【日本版】Xiaomi Mi空気清浄機3H レビュー|デザイン良く効果も実感。コスパ最高!

Xiaomi mi空気清浄機 実機

日本では2021年1月に発売された、XiaomiのMi Air Purifier 3Hを購入して利用してみました。

この製品は、Amazonで2万円以下で買える空気清浄機で、メーカーはスマートフォンやスマート家電で名高いXiaomi。

コロナ影響による在宅勤務で自宅で過ごす時間が増えていることや、花粉の季節になってきたことから空気清浄機が追加で一台欲しくなり購入。

Xiaomiが日本で発売するスマート家電はまだまだ少ないのが現状ですが、その実力はどうか。チェックしていきたいと思います。

Xiaomi(シャオミ)とは?

Xiaomi日本公式サイト
Image:Xiaomi日本公式サイト

Xiaomiは、中国の総合家電メーカーで、スマホやスマート家電の製造・販売する企業として有名です。

特に、スマートフォン「Redmi」やスマートバンド「mi band」は格安ながらも性能・機能に優れ、高コスパな電化製品を多く発売する企業。日本でも一度はその名を聞いたことのある方も多いのではないかと思います。

最近では、2019年12月に日本進出を果たし、スマートフォンの大々的な展開が目立ちますが、その影でスマート家電についても徐々に発売されています。

その流れで、2021年1月に、「Xiaomi Mi Air Purifier 3H」は、日本では「Mi 空気清浄機3H」として発売されました。

早速製品を入手したので、詳細レビューをしていきます。

Xiaomi Mi空気清浄機3H レビュー

早速、Xiaomi Mi空気清浄機3Hをレビューしていきたいと思います!

背面に電源や説明書類が同梱されている
▲本体背面の蓋を開けると電源や説明書が同梱されています。

デザイン性がかなり良い!2万以下とは思えない

Xiaomiのmi空気清浄機は、2万円以下とは思えないほどスタイリッシュなデザインの空気清浄機です。

空気清浄機の運転中
▲本体前面。他のXiaomi家電もそうなのですが、バルミュー◯感ありますね笑
本体背面
▲本体背面です。(ボタンでディスプレイの明るさを調節し、電源オフ・オンできる)
円筒形HEPAフィルター
▲本体背面の蓋を外すとフィルターが取り出せます。
HEPAフィルターを取り出した背面
▲本体はHEPAフィルターを取り出すと空っぽ。シンプルな作りでお手入れしやすいです。

前面には有機ELのタッチスクリーンが搭載されており、空気清浄機のモード変更や、温度・湿度も確認できるのが嬉しいです。

本体のOLEDディスプレイ
▲細かいところだが、OLED(有機EL)ディスプレイで黒が引き立った綺麗な表示なのも先進的なデザイン性を感じさせる
タッチパネル
▲このディスプレイはタッチパネルとなっており、ここからモード変更も可能です。

安かろう悪かろうではなく、デザインにもこだわっていてインテリアにも良いのがXiaomi家電の優れたポイントです。

フィルターもしっかりとした作りで効果が実感できる

私は在宅勤務が中心となってから、7畳の書斎にこもり仕事をしているのですが、この空気清浄機をつけている時とつけていない時では、かなり変わりますね。

この空気清浄機を運転させているだけで、淀んだと言うかこもった感じがなくなり、澄んだ空気になります。

また、自分はわりと重度の花粉症で、特に春は空気清浄機必須な人間ですが、その花粉症もこれを運転させているとくしゃみが減っているので、その効果は感じられます。

家に帰ってきたら「3レベル」のMAX運転で稼働させてます。(花粉が床に付着する前に吸い取る)どの空気清浄機もそうですが、花粉症軽減の効果は若干なのでご注意を。

2mほど離れた壁面に設置したデスクにも風が行き渡っているのを実感でき、部屋の中の空気をしっかり循環させているのが体感でわかります。

mi空気清浄機の上部ファン格子
▲上部のファン格子から送風され、空気が循環されます。

空気清浄機で最も重要なフィルターも、一般的なHEPAフィルターが搭載されており、これでPM2.5(380㎥/h)やホルムアルデヒド(60㎡/h)を除去することが可能、PM2.5よりも小さい0.3 μmの粒子除去は99.97% とJIS規格を満たしたものになります。

フィルターを取り出して見てみると、活性炭フィルターとHEPAフィルター(クラス13)、フィルターネットの3層一体型構造となっており、集塵以外にも有害物質や臭いの除去にも役立ちます。

2週間ほど運転させるとホコリがびっちり
▲2週間程度運転させると、フィルターネットにホコリがびっちり付着。(掃除機で定期的に吸い取りお手入れしましょう)

最近ではCOVID-19影響により空気清浄機自体が人気の製品となっていますが、直接的な効果は立証されていないものの、気を使っているという意味でも精神衛生上良い家電です。

Xiaomiの空気清浄機は、スマート空気清浄機として格安ながらも性能はしっかりしているので、そういう意味でもおすすめの一品。

ちなみに、ネックだった交換用フィルターも日本のAmazonで純正品を入手することができるようになり、これで安心して買えるようになりましたね!

スマホやアレクサから操作可能

Xiaomi家電の良いところは、スマホのコントロール機能が発達していることで、スマホをリモコン代わりにして空気清浄機の操作や運転モード確認ができることです。

外出先からでも操作ができるので、外出していて花粉が辛いな〜と感じるときには、帰る前に空気清浄機を3レベル(強風)モードにして、花粉が床に付着する前に除去などといった使い方ができるのが良い点です。

スマホアプリは「Mi Home」アプリを利用します。Xiaomi家電は全てこのアプリに登録し、一括管理が可能です。

アプリの初期設定は、Xiaomiアカウントを作った後、自宅のWi-Fi設定(2.4Ghz限定)のみで簡単に家電登録ができました。

mi Homeアプリ空気清浄機のトップ画面
▲Mi Homeのトップ画面。PM2.5数値と温度・湿度が確認可能です。

発売当初はこのアプリの設定項目が英語となっていましたが、日本語版発売して少し経ったあとに日本語になっており、難なく利用することができます。

また、Xiaomiならではの機能が、「自動化」で、他のXiaomi家電を一括操作したり、家電の動作をきっかけに別のXiaomi家電を自動で操作するといったルールづくりも可能です。

このルールづくりは、空気清浄機のオンオフだけでなく、モード選択や本体スクリーンの入切といった細かい部分まで設定することが可能です。

Kou

Kou

このスマート機能がXiaomi家電の醍醐味なので、購入されたらぜひ試してみてください!

まだ日本で発売されるXiaomi家電は少ないですが、これから徐々に増えていくことでしょう。更に便利な仕組みが作れることに期待です!

ちなみに、アレクサやGoogleアシスタントにも対応しておりオンオフの音声コントロールが可能です。

ただし、「その他」家電として登録されているようで、DysonのPure&Hot Coolのようにモード変更などの細かい操作ができるわけではないため、まだまだ発展途上と言ったところ。

今後のさらなるアップデートに期待したいですね。

オート運転が少し微妙

少し気になるのは、オート運転にしたときです。

オートモード

オート運転にすると、自宅では微風状態の運転モード(1レベル)となり、ほとんど効果が実感できません。

これは基準となっているセンサーが中国仕様でPM2.5になっているためと思います。

殺虫剤をまいたときや、掃除などで明らかに埃が多い状況になったときに、普通の空気清浄機だったらそれに即座に反応して運転が強まるのですが、この空気清浄機は反応しませんでした。

そのため、私は3段階のレベルの内「2レベル」で常時稼働させているのですが、2レベルはそこそこ運転音がします。

かといって「1レベル」にすると、ほとんど運転していないような形となるので、この中間レベルの運転モードがあると嬉しかったなと思う部分。

ここは、先述したタイマー設定を使って切り替えるようにしています。

おわりに

Xiaomiの空気清浄機は、この金額ではちょっと安すぎるくらいデザイン性に優れ、空気清浄機としての性能も高いものとなっています。

さすがXiaomiといったところ。コスパ抜群ですね!

Xiaomiは、スマートフォンメーカーのイメージが強いかと思いますが、実はIoT家電としても中国ではかなり発展している企業。今後多くのXiaomi家電が日本で買えることに期待しています!

Kou

Kou

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