こんな製品欲しかった!モニターアームにiPadを取り付けられるVESAマウント。
その名も「MagFlo(マグフロ)」
私は、iPadがSidecarやユニバーサルコントロールに対応して以来、iPadをサブモニターとして利用していたのですが、あくまでスタンドだったので、常に固定位置。
やっぱりモニターアームのほうが、柔軟に場所を変えられるので、使い勝手が良かったです。
ただ、一方でモニターアームの仕様によっては、最下部で固定できないといった注意点も。(対策アリ)
そんな、「MagFlo」をメーカーであるWorld Gadgets(ワールドガジェッツ)さんから発売に先行してご提供頂きましたので、レビューをしていきます。
もくじ
製品の特徴とスペック
まずは、MagFloの概要をご説明します。
特徴
MAGFLOは、iPad ProやiPad Air用のVESAマウントアクセサリーです。
iPad ProまたはiPad Airをサブモニターとして自由に配置できるようになっており、単にモニターを見やすい位置に置けるだけでなく、タッチ操作やApple Pencilの操作もしやすくなり、作業効率が上がります。
高品質のアルミニウムを使用し、見た目にも重厚感があり、耐久性にも優れています。
安定強化のため、最強のネオジム磁石N52が採用されており、11インチ用には38個、12.9インチ用には75個もの磁石が埋め込まれています。
なお、モニターアームはエルゴトロンMXVに取り付けており、本レビューもその前提で利用感を掲載します。
スペックと同梱品
スペックは下記の通りです。
スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
サイズ | 12.9インチ:縦14.5cm×横26.5cm×厚み0.5cm 11インチ:縦13.7cm×横24.0cm×厚み0.5cm |
重量 | 12.9インチ:480g 11インチ:350g |
規格 | 75×75mm(VESA75)/100×100mm(VESA100) |
カラー | グレー |
素材 | アルミニウム合金、シリコン |
同梱コネクタ | ・端子:USB C(オス) to C(メス) ・最大W数:100W ・最大転送速度:10Gbps |
価格 | 11インチ:7,800円 超早割 5,460円(20個限り、30%OFF) 12.9インチ:8,800円 超早割 6,160円(15個限り、30%OFF) |
発売日は、12月2日(土)18:00〜となっており、超早割特典で最大30%OFFになっています。
MagFlo レビュー
MagFloを実際に利用してみましたので、レビューをしていきます。
iPadを自由な場所に配置できる
MagFloは、モニターアームに設置できることによって、デスクの任意の場所にiPadのモニターを置けることが一番のメリット。
特に、高さを出すことができるのがメリットです。
iPad向けのほとんどのスタンドは、据え置き型の物が多く、高さを出せないことがデメリット。
その点、MagFlo+モニターアームは、より高い位置にiPadを置けるのが良い点です。
この柔軟な配置にできるというのは、タッチディスプレイとなるiPadでは、重要なポイント。
低い位置に置き、タッチ操作もすることが可能です。
という点が魅力の製品なのですが、モニターアームによっては、下記のような注意点もあるので、一度自宅にあるモニターアームにiPadをテープで貼り付けるなどして、どこまで下げて設置できるかをチェックしてから購入したほうが良いです。
安定感抜群!揺れないのが良い
モニターアームに取り付けられるため、iPadを安定的に設置できました。
これまで、MagFloと同様な配置ができるフレキシブルアームを利用していたこともありますが、それだとタッチ操作やキーボードを叩いている時に揺れたりぐらついたり、クランプ型の取り付けだったので着脱が面倒でした。
その点、MagFloはモニターアームに設置するため、iPadが安定するんです。タッチ操作も全く問題なし。
ブレや揺れがほとんどなく、Apple Pencilで物書きする際も、画面がブレることがありません。
奥行きが小さいor幅が狭いデスクであれば、ペンタブっぽくも利用することもできそうですね。
iPadを柔軟に配置できることに加え、この安定感の高さもMagFlo+モニターアームを利用する大きなメリットです。
マグネットで簡単に着脱可能
MagFloは、マグネットでiPadを簡単に固定することができます。
これだけでも導入してみてよかったポイント。強力すぎず、弱すぎずの絶妙な装着感で、サッと取り外し可能なんです。
iPadは、よく取り外してMagic Keyboardに取り付けて持ち歩いたりしているのですが、マグネットで簡単につけ外しができるので、その用途でのハードルが大きく減りました。
ちなみに、これは俺得ですが、デスクのサイドにちょっとした休憩スペースを作っています。
リクライニングチェアでのんびりしながらiPadを使いたい時も、MagFloが生きる箇所。
デスクに戻す時も、MagFloにパッと取り付けて戻すだけ。
こんなに自由にiPadを使えるなんて、もう手放せませんwクランプ式のものよりも遥かに使い勝手が良いです。おすすめです。
iPadが軽すぎて最下部で固定できない場合も(分銅で応急処置して対策)
モニターアームは、PC用モニターのように、重いものを取り付けて利用することが前提です。
そのため、モニターアームの仕様によっては、最下部で固定できずに浮いてしまうという問題がありました。
私は、エルゴトロンMXVに第6世代iPad Pro(12.9インチ)を取り付けていますが、ネジを最大まで緩めても、最下部で固定することはできず、少し浮かせる必要があります。
ワールドガジェッツ公式Twitterを見ていると、中には低い位置で固定できている方もいたので、この点はモニターアームの仕様次第な所。
MagFlo自体にもう少し重みがあれば…というようにも思いましたが、VESAマウント自体をかなり分厚くするか、それこそヘビィメタルのような質量のある高価な素材で作らなければならないと思うので、難しそうですよね。。。
一応、自宅にあった1kgの分銅を無理矢理取り付けてみたら、最下部でも固定することができました。
とはいえ、応急処置的に超強力両面テープで取り付けているもので、剥がれ落ちそうなのでおすすめできません。接着剤でつけるのも良いのですが、まだその覚悟が。。笑
他のものでも代用できないか試してみます。エルゴトロンMXVの荷重範囲は3.2kg〜11.3kgとなっており、この実験から、+1kg程度の重さを与えてあげれば、12.9インチiPad Proでなら最下部でも固定することができました。
MagFlo(12.9インチiPad向け)の背面は、VESAマウント部分を除くと、73mmほどの幅があるため、以下のような500g〜1kgの分銅を、両端2個つけるのがベストかな。。(背面の見た目はアレになりますが。。)
モニターアームの仕様次第なので、ちょっと癖のある製品ですが、このデメリットも工夫次第ではなんとかなるかなといった所。
何より、これだけ柔軟かつ安定的にiPadを配置できるアイテムは他にないので、うまく使いこなしていきたいですね!
レビューまとめ
MAGFLOは、「こんなのあったらいいな」と思っていた製品を現実にしたようなアイテムでした。
iPadを宙に浮かし、任意の位置に設置できるその利用感は最高!
マグネットでピタッとくっついて、サッと取れるその便利さは、デスクワークから持ち運びする際にも手間がなくて良いです。
モニターアームによっては、下部までさがりきらない可能性はあるものの、iPadをサブモニター代わりに利用している方へ、ぜひ手にとって頂きたい製品です。
MAGFLO レビュー
MAGFLOは、iPad用のVESAマウント。モニターアームに取り付けられるため、配置や高さ調節が可能で、iPadが宙に浮いている感じもお気に入り。iPadの着脱が容易で、デスクのサブモニターから持ち運びまでストレスなく使える。ただし、本体が軽いため、モニターアームの仕様によっては、iPadを最下部に設置できないことがある点に注意。とはいえ、自由な位置にiPadを配置できるため、使い勝手の良いアイデア製品でした。
メリット
デメリット