コスパの良いワイヤレスイヤホンを多く出している、SOUNDPEATSから新作のインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンが登場!
ワイヤレスイヤホンはさまざまなタイプがありますが、長時間つけている方におすすめしたいのは、インナーイヤー型。
「SOUNDPEATS Air4」も上記に該当します。その特徴は以下の通り。
- 次世代の「Snapdragon Sound」に対応した基本性能の向上モデル
- aptX adaptive LossLessに対応したCD音源相当の高音質技術を搭載
- 同時に2台の端末に接続できるマルチポイント機能を搭載
- 専用アプリの設定でパーソナライズが可能
これだけ揃って、定価で9,980円と1万円切り!すごい時代w
SOUNDPEATSは、低価格で品質に優れたイヤホンを多く出してきており、特に世の中がテレワークとなった2020年以降から特に伸びてきている中国のオーディオメーカーです。
早速レビューを通じて、実際の使用感をお届けします。
以下の7%OFFクーポンコード、加えて、Amazonリンク先掲載のクーポンも併用すると25%OFFになります。ぜひご利用ください!(2023/08/06 23:59まで)
AIR4PRM09
もくじ
外観と装着感
早速、外観についてチェックしていきます。
外観
ケース本体は、樹脂製のマットなデザイン。
前作の「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」と比べると、指紋がつきにくいものとなっており、好印象です。

ケースは横幅がコンパクトなつくりで、平べったい。持ち運びもしやすいです。

イヤホン本体は前回同様樹脂素材が使われており、耳に入れた際にも違和感がなかったです。


SOUNDPEATS Liberty 4は、USB Type-Cによる充電となっており、最近のスマホとケーブル統一がしやすいのもメリットですね。
ただ、ワイヤレス充電には非対応でした。これを使って充電する方はご注意ください。
装着感
装着感は軽快で圧迫感が少なく、かなり良いです。
公式には、人間工学に基づき、人間の耳型を研究し作り上げたインナーイヤーデザインとされています。

確かに、本体シェルの部分による耳への圧迫感も少なく、ステムの部分が耳にしっかりとひっかかります。
同インナーイヤー型で同価格帯の「Anker Soundcore Life Note 3S」と比較しても、さらにコンパクトになっています。
特に耳に直接触れるシェルの部分が小さく、細くなっているのが特徴で、この辺がインナーイヤー型とは言えさらに軽快な付け心地となっていることに寄与しているのかなと感じました。
かといって、運動時に外れやすいかというとそうでもなく、若干長めのステムによって比較的安定しており、ランニングしている最中につけていても問題ありませんでした。
ただ、インナーイヤー型のため、密閉感はないです。耳栓がわりに用いるという用途には向いていません。
音質
続いて、本体の音質についてみていきます。
フラット傾向でオールジャンル聴きやすい
SOUNDPEATS Air4は、全体的にバランスの良いフラット傾向の音質です。
ロックやポップス、クラシックやジャズ、ヒップホップなど一通り試してみましたが、ベース音やバスドラム、弦楽器やボーカルの音がしっかりと聞こえてきました。
特に、ボーカルメインの楽曲で聴くのにおすすめ。息づかいもしっかりと聴こえてきますよ。

AirPods 3のような高級イヤホンと比べると、高音域は少しシャカシャカとしていて、重低音も少し薄いです。
音の分離感が少なく、かつ少し作られたような音がするものの、それでも1万円切りのワイヤレスイヤホンにしては上出来すぎるほど。
万人受けしそうなオールジャンルで聴きやすい音質と言えます。
前回のSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSと比べると、少し柔らかめのサウンドになっており、この点も寄与しているのかなと。
総合評価としては、以下の通りです。
Snapdragon Sound対応
この製品の最大の特徴は、Snapdragon Sound、コーデックにaptX adaptive LossLess対応していることです。
これに対応しているイヤホンはとても珍しい。
Qualcomm の最先端チップ「QCC3071」を採用、次世代プラットフォーム「Snapdragon Sound」に対応しています。
これにより、音質や接続安定性、低遅延といったオーディオに重要な基本性能が向上しています。
aptX adaptive Losslessにも対応しており、最大96kHz/24bitというハイレゾ品質の再生にくわえ、Bluetoothでも、CD音質(44.1kHz/16bit、1.2Mbps)のロスレス伝送も可能となっています。

これは、安定した無線環境下では自動的にロスレス伝送を行い、逆に不安定なときは、接続性を優先して音の途切れを最小限に抑える形で、通信状況に応じてビットレートを自動調整するようです。
ただし、このaptX adaptive Losslessは、対応のスマホやDACが非常に限られていて、有名どころだとXiaomi Mi 12 Proが該当します。
これは結構レアで、私もこれに対応する実機は持っていません。。
専用アプリでイコライザーによる調節も可能
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは、専用アプリも利用できます。
これで、イコライザーによる音の調節も可能です。


僕の場合は、これで低音と高音域を少し持ち上げてあげると好みのサウンドになりました。
また、それ以外にもアダプティブイコライザー機能も搭載しており、自分の耳に合った形での最適な音質に変更してくれます。


このように柔軟にサウンドのバランスを変更でき、かつアダプティブイコライザーがあるのも、SOUNDPEATS Air4の良い点です。
色んなシーンで使える
SOUNDPEATS Air4は、普通に音楽を聴く以外にも色々なシーンで利用できます。
特に以下の2つは、専用の機能もあり、おすすめです。
通話品質が良好でマルチポイント対応、テレワークでも使える
SOUNDPEATS Air4は、通話品質も良いイヤホンです。
イヤホン本体に、計3基のマイクを搭載しています。
通話ノイズリダクションも搭載しており、周囲の騒音を防ぎながら、相手に声を届けられます。

ということで試しに、通話やTEAMS会議で利用してみましたが、確かに聞き取りがしやすく、相手から聞こえにくいと言われることもありませんでした。
そして、本製品の最大の特徴が、マルチポイントにも対応していること。これだけ値段が安いのにすごい。

従来、SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホンは、その価格もあってか、これやマルチペアリングに対応していなかったものも多かったのですが、ついに搭載してきましたね。
マルチポイントに対応していると、端末2台との同時接続ができ、例えばタブレット端末で動画視聴をしている場合に、スマホ側に電話がかかってきた時、イヤホンの再接続をする手間もないまま、電話を受けることができます。
これが、テレワークのようなPC・スマホの2台同時利用する場合に重宝する機能で、この機能がSOUNDPEATS Air4にも搭載されたのはとても嬉しいポイントです。
SOUNDPEATS Air4は、元々インナーイヤー型ということもあり、ずっとつけていても疲れにくい。通話機能やマルチポイントに対応したことでテレワーク向けにコスパが良い製品として大変おすすめです。
アダプティブノイズキャンセリングも搭載
SOUNDPEATS Air4は、アダプティブノイズキャンセリングにも対応しています。
これはインナーイヤー型にしては珍しい。
専用アプリで、これの設定ができます。

これをオンにすると、確かに周囲のちょっとした騒音はかき消されるのですが、インナーイヤー型ということもあってか、ロードノイズの低周音をかき消してくれるものではなく、カナル型のANCよりもその効果は低いです。
イメージとしては、ノイズ「キャンセリング」というより、ノイズ「低減」といった感じかなと。
そのため、これを主として買うのは避けた方が良いですが、1万円未満のイヤホンにこれだけの機能を搭載しながらも、ノイズ低減の機能も持たせたのは、SOUNDPEATSのすごいところ。
ゲームモードで遅延なくゲームプレイができる
SOUNDPEATS Air4は、ゲームをする際にも使えます。
専用の「ゲームモード」というものがあり、これを利用することで遅延による音ズレを最小限にとどめられます。
特に音ゲーやアクション系のゲームをやる方は、これをオンにすると良いです。
試しにCoDをプレイしてみましたが、位置把握もできましたし、特に違和感なくプレイすることができました。

このゲームモードが備わっているので、このようなシーンでも比較的問題なく使えます。
レビューまとめ
SOUNDPEATS Air4は、インナーイヤー型の製品として、万人受けするイヤホンに作られているなという印象です。
何より、個人的にはマルチポイントに対応したことを評価したいです。これで複数端末を接続でき、普通に楽曲再生をするだけでなく、テレワークにも便利です。
それ以外にも、機能は充実しており、テレワークやゲームで利用するにも最適です。
何より、これだけ揃って価格が7,000円台であるのが驚きのポイント。コスパ抜群の製品でした。
以上です!
SOUNDPEATS Air4 レビュー
SOUNDPEATS Air 4は、インナーイヤー型のワイヤレスイヤホン。装着疲れが少なくイヤホンを長時間つける方におすすめ。SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSと比べると、音質がさらに向上しており、気になる点であったケースの指紋のつきやすさや、マルチポイントも改善されており、楽曲視聴からテレワークでも使いやすい。高級機と比べると、低音域の深みにやや欠けるものの、金額も安く価格に優れたワイヤレスイヤホン。
メリット
デメリット