BenQ LaptopBar レビュー|薄暗い所でもじっくり作業!目が疲れにくくこの照明環境を色んな場所に持ち運べるのが良い

デスクライトのBenQスクリーンバー、名作ですよね。手元をふんわりと照らしてくれて、私もHaloとPlusを愛用しています。

そのBenQから、2023年10月に、ノートPC向けのスクリーンバーとして「Laptop Bar」が発売されたので、ご紹介します。

この製品の特徴は、以下の通り。

特徴
  • どんなシーンでもLaptopBarが明るさの足りないエリアを照らす
  • さまざまなシーンに応じて自由に開閉できるライトアーム
  • 中央は明るく、周囲はソフトに照らし、明るさの差を最小限に抑える3D周囲光技術
  • 最大700ルクスで画面と周囲の明るさコントラストによる眩しさを軽減

LEDモニターライトは、デスクトップ向けだと結構あるのですが、ラップトップ向けのライトというのは珍しい。

そんな中、すでにScreenBarで多くの実績があるBenQが出してくれたのは、非常に大きい所。

そんなわけで今回は、BenQ LaptopBarについて、レビューをしていきます!

https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2019/05/Kou1600.jpg

BenQ LaptopBar レビュー

BenQ LaptopBarは、ノートパソコン向けのスクリーンライトバー。最初見たときは「バックライトとモニターの明かりで良くない?」と思ったが、実際に使ってみると想像以上に良かった。モニター周辺まで照らしてくれるライティングが良く、ラップトップPCを俯瞰して見られるような感覚で、暗い環境でも目が疲れにくい。マウスのある場所まで照らし、本やメモを取りながらの作業にも向いている。個人的には、ベッドや食卓でのPC作業やプロジェクターを流している時でも、じっくり作業できた。どこでもこの質の高い照明環境を持ち運べる良さがある。

メリット

  • モニター周辺も照らしてくれるので、暗い場所での作業でも焦点が広がり目が疲れにくい
  • PCの周辺を照らしてくれるため、マウス操作や本を置きながらでも作業しやすくなる
  • 軽くスタイリッシュなデザインで高さ調節も可能
  • 調光・調色も可能
  • 様々な場所にBenQ ScreenBarの雰囲気の良さを持ち運べる

デメリット

  • ライトをつけていない場合、シール少しかさばって見える
  • カフェなど屋外での作業は目立つ(テーブル席でなく仕切りのある席を推奨)

この記事は、メーカーのBenQより製品を提供いただき、記事執筆を行っております。

BenQ Laptop Bar 本体外観

BenQ Laptop Barの本体外観をチェックしていきます。

こちらが同梱品

ランプ本体はマグネット+バッテリーとなっていて、USB Type-Cで充電します。

スタンドもついており、ランプヘッドの高さ調節も可能です(後述)

ランプヘッドは非常に軽量で、その重量は約70gです。

ランプヘッド

PC本体にマグネットシールを取り付けることで、利用します。

あとはここにランプ本体を貼り付けるだけ。

マグネットで取り付きます。

取り付けていない場合は、シールが残り以下の画像のようになります。

デザインの統一感はあるものの、少しシールがかさばって見えますね。。これは致し方ないところ。

ちょっとかさばって見えます。

本体の長さは、実測で幅:約23.7cm。厚さ(外周):約1cm。

重さは実測で、ライトバー単体で70g、バッテリーが110gで、合計180g。

特にライトバーが思っていた以上に細く、軽快な作り。キャリーバッグも同梱しているので、持ち運びがし易いです。

実際に点灯してみました。

光が見やすくなるよう、あえて暗所で撮影しています。こういう感じで光が拡散されます。
本体後方から見た様子

最後にスペックを、BenQのスクリーンバーシリーズと合わせてまとめておきます。

項目LaptopBarScreenBar HaloScreenBar PlusScreenBar
製品画像
特徴軽量マグネット設計無線リモコンで快適な作業環境重厚な質感と有線リモコン省スペース
対象製品ノートパソコンモニター(平面0.6-6cm)(湾曲1.6-3.8cm)モニター(1-3cm > 1500R)モニター(1-3cm > 1500R)
照度範囲(500ルクス)30x20cm40x63cm(4000K), 40x65cm(6500K)30x63cm30x63cm
色温度調整2700K ~ 5700K
(7段階)
2700K ~ 6500K
(無段階)
2700K ~ 6500K
(15段階)
2700K ~ 6500K
(15段階)
演色性Ra>95Ra>95Ra>95Ra>95
本体カーラースペースブラック/ホワイトグレーメタルグレーシルバーブラック
自動調光お気に入り自動調光

BenQ LaptopBar レビュー

早速、利用してみましたので、レビューをしていきます!

スタイリッシュな見た目、高さ調節も可能

BenQ LaptopBarは、見た目がとってもスタイリッシュで軽快です。

グッドデザイン賞、Red Dot Design Adwardを受賞しているとのことで、メタリックな筐体がMacBookのアルミボディによく合います。

加えて、ノートPCは常に持ち運ぶ製品なのでこの点は気になる所ですが、軽量(180g)なので、持ち運びがしやすく使い勝手も良いです。

テンプレートに沿ってマグネットを貼った場合、モニターからの高さは最小で約2cm、最大約15cmまで拡張できます。

異なるシーンでの写真を置いておきますので、ご参考まで。

モニターからの高さ:約15cm(最大)

スタンドを含めた本体デザインが良く、スタンドを伸ばしてもスタイリッシュに使えます。

高さを伸ばせば伸ばすほど、照射範囲は広くなりますが、周囲から見た時に少し目立つので、その場合は最少の約2cmの場所に設置すればOKです。

このように、デザインが良いこと、環境によって照射範囲やスタンド自体の高さを変えられることが、BenQ LaptopBarの良さです。

モニター周辺も照らしてくれるので目が疲れにくい

この製品を実際に利用してみて最も良い点は、暗い場所でもモニターだけでなく、その周辺を照らしてくれるので、目が疲れにくくなること。

画面とその周囲のコントラスト差を軽減してくれます。

薄暗い環境でモニターの光のみで作業すると、目の焦点がモニターに集中して凝視するようになるため、目が疲れやすいです。

その点、BenQ LaptopBarは、モニターとキーボードの周辺もふんわりと照らしてくれるため、焦点が広がることによってラップトップPCをより俯瞰的に見られるため、目が疲れにくくなる感覚です。

これを、あえて暗室で撮影し、光の広がり方をチェックしてみました。

モニターの周辺に光が広がるので、明かりの差分が出にくい

光量最小で周辺約15cm、光量最大では周辺30cmを特に明るく照らしてくれました。

ラップトップの周辺30cm前後を照らしてくれます。
光は前方にも拡散することで、モニターの周囲をより明るくソフトに照らしてくれる効果がありました。

この製品は、BenQ Screen Barとしておなじみの製品のラップトップ版。

その信頼と実績をそのままに、周囲をふんわりと照らしてくれて、あの使い勝手をノートパソコンでも再現できます。

調光・調色も可能

BenQ LaptopBarは、調光・調色に両対応しており、好みの環境を作ることができます。

色温度は、2700K(昼白色)〜5700K(電球色)までの7段階の調節が可能、照明範囲は500ルクスで30cm×20cmの範囲を照らしてくれます。

調光・調色ともに可能です。タッチキーのレスポンスが良く、操作もしやすいです。

タッチキーを左右にスライドして調光可能

また、自動調光機能もついており、好みの明るさを登録し、周囲の光とカスタマイズされた設定の両方に基づき、調整してくれます。

上部タッチキーを長押しして、自動調光に設定

単に、この機能性の高いライトをノートパソコンにつけて軽々持ち運べるというのも、BenQ LaptopBarの良さですね。

マウス操作や本・メモを置いて作業がしやすく

モニター周りだけでなく、ノートパソコンの下部の周りも照らしてくれるので、そういう意味でも良いんですよね。

暗い場所でもマウス操作が難なくできます。

また、ちょっとしたメモや本を横に置く場合でも良い感じです。

これは比較的明るい場所でも有効で、周辺光によってちょっとしたブックライトのかわりにもなり、勉強や作業が捗ります。

薄暗い場所で作業をすると、本を読んだりメモを取りにくいが…
BenQ LaptopBarをつけるだけで、最大でここまで明るく!

これはラップトップ向けのライトバーなので、この環境をどこでも持ち運べるのが良いですね。

また、キーボードのバックライトを消してもOKのため、PC本体のバッテリー消費を軽減させることができるのも、隠れメリットです。

という感じで、暗い場所でも作業がしやすかったです。

様々な場所に雰囲気の良いライティングを持ち運べる利用感の良さ

色々使ってみたのですが、BenQ ScreenBarのあの雰囲気の良さ・環境を、様々な場所に持ち込めるのが良い製品だと感じました。

このライティングを持ち運べるのが良い

例えば、プロジェクターを垂れ流しで投影しながら作業する時。

プロジェクターは、部屋の照明をつけると見えにくくなってしまいますが、かといって照明を暗くしてしまうと、ノートPCでの作業がしにくくなります。

そんな時に、BenQ LaptopBarだと、ノートPCの周辺のみをふんわりと照らすため、プロジェクターをつけたままでも見やすくPC作業ができたりします。

プロジェクターをつけた状態でも、PC部分のみ明るくできるので、プロジェクタースクリーンは見やすい。

他にも、薄暗いカフェでがっつり作業する場合、ベッドの上でパソコンをいじる場合にも良いかと思います。

僕は、デスクだけでなく気晴らしに食卓やソファ、ベッドなど自宅の様々な場所で作業するので、どこに行っても照明を一定の明るさに保てるというのも、この製品が好きなポイントです。

ただし、外でも作業してみましたが、普通のテーブルだと光って目立ったので、コメダ珈琲やルノアールの一人席のように、仕切りがあって壁を背にしたテーブルで利用する方が良いと思います。

こういった暗い環境で作業をせざるを得ない時、明るくするのが億劫になる場合、PC周りの特定のスポットだけ明るくできる、BenQ LaptopBarは使い勝手の良い製品です。

一体型として利用できるので、MacBookを持ち運べば、雰囲気の良い作業場所を作れるのも良いですね!

レビューまとめ

今回は、BenQ LaptopBarをレビューしましたが、あのBenQ LaptopBarをノートPCでも持ち運べるという点に良さがありました。

モニター直下のみならず、その周りをふんわりと照らしてくれるため、モニターをより俯瞰的に見られることで、目が疲れにくいです。

かのBenQ Screen Barのラインナップの一つなので、その品質は折り紙付き。

実際に使ってみても本体のスタイリッシュさとモニター周囲のライティングの雰囲気が良く、BenQ Screen Barの環境をどこにでも持ち運べる良さがありました。

ただ、少しトリッキーな製品でもあるので、おすすめできる人とできない人を最後にまとめておきます。

おすすめできない人
  • モニターやラップトップの明かりで十分な方
  • カフェ等の周囲に人がいる場所で作業することが多い方(スタンドや明かりが目立つ)
おすすめできる人
  • ノートパソコン作業が多く目が疲れている方
  • 手元で作業をすることが多い方
  • 宅内でラップトップで作業することが多い方
  • 照明をつけにいくのが面倒な場所で作業することが多い方(ベッドの中、ソファの上など)
  • BenQ ScreenBarをすでに使っている方(ラップトップにも)

以上です!BenQならではの質の高い製品でした。

Kou

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