ネットワークカメラは、遠いところにいてもインターネット(Wi-Fi)経由でパソコンやスマホから、映像を確認できる便利な製品。
私もこれまでハムスターのウォッチ用や防犯・見守り用にTP-Link KC100など様々な製品を利用してきましたが、あくまでどれも定点で確認できるもの。
部屋を見渡ししたり、広範囲で確認するには一台では足りなかったんですよね。

Kou
基本ペットカメラ用なので良いのですが、やはり防犯用途や見守り用に広範囲に見渡せるものが欲しかったところ。。。
そんな中、今回メーカーさんより提供頂いた新製品:「TP-Link Tapo C200」は、「パンチルト(首振り)」に対応しています。
- 1080pに対応の高画質・ナイトビジョンに対応
- パンチルト(首振り)対応
- 動作検知つき(アラーム機能あり)
- 双方向通話可能
- Googleアシスタント・Amazon Alexa対応
- 映像はSDカードに保存可能(最大128GB)
これだけ揃って、標準価格が¥4,490というのがすごいですね。
これにより、今まで定点固定で1台置いておくだけで、部屋の全域を見渡せるようにもなりました。
加えてこの製品は、AmazonアレクサやGoogleアシスタントにも対応しており、私が取り組んでいるスマートホーム化向けとしてもベストな製品。
早速、TP-Linkさんより提供いただいた「Tapo C200」について、レビューしていきます。
もくじ
Tapo C200 セットアップ
まずは本体をチェックしていきましょう。




初期設定は、スマホアプリから行います。
TP-Linkのスマートホーム系製品は、これまで「Kasa」というアプリが利用されていたのですが、新しく「Tapo」という名称となり、アプリも一新されていました。
以下のアプリをダウンロードして、セットアップをしていきます。
- STEP
アカウント登録
最初に「Tapo」へのアカウント登録をします。メールアドレスとパスワードでOK。
- STEP
Tapoとスマホを接続
スマホから、Tapoの発するWi-Fiにつなぎます。Tapoの電源を入れ、LEDが緑と赤に点滅したらこれができるようになります。
- STEP
Tapoを自宅Wi-Fiに接続
スマホを踏み台にして、Tapoを接続します。ここでの注意点は、2.4GHz帯のみの対応となるため、注意してください。
基本スマホの案内通りに進めるだけなので、簡単です!


Tapo C200を使ってみた。その魅力とは?
さて、Tapo C200を使ってみた感想は以下の通りです。
ちなみに私は、Tapo C200をハムスターハウス付近に設置し、ペットモニター用途で利用しています。
ナイトビジョン・高画質でハムスターの観察にもバッチリ
上述の通り、私はハムスターハウスに設置し、外出先から見てちょっと癒やされたり、夜寝ている間の動きの観察に利用しています。

Kou
ハムスターは夜行性の動物なので、この利用にピッタリです!!
このTapo C200は、ナイトビジョンにも対応しており、真っ暗な状態でも撮影できる暗視カメラとして役立ちます。
画質も1080pのフルハイビジョン対応なので、高画質で楽しめます。

Kou
暗くなったら、自動で暗視モードに切り替わるのが良い!
ハムスターのような小動物でも、何をしているのかハッキリ見えてお気に入り!
この映像は、MicroSDカードに保存することができるのが嬉しいところですが、KC100にあったクラウド保存が便利だったので、それが無いのが唯一の欠点かな。。。
とはいえ、パンチルトに対応しているので、犬や猫のように、部屋を動き回るペットにも使えそうなのがいいですね。
やっぱりパンチルト対応は嬉しい!|
定点のネットワークカメラしか利用したことのない私にとっては、このパンチルト対応が何より嬉しかったです。
この首振りは、水平方向では360度、垂直報告では114度まで対応しており、かなり広範囲です。

私は、基本ハムスターハウスに設置しているのですが、今まで利用してたKC100では、固定であったため、ハムスターハウスしか見れませんでした。
しかし、これであれば、同じ設置でも、その部屋中を見渡すことができかなり便利です。
そして、ここからはおま環的な話になりますが、このパンチルト対応。実はスマートホーム化にもかなり使えます。
それはどういうことかというと、遠隔操作した各家電の監視役にも利用することができると言う点です。
私はスマートリモコンなどを使って、家電を外から頻繁に操作したりしているのですが、このとき不安になるのが、「家電が実際に動いている(消えている)のか」を確認する術がないこと。
Tapo C200は、パンチルト対応のため、ハムスターハウスのある部屋に点在する各家電を見渡すことができます。
ちょっとトリッキーな利用ですが、こういうこともできる柔軟性が嬉しいところ。
防犯対策にももちろん利用できる|動体検知の反応良し!
IPカメラならでは、防犯対策にももちろん活用することができます。
Tapo C200は、筐体もコンパクトで専用の取付キットもあるので、配置の柔軟性が非常に高いです。

そして何度も繰り返しますが、パンチルト対応のため、不審者がいないか見渡せるのも安心感がありますね。
このTapo C200の良い点は、動体検知の感度が高く、ちょっと動いただけでもすぐにスマホへ通知が飛びます。


Kou
私はこれをハムスターの動きがあったら、タップしてすぐ様子を見るという形で使ってます(日中は小屋から出てくるのがレアなのでこれかなり便利!笑)
ビデオ通話もできる
実はこのTapo C200は、ビデオ通話も可能となっています。
マイクとスピーカーを内蔵しており、スマホアプリで画面越しに会話が可能です。

映像だけでなく、音声にも対応していることで、ベビーモニター用途にも利用できますね。
ただ、このビデオ通話機能は、音質ははっきり言って良くはないですね。
加えて、スピーカー内蔵していますが、音声検知には対応していないというのもあります。
とはいえ、この価格帯でスピーカーもついているので、防犯時やペットモニター利用として音を拾うことができるだけでも十分かもしれません。
画面付きスマートスピーカーから映像確認ができる
この製品の嬉しいところは、AmazonアレクサやGoogleアシスタントに対応しているところです。
自宅にスマートスピーカーがあり、スマートホーム化している人にとっては、このネットワークカメラもそのシステムの一つとして利用できるので嬉しいポイントじゃないかと思います。
ここではアレクサ対応のEcho Showで利用してみました。


これで以下のように話しかけると、Echo Showからカメラ映像をすぐに確認することができます。

アレクサ、ハムスターを見せて!
わかりました(カメラへの接続に入る)


これの何が便利かって、例えばデスクで作業しているときに、ハムスター小屋からガサゴソと音が聞こえたときに、その場で手を止めずにすぐに話しかけて映像を確認することができることなんです。

Kou
ハムスターは日中あまり小屋から出てこないので、動いている姿を見逃すことも。。。これなら、ハムスターハウスに覗きにいかずにすぐ確認できる!
ただ、10分ほどするとEcho Showの映像が切れ、ホーム画面に戻ってしまうという欠点もあります。
このため、映像をずっと垂れ流しにしておくことは難しいです。
とはいえ、このような音声アシスタントを用いた利用ができるネットワークカメラは限られてきますので、それがTapoの良い点ですね。
レビューまとめ
今回は、メーカーのTP-Linkさんから本製品を提供頂き、レビューしてみました。
高画質で暗視撮影にも対応していることにより、ハムスター観察用途にピッタリです。
加えてパンチルト対応により、部屋を見渡すこもができるようになったのが良いですね。
防犯だけでなく、ベビーカメラやペットカメラなどの見守り用途、ビデオ通話など一台あれば様々な用途に利用できますので、おすすめできる製品の一つです。