TP-Link Tapo C310 レビュー|アレクサにも対応で格安の屋外カメラ!

TP-Linkは、Wi-Fiルーターで世界トップシェアを誇る企業ですが、実は「Tapoブランド」でスマートホーム製品を多く発売しています。

そんな中で、今回新たに屋外向けのネットワークカメラとして、「Tapo C310」が発売されました。

この製品には、以下の特徴があります。

特徴
  • IP66の全天候型防水防塵
  • 300万画素の高解像とナイトビジョン対応(暗視でも最長30m先まで捕捉)
  • 動作検知・通知・アラート機能あり
  • 双方向通話が可能
  • 最大128GBのmicroSDカードで保存可能
  • GoogleアシスタントとAmazon Alexaに対応

私は、スマートホーム製品好きで、このようなネットワークカメラは7製品ほど持っています。

その中で、この製品の驚くべきところは、屋外タイプでIP66の防塵・防滴性能を持ちながら、価格が「¥5,940(税込)」と信じられないほど安いことです。

Kou

Kou

屋外タイプのネットワークカメラは高額なものばかりだったので、これはかなり良い選択肢!

では、実際の機能性はどうなのか?というところをレビューしていきたいと思います。

この製品は、メーカー様より製品を提供いただき、記事執筆を行っています。

TP-Link Tapo C310 外観と初期設定

最初に、TP-Link Tapo C310のスペックについて整理します。

項目スペック
タイプ屋外向け(壁取り付け)、AC電源
防水IP66(全天候型)
Wi-Fi2.4GHz(802.11b/g/n)、有線LAN
通知動作検知、
プッシュ通知
映像性能15fps、300万画素(H.264)、暗視対応
・イメージセンサー:1/2.7“
・レンズ:F/NO:2.2;焦点距離:3.89mm
・ナイトビジョン:850 nm IR LED:最大30m
動作環境温度-20°C~45°C (-4°F~113°F)
スピーカー・マイク双方向通話(マイクおよびスピーカー内蔵)
音声アシスタントAmazon Alexa,Google Assistant対応
ストレージmicroSDカード(最大128GB)
Tapo C310スペック

同梱品は以下の通り。

▲こちらが、同梱品です。壁取り付け用のキットも用意されています。

ネジや浸水を防止するためのキットも同梱されており盛りだくさんです。

以下で製品の外観を見ていきましょう。

▲電源ケーブルが本体に予め取り付けられており、有線で電源を引き込むタイプです。

本体はそこそこ大きいですが、監視カメラと考えるとコンパクトになっています。

▲イーサネットコネクターも一体となっており、無線・有線どちらでもネット接続可能です。
▲木ネジで壁に打ち込んで取り付けします。
▲取り付けの際はマーカーもあるので、これを目安に打ち込みましょう。

今回の記事では、検証向けとして両面テープと台座をテープで貼り付けています。ただし、カメラ部分が先端に重心があることや、天候により剥がれ落ちるため、おすすめできません。基本的には壁に打ち込んでの利用を推奨します。

注意点としては、この製品はワイヤレスタイプでなく、壁に穴を開けて取り付けることが前提となっています。

そのため、購入前に屋外への電源の引き込みや、壁に穴を開けることが可能かをチェックしておきましょう。

▲電源の引き込みをして取り付け完了。

本体の電源を投入したら、スマホアプリ「TP-Link Tapo」で初期設定を行います。

次にデバイスの名前や場所を設定しますが、ここでの「名前」は、音声アシスタントでコントロールをする際の呼びかけ名称ともなります。

そのため、この部分は自分が呼びやすい名前を入力しておくと良いです。

これで、Tapo C310のセットアップが完了。簡単ですね!

Tapoシリーズはその他にも、スマート電球やスマートプラグを発売しているので、スマートホーム関連の設定・管理をこのアプリに集約できるのが良いです。

▲Tapo C310が「屋外カメラ」として登録されています。

アプリも使いやすく、初期設定も簡単でした。

さて、取り付けが完了したところで、早速製品を使っていきます!

早速、映像をチェックしてみた

実際にアプリを使って映像を確認してみます。

TP-Linkは、Tapoというスマートホームのブランドがあるので、使いやすいスマホアプリを使って簡単に映像視聴や管理できるのがメリット。

▲このようなUIになっています。

画面については、0.3秒程度の遅延がありますが、ネットワークカメラに求める性能としては、あまり問題ありません。

同様に、画素数も300万画素程度ですが、映像視聴は特に問題ありませんでした。

暗視にも対応していて、暗闇でもしっかりと映ります。

▲実際の映像。遠くの車の移動なども滑らかに確認できました。

スマホアプリでは、様々な設定や操作が可能です。

通話機能も有しています。

防犯上重要な、動作検知や音声検知にも対応しており、自動サイレンシステムにより、ライトと音で不審者に警告を出すことも可能。

スマホへの通知も即座にされ、防犯カメラのようにも使えます。

映像を止めたい場合でも、プライバシーモードがあるので、安心です。

▲撮影を止めることもアプリ上で可能。

設定項目も豊富で、画質設定やLED点灯をすることが可能です。

▲設定項目

もちろん、録画も可能。保存には、microSDカードを利用できますが、スマホの写真アプリにもダウンロードできるので、iPhoneであれば映像をそのままiCloudに保存できます。

▲モザイクしていますが、実際には映像を一覧でき、撮影した映像を保存できます。

これだけ安いのに、中々多機能ですね。ネットワークカメラとして必要十分です。

音声アシスタントからの操作も可能

この製品の良いところは、スマートホームのラインナップということもあり、音声アシスタントからの操作も可能なことです。

音声アシスタントとしては、Amazon AlexaやGoogleアシスタントに対応しています。

このため、Echo ShowシリーズやGoogle Nest Hubといったスマートディスプレイから映像を視聴することが可能です。

▲こんな感じで見ることができます。

実際の色彩よりは少し濃い目に映りますが、視認性は中々良いです。

気になったときに音声アシスタントに話しかけて、即座に映像視聴ができるのが便利。

これは本製品とはあまり関係ないですが、Echo ShowやNest Hub側から通知が受け取れるようにしてほしいですね〜

手が離せないときにサクッと映像を確認するには、この音声アシスタントデバイスから確認するのが楽で良いです。

とはいえ、自分で呼び出すことは難なく可能なので、これにも対応しているのは嬉しいですね。

レビューまとめ

TP-Link Tapo C310を試用しましたが、これが5,000円台とは信じられないほどの性能・機能となっています。

電源は有線前提・壁取り付け前提であるといったハードルはあるものの、この条件をクリアできれば間違いなく買いの屋外ネットワークカメラです。

最後にこの製品のメリット・デメリットをまとめます。

デメリット
  • 仕様上、電源(有線)の引き込みが必要
メリット
  • 動体検知・音声検知が可能
  • アプリが使いやすい(スマートホーム関連をまとめて管理)
  • 画質が比較的良い(暗視も可能)
  • Amazon AlexaやGoogleアシスタントで操作・管理が可能
  • これだけ揃って5,000円台(安すぎ)

ワイヤレスタイプではないので、設置に少し工夫が必要ですが、それをクリアできれば非常にコスパが良い製品ですので、おすすめです!

Kou

Kou

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