XGIMI Halo+ レビュー|モバイルプロジェクターでも最高峰の性能!映像も綺麗で自動補正にも優れ使い勝手が最高

最近、プロジェクターにハマっているKouです。

プロジェクターは、テレビのように設置スペースをそこまで取らず、簡単に場所を変えて映像を楽しめるので気に入っています。

特に、最近のプロジェクターはかなり進化していて、コンパクトなものなのにフルHD以上のものもたくさんあって、テレビいらなくなるんじゃないか?と思うほど。

そのポータブル系プロジェクターの中でも、特に性能の高い「XGIMI Halo+」をレビューします。

この製品の特徴は以下の通り。

特徴
  • 900ANSIルーメン+FHDの高精細かつ明るい画面投影
  • 片手で持てるサイズ感でアウトドアでも持ち運べる
  • 自動補正があり面倒な調節も必要なし
  • 1.2:1の投写比で近距離でも大画面投影が可能
  • Android TV搭載で様々なアプリが利用できる

モバイルプロジェクターの中では最高峰といっても良い性能。

そんなモバイルプロジェクター:「XGIMI Halo+」について、レビューをしていきます。

https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2019/05/Kou1600.jpg

XGIMI Halo+ レビュー

XGIMI Halo+は、モバイルプロジェクターながらFHD・900ANSIルーメンとかなりの高性能。スピーカーもHarman Kardon社のスピーカーを採用しており、Dolby対応で臨場感のある映画視聴などを楽しめる。特に補正機能が優秀で、オートフォーカスや自動台形補正があるだけでなく、障害物回避機能まで搭載。持ち運んでどこでも高品質な映像を視聴ができて、ほぼ文句なしの一品!

メリット

  • 自動で画面補正してくれるのでどこに置いてもセットアップの手間がない
  • 画面が明るく色彩も豊かでモバイルプロジェクターとは思えない
  • 音質はドルビー対応でそこそこ迫力のある視聴が楽しめる
  • ゲーム接続もできホームプロジェクターと考えても遜色なし

デメリット

  • モバイルとしては重量が重たい

この記事は、メーカーであるXGIMI様より製品を貸与いただき、記事執筆をおこなっております。

外観とスペック

まずは、本体外観からチェックしていきます。

こちらが本体。メタリックな素材でデザインもかっこいい

全面、側面もスピーカー(バスレフポート)となっていて、harman kardon製を印象付けるロゴもあります。

側面にはharman kardonのロゴがある

背面は出力用のポートと排熱口となっています。

ポートは左から、DC・ヘッドフォン端子・HDMI・USB-A・電源ボタン

リモコンも同梱しますが、本体上部のタッチパネルからでも音量調節や再生・停止が可能です。

本体上部にもコントロール用のタッチパネルがある

ちなみに、本体底面には三脚ネジ穴がついていて、三脚をスタンドにすることも可能。

中央部分に三脚向けのネジ穴があります。

重厚感のあるデザインですが、そこまで大きくはなくて、片手でも持てるサイズ感です。

ただ、重量は1.6kgとモバイルプロジェクターにしては、重めです。(性能から考えると仕方ない部分でもありますが…)

サイズは113.5mm×145mm×171.5mm、重量1.6kgです。

他の付属品として、もちろんリモコンもついています。

リモコンです。Android TVのため、Googleアシスタントボタンもあります。

電源は、専用のものとなっていますが、本体に内蔵バッテリーもあり、これで最長3時間の映像視聴もできます。

なによりケーブルレスで映像投影ができるのが本作のメリットです。

こちらが電源(ACアダプター)

最後に、スペックをまとめます。

項目スペック
カテゴリーモバイルプロジェクター
投影方式DLP
解像度1920×1080(Full HD)
輝度900 ANSIルーメン
HDRHDR10+
3D
投影サイズ60インチ@1.59m〜120インチ@3.19m
※最小最大:40’’ – 200’’
台形補正自動台形補正(水平/垂直)
インテリジェント障害物回避、画面調整
オートフォーカス
スピーカー5W×2(Harman Kardon)
Dolby対応
搭載OSAndroid TV 10.0
ストレージ16GB
インターフェースDC×1
HDMIx1
USB 2.0×1
ヘッドホン端子×1
Wi-Fi2.4/5GHz(802.11a/b/g/n)
BluetoothBluetooth 5.0/BLE
設置方法フロント
リア(反転)
シーリング(天井吊り下げ)
電源AC
内蔵バッテリー
(映像再生:最長3時間、音楽再生:最長6時間)
サイズ
(高さ×幅×奥行、重さ)
113.5mm×145mm×171.5mm、1.6kg
定価(円)109,890
表:XGIMI Halo+スペック

XGIMI Halo+ レビュー

XGIMI Halo+を実際に利用してみましたので、レビューしていきます。

自動補正でどこでも簡単に綺麗な投影ができる

XGIMI Halo+の大きな特徴は、自動補正機能にあると感じました。

通常、プロジェクターはその場所を変えるたびに映像と投写する位置関係が変わるため、フォーカス・台形補正をしないと映像が崩れてしまいます。

XGIMI Halo+は、その点「自動台形補正」「オートフォーカス」機能があるため、逐一調節する手間がないんです。

投影している様子
(動画)位置を変えてもこのように映像を整形してくれる

これは、他のプロジェクターにも搭載されているものはそこそこあるのですが、XGIMI Halo+の良さは、障害物回避までしてくれる点にあります。

これにより、たとえば投影する場所に棚や時計などが飾ってあっても、アスペクト比を保ったままそれを回避して投影してくれるので、このような場所でも調整する手間なしに映像視聴ができます。

使い勝手が良いのがこの障害物回避補正。
左側の棚を避けて画面を補正してくれている

投影サイズも中々大きく、1.59mほどの距離でも60インチの大きさで視聴ができるようになっています。

画像:XGIMI
  • 1.59m:60インチ
  • 2.13m:80インチ
  • 2.66m:100インチ
  • 3.19m:120インチ

投写位置までの距離と画面のインチ数です。(投射比率1.2:1)

しかも、輝度が「900 ANSIルーメン」となっています。

これはモバイルプロジェクターにしてはかなり明るい方で、日中の明るい場所でも映像が見られるほどのものとなっています。

部屋を少し明るくしてもはっきり見える

XGIMI Halo+は、持ち運んで利用できるそのサイズ感がメリットですが、これらの機能・性能によって、その持ち運んだ場所でも何ら調整する手間なく視聴できるものとなっています。

ここまで配慮が行き届いているプロジェクターは中々ないです。この点を取っただけでもXGIMI Halo+はおすすめの製品です。

Android TVで様々なコンテンツを視聴可能

XGIMI Halo+は、Android TVに対応しており、別途セットトップボックスを用意しなくとも、アプリで様々なコンテンツを視聴できます。

いつものGoogleにログインするだけでアプリを利用可能

YouTubeはもちろん視聴可能で、よくプロジェクターで見ています。

YouTubeはもちろん視聴可能

Amazonプライムビデオで映画やバラエティ番組も視聴できます。

映像投影はとても鮮明です。HDR10に対応しており、階調豊かな映像となっており、風景などが一層リアルに見れます。

かつ、XGIMI独自の画像エンジンシステム「X-VUE2.0」というものが持ちいられており、広色域で精細度も高いです。

私は同社のpopIn Aladdinも利用していますが、それよりも少し色彩が豊かに感じて満足感が高いです。

また、Android TVなので、TVerやtorneのような地上波番組も、XGIMI Halo+で見ることが可能です。

TVerも見られるのは良いですね
nasneが必要ですが、地上波も視聴できます。

さらにAndroid TVということもあって、Googleアシスタントに訪ねて天気やニュースなども確認できます。

Googleアシスタントで天気を確認

Googleアシスタントということで、以下のようにリモコンに話しかけて照明のオンオフといったこともできます。

プロジェクターを視聴する際に、室内の環境まで操作できて、かなり便利です。

XGIMI Halo+のGoogleアシスタントでスマートホーム操作を実行

このように、Android TV対応であることによって、できることが大幅に増えるのがメリット。

XGIMI Halo+は、比較的最新のAndroid TV 10を搭載しているので、これらがしっかり利用できるのが良いですね。

本体の音質も良い

続いて、本体の音質についてもチェックしてみました。

XGIMI Halo+は、モバイルプロジェクターにしては音質もかなり良いです。

オーディオメーカーとして有名なHarman Kardon社の5Wスピーカーを2基搭載しており、Hi-Fi系のクリアなサウンドが楽しめました。

しかも、Dolby対応もしているので、映画でも臨場感のある音質となっています。

YouTube Musicで音楽も聴いてテストしてみた。

実際に聴くと、意外にも低音がしっかりしていて、バスドラムやベース音に迫力を伴って視聴することができました。

しかし、中高音がそれに潰されることもなく、ボーカルや弦楽器・シンバルの音もしっかりと聴き取れてバランスが良いです。

5Wスピーカーなので、高級スピーカーやサウンドバーほどではないですが、ポータブル製品にしては十分すぎる音質に感じました。

ゲームまでプレイできる

モバイルプロジェクターではありますが、ゲームをすることもできます。

本体にはHDMIポートが1つついており、それにNintendo SwitchやPS5などを接続することが可能です。

加えて、ゲームモードもありますので、ゲームをする際の遅延も減らせます。

プロジェクターでのゲームプレイや、通常コントローラーで操作してそれが映像に反映するまでに少し遅延があり、テレビと比較して操作感が重たくなります。ゲームモードにすると、わずかに発色は落ちますが、その分この遅延が少なくなるので、これに設定することをおすすめします。

試しにスプラトゥーン3を接続してやってみましたが、ゲームモードに設定することで、ping値を26.5以下に設定できるようで、軽快な操作感となります。

しかも、先述の通り発色が鮮やかなので、スプラのインクの色とかも綺麗に見えますよ!

スプラ3でナワバリをプレイ。このようなFPS系のゲームでもそれなりにできちゃいます。

PS5でみんゴルもやってみましたが、景色も鮮明に見えて、ボールの落とし所・その傾斜あたりまで含めてはっきりとみやすいです。

みんゴルをプレイ。ゲージ合わせもHalo+をゲームモードに設定すれば、
違和感なく合わせられます。

MLB THE SHOWもプレイしてみましたが球場の景色も見やすかったです。

ただ、Halo+の最大解像度はFull HDまでなので、PS5を4K画質で遊ぶことはできません。そこだけ注意です。

また、PS5でブルーレイ視聴もしてみましたが、こちらも鮮やかな画質で視聴することができました。

PS5に接続してブルーレイを見る

このへんも、モバイルプロジェクターにしては出来過ぎとも言えるほどで、Android TVのコンテンツだけでなく、外部出力を経由したホームプロジェクターっぽい用途としても、満足して利用することができました。

レビューまとめ

これまでたくさんのプロジェクターを利用してきましたが、XGIMI Halo+は、これまで利用してきたモバイルプロジェクターの中でも最高クラスの性能に感じました。

特に補正周りの機能がお気に入りで、障害物回避の使い勝手は高かったです。

明るく色彩豊かな映像を見ることができますし、解像感の高い音質で臨場感のある映画視聴・音楽視聴を楽しめます。

部屋の様々な場所やアウトドアとしても持ち運んでケーブルレスで利用でき、ゲーム機と接続して利用するにも問題なしの一品。

色んなシーンで利用できるので、一家に一台あっても良いと思えるような、使い勝手の良い製品でした。

Kou

Kou

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