしても利用でき、 赤外線リモコンで操作する家電を操作可能 廉価版のSwitchBot Hub miniもあり。 ※適用例:エアコン/テレビ/ シーリングライトの遠隔操作 | 8,980 |
![]() | SwitchBot | 指の代わりに物理スイッチのボタンを押してくれるロボット ※適用例:照明スイッチ/浴室リモコン/ 床暖房の遠隔操作 | 3,851 |
![]() | SwitchBot 温湿度計 | スマホのSwitch Botアプリで温湿度が 確認・自動操作できる温湿度計 ※用途:空調制御/見守り | 1,980 |
![]() | SwitchBot カーテン | カーテンの開閉をスマホやスマートスピーカー から操縦できるロボット。 ブラインドもあり。 ※用途:目覚まし/防犯 | 10,022 |
![]() | SwitchBotボタン | Switch Botシリーズをボタンで操作できる IoTボタン ※用途:ボタン1プッシュで一括開閉 | 1,980 |
![]() | SwitchBot スマートプラグ | SwitchBotアプリで操作できるWi-Fi対応 スマートプラグ。 家電の主電源をオンオフ可能 ※用途:間接照明/サーキュレーターの オンオフ | 1,980 |
![]() | SwitchBot スマート加湿器 | SwitchBotシリーズで利用できる 超音波加湿機 ※用途:加湿 | 5,578 |
![]() | SwitchBot防犯カメラ | SwitchBotアプリで映像視聴可能な 防犯・見守りカメラ ※用途:ペットカメラ、防犯カメラ、 ベビーモニター | 2,980 |
![]() | SwitchBot防犯カメラ(首振り) | SwitchBotで映像視聴可能な 防犯・見守りカメラの首振り対応版 ※用途:ペットカメラ、防犯カメラ、 ベビーモニター | 4,480 |
![]() | SwitchBot人感センサー | SwitchBotシリーズで利用可能で 仕組みづくりに役立つ人感センサー ※用途:人感照明等 | 2,480 |
![]() | SwitchBot開閉センサー | SwitchBotシリーズで利用可能で 仕組みづくりに役立つ開閉センサー ※用途:家電自動操作、戸締まり確認 | 2,481 |
![]() | SwitchBot NFCタグ | NFCタグ。 タッチをトリガーにSwitchBot製品の 操作が可能 ※用途:家電操作 | 980 |
![]() | SwitchBot スマート電球 | SwitchBotアプリで操作可能な スマート電球 ※用途:照明操作 | 1,899 |
![]() | SwitchBot テープライト | SwitchBotアプリで操作可能な テープライト ※用途:照明操作 | 2,480 |
![]() | SwitchBot スマートロック | スマホ等で鍵の開け閉めができる スマートロック ※用途:玄関のドアの開け閉め、戸締まり確認 | 9,980 |
![]() | SwitchBotキーパッド | SwitchBotスマートロックを暗証番号 or NFCカードで解錠できる オプション品。 +指紋認証の「キーパッドタッチ」もあり ※用途:玄関のドアの開け閉め、キーシェア | 4,980 |
![]() | SwitchBotシーリングライト | SwitchBotアプリで操作可能な シーリングライト。 スマートリモコンHub mini「内蔵型」も。 ※用途:照明操作 | 4,980〜 9,980 |
![]() | SwitchBotロボット掃除機 | SwitchBotアプリで制御できる ロボット掃除機。 自動ごみ収集タイプ(S1+)、 コンパクトタイプ(K10+)もある。 ※用途:掃除 | 39,800〜 69,799 |
この活用法については、自分も色々取り組んでいるので、以下の記事でその詳細を解説しています。合わせてご参考まで。
他のスマートライトと比較したデメリット

私は、これまで色んなスマートライトを使ってきましたので、それらとの比較をして感じたデメリットも掲載します。
まず、スマホからの操作の場合、レスポンスがやや遅めです。
消灯(オフ)する場合はすぐに消えますが、点灯する場合に少し時間がかかります。
基本的には1〜2秒程度で操作されるのですが、遅い時(特にクラウド経由)だとスマホで操作してから4〜5秒程度かかる時もあったりします。
これは、同一ネットワーク環境の場合、Philips Hueなどではもっと速く操作されるので、少し遅いなと感じました。
また、主電源から投入しても、点灯するまでに0.8秒ほどかかり、一般的な電球よりもワンテンポ遅く感じます。
また、個人の好みかもしれませんが、細かい点としては、Philips Hueの場合「フワッと」点灯するのですが、SwitchBotの場合は「パッと」点滅するようにつくので、雰囲気づくりに少し物足りない点もあります。
ということもありますが、SwitchBot電球はフルカラータイプにも関わらず、価格がかなり安いこともあるので、このへんは妥協点かなと思います。
レビューまとめ
SwitchBot電球は、価格も安くフルカラー対応とコスパの良いスマート電球です。
何より、SwitchBotシリーズを組み合わせてスマートホーム化できるのが大きい。
他のスマート電球と比べると、若干電球自体の性能に劣るように感じた面もありますが、電球として普通に使えますので、問題ないかと思います。
最後に、この製品のメリットとデメリットをまとめます。
- レスポンスが少し悪い
- ラインナップはE26口径のみ
- 単価が安いにも関わらずフルカラーに対応
- スケジュール操作が便利
- 音声アシスタントでハンズフリー操作が可能
- SwitchBotシリーズと組み合わせて色々な操作が可能
以上です!
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