yeedi vac 2 pro+ レビュー|振動モップの水拭きでしっかり清掃!アプリも使いやすくコスパに優れたロボット掃除機

最近ロボット掃除機のレビューをする機会が多いのですが、その進化・便利さには毎度驚かされています。

今回の「yeedi vac 2 pro+」も、その一つ。

この製品の特徴は以下の通りです。

特徴
  • 振動モップシステム搭載による高速水拭き
  • 吸引力3000Pa、稼働時間240分を実現
  • 自動ごみ収集ベースつき
  • 高さ7.7cmの薄型設計で家具のそこでも使いやすい
  • カーペッドの自動認識
  • スマホアプリで高精度マッピング(部屋を指定して掃除可能)

この製品は、一般的な高性能ロボット掃除機の機能を持ち合わせながら、水拭きが振動モップ搭載なのが特徴的です。

そんな、「yeedi vac 2 pro+」について、レビューをしていきたいと思います。

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yeedi vac 2 pro+ レビュー

yeedi vac 2 pro+は、高精度マッピング+自動ごみ収集ベースつきで掃除をほとんどお任せできるのが特徴的。アプリも使いやすく、部屋を指定しての掃除や各設定もできる。本体も薄型で家具の下の隙間も難なく清掃可能。障害物回避はケーブルには対応していないのが欠点だが、5〜10万円クラスの高性能ロボット掃除機の中でも優秀な製品。

メリット

  • 振動モップシステムで「ちゃんと雑巾掛け」をしたような水拭きを実現している
  • 自動ゴミ収集ベースで掃除の後処理をお任せできる
  • スマホアプリが使いやすい
  • 実測7部屋以上に対応していて広い家にもおすすめ

デメリット

  • ケーブルは絡まりやすい
  • 水拭き時の騒音は大きい(振動モップのため)

この製品は、メーカーであるyeedi様より製品を提供いただき、記事執筆を行なっております。

yeedi vac 2 pro+の外観

yeedi vac 2 pro+を早速開封してみましたので、まずは外観についてチェックしていきます。

外観とスペック

まずは、yeedi vac 2 pro+の外観をチェックしていきます。

本体上部には、電源ボタンと、ビジュアルマッピング用のセンサーが搭載されています。

本体正面

アプリもそうなんですが、ブランドアイコンもポップな感じで色も白。かわいいデザインです。

蓋を開けると、吸引したゴミを溜めるダストビンハンドルが確認できます。

ダストビンハンドル。電源スイッチもここにあります。

続いて本体裏面。メインブラシが見えます。赤い部分にサイドブラシを取り付けて清掃します。

本体裏面
ブラシはゴムブラシと毛ブラシのハイブリット構造

yeedi vac 2 proには、「yeedi vac 2 pro」と「yeedi vac 2 pro+」の2パターンあり、「+」がついているものは、全自動クリーニングステーションが付属します。

また、「yeedi vac 2 pro」の場合でも、別売りで全自動クリーニングステーションのオプションがあり、後から購入も可能です。

yeedi vac 2 proの充電ベース
yeedi vac 2 pro+の全自動クリーニングステーション(自動ごみ収集ベース)
掃除機の紙パックのように、ここに自動でゴミを溜めて簡単に捨てることが可能
結構場所をとるが、自動ごみ収集ベースは、他のロボット掃除機と比べると細身でコンパクト

他にも、水拭き用の振動モッピングシステムのセットも付属しています。

実際の使い勝手は後の章で解説します。ここでは、本体仕様をまとめておきます。

項目製品仕様
製品名yeedi vac 2 pro+
型番vac 2 pro:CH1822
vac 2 pro+:CH1918
カラーホワイト
サイズ(実測)縦340 x 横345 x 厚さ 73mm(本体)
幅300 x 奥行425 x 高さ430mm(ステーション)
マッピング機能ビジュアルマッピング
障害物検知・回避3Dストラクチャードライト
水拭き機能振動モップシステム
自動ゴミ収集機
最大稼働時間240分
ダストボックス容量(本体)420ml
表:yeedi vac 2 pro+ 本体仕様

初期設定

利用前にスマホアプリで初期設定を行います。

スマホアプリは、自宅のマップをスキャンして、部屋を指定して掃除ができたりと使い勝手が良いので、あらかじめ設定しておいた方が良いです。

ここで、自宅のWi-Fiと接続します。

2.4GHz(またはメッシュ)のWi-Fiに設定してください。

最後に、名前づけやおやすみモードの設定をして完了です。

こういう感じで、ハイテク家電といえども、アプリの案内に従って設定していくだけ。簡単に設定することが可能です!

yeedi vac 2 pro+ レビュー

yeedi vac 2 pro+で、早速部屋を清掃してみましたので、レビューをしていきます。

最初に、実際の掃除の様子を動画で載せておきます。

振動モッピング+吸引モードで清掃

振動モッピング付きの水拭きでフローリングを綺麗に清掃できる

yeedi vac 2 pro+の最大の特徴は、振動モッピング付きの水拭き清掃です。

この価格帯の高性能ロボット掃除機で水拭き一体型のものは、振動機能がなく単に拭くだけの清掃となります。

yeedi vac 2 pro+は、通常の水拭き以外にも、振動機能があることによって、床をしっかりと磨き上げてくれます。

タンクに注水

以下の動画のように、動作します。

振動モッピングが稼働している様子

動画でもご確認いただけたかと思いますが、通常の水拭き一体型ロボット掃除機よりも、振動する分、動作音は大きいのはデメリットではあります。

ただ、その分普通のロボット掃除機の水拭きよりもしっかりと汚れが落ちていました。

ほぼ毎日他社のロボット掃除機で水拭き清掃しているのですが、
こんなに汚れています。yeedi vac 2 proのパワーはすごい!

なお、この水拭きは、アプリで水量調節が可能です。

アプリで水量調節ができます。

自動ごみ収集ベースで掃除の工程を全ておまかせ!

yeedi vac 2 pro+は、自動ごみ収集ベースがついており、これで掃除をお任せできます。

お見苦しいですが、ゴミもしっかり取れています。

一般的にこのようなロボット掃除機は、掃除が終わった後に中のゴミを掻き出して取るのがとても手間です。

この自動ごみ収集ベースがあると、その工程を自動で行なってくれるので、かなり楽ちんなんです。

実際の動作は、以下の動画をご参照ください。

自動ごみ収集ベースに戻る様子

本当に掃除の工程すべてをロボット掃除機にお任せしている感覚と言いますか、これがあるか否かだけで、だいぶ変わります。

そのため、私としてはこの自動ごみ収集ベースをセットでの購入をおすすめします。

マッピング機能で清掃結果の確認や部屋を指定して清掃ができる

yeedi vac 2 pro+は、清掃時に「ビジュアルマッピング」機能でスキャンすることによって、自宅の間取り図をアプリ内で管理することができます。

こちらがスキャンした直後の状態

これで部屋を分割・結合して、自分の思い通りの部屋割りにしたり、禁止ゾーンをアプリだけで指定することができます。

もちろん、エリアの名称をつけることも可能です。

任意の名称はつけられないが、ラベルでほぼ区分可能。

この機能は、特に部屋を指定して掃除をしたり、特定のエリアを清掃する際に便利です。

この機能を使うことによって、例えば居間にいる間は、寝室を掃除してもらったり、書斎で仕事をしているときは、居間を掃除してもらったりといった形で時短に繋がります。

他にも、アプリにはさまざまな機能があります。

yeedi vac 2 pro+は、高精度マッピングを搭載しながらも約7.3cmの薄型設計のため、家具の下に潜り込んでゴミ吸引もしてくれるのも良い点。

このマップによる高精度な清掃機能も含め、隅々まで清掃してくれました。

薄型で隙間の清掃にも難なく利用可能

コードには絡まりやすい

強いて言うならばと言う欠点ですが、yeedi vac 2 pro+は一般的なロボット掃除機と同様に、コード類は絡まりやすいです。

これは、従来ロボット掃除機の欠点でしたが、最近ではこのコード類まで含めて障害物として認識し、回避してくれるものもあります。

yeedi vac 2 pro+は、本体の「3D障害物回避テクノロジー」やアプリの「正確な障害物回避」設定はありますが、これらを回避はしてくれないので、注意しましょう。

検証した動画です。コードはやはり絡まってしまいます。

そのため、障害物回避機能はあるものの、ある程度事前に片付けした上で掃除をする必要があります。

レビューまとめ

yeedi vac 2 pro+は、この価格帯で抑えられるべき性能・機能を有しつつも、振動モッピングもあり、フローリングの住宅には大変おすすめできます。

その分水拭き時の清掃音の大きさや、一般的なロボット掃除機と同様にケーブル類には絡まりやすいといった欠点もありましたが、事前に気をつけておけばそれらも対策できます。

最後に、この製品をおすすめできる人とおすすめできない人をまとめます。

おすすめできない人
  • ケーブル類まで含めた障害物回避機能が欲しい方
おすすめできる人
  • 水拭き性能を重視したい方
  • 自動ゴミ収集機能が欲しい方
  • 高精度マッピング機能を利用したい方

以上です!この価格帯にしては優秀なロボット掃除機の一つでした。

Kou

Kou

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