SoundCore Life Note 3S レビュー|コスパの良いインナーイヤー型イヤホン!耳への圧迫感が少なく在宅勤務にも良い

Ankerのワイヤレスイヤホンといえば、これまではカナル型(耳栓)のイヤホンが中心でしたが、ついに、インナーイヤー型(開放型)のものが出たので、ご紹介します。

それが、「SoundCore Life Note 3S」。この製品の特徴は以下の通り。

特徴
  • Anker初のインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン
  • 10円玉一枚ほどのイヤホン片耳の軽さとイヤーチップのない開放感
  • 大型13mmドライバーとBassUPテクノロジーで迫力のある重低音
  • ノイズリダクション搭載マイクにより、オンライン会議でクリアな音声を伝える
  • 最大35時間の長時間再生が可能(イヤホン本体は5時間)

インナーイヤー型のイヤホンは、耳を塞がないため、長時間ずっとつけていても疲れにくいので、こちらの方が好みな方も多いのではないかと思います。

特に、TEAMS会議やZOOM会議が多い人は、ずっとつけているという意味では、こちらのタイプのイヤホンの方がおすすめです。

ただ気になるのはこの値段で、音質や機能性はどうなのか?という点。

というわけで今回は、「SoundCore Life Note 3S」について、同開放型で有名な「AirPods 3」と比較しつつ、レビューをしていきたいと思います。

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SoundCore Life Note 3S レビュー

SoundCore Life Note 3Sは、Anker初のインナーイヤー型のワイヤレスイヤホン。装着感は軽快で、カナル型のものと比べて、かなり疲れにくくなっている。音質は中低音が強めな印象を受け、ロックやヒップホップなど、迫力を伴って楽しめた。長時間つけていても疲れにくく、ノイズリダクション機能もあるため、オンライン会議でよくイヤホンを利用する際に、おすすめしたい製品。

メリット

  • 開放型・安価にしては音質が良い
  • 軽快な装着感
  • Soundcoreアプリで調節が可能

デメリット

  • 開封型なので、ノイズカットはされにくい
  • 音漏れはある
  • 値段相応の機能性(マルチポイント・ボタン操作・装着検知等がない)

この製品は、メーカーである「Anker Japan様」より製品を提供いただき、記事執筆をおこなっています。

Soundcore Life Note 3S

まずは、Soundcore Life Note 3Sの実機をチェックしていきます。

外観

Soundcore Life Note 3Sの一番の特徴は、開放型のイヤホンであること。

最近は、カナル式のイヤホンが多いですが、長時間つけていると耳が疲れます。

この製品は、耳を完全に塞がないので、装着も軽快です。

▲インナーイヤーのワイヤレスイヤホン。

Appleで言うところの、AirPods 3と同様のタイプです。ざっと外観比較をしてみました。

▲形状の違いはこんな感じ。少しひょうたんっぽくなっていますね。
▲表側から見た感じ。

ケースは、大きくもなく小さくもなくといった感じ。

▲掌に乗せてみた。

AnkerのSoundcore 3と比較しても、やや横幅が狭い感じとなっています。

▲ケースはSoundcore 3と比べると横幅が小さく、少し厚みがある

イヤホン本体のケースへの着脱もしやすくて好印象です。

▲出し入れがしやすい

ケースとイヤホン本体のそれぞれのサイズ感です。

ケースはワイヤレス充電対応。一万円を超えるイヤホンでも非対応のものもあるので、これに対応しているのは嬉しい点ですね。

▲ワイヤレス充電もしっかりと行えました。

装着感

装着感はインナーイヤー型なので、軽快です。

圧迫感がなく、ずっとつけていても疲れにくい構造となっています。

AirPods 3と比較すると、先述したひょうたん型の構造が、耳に引っかかてくれる印象で、少し装着感が良かったです。ランニングをしていても落ちることはありませんでした。

▲耳につけるとこんな感じ!

ただ、インナーイヤー型ならでは、音漏れは相応にありますね。

なので、静かな室内で聴いたり、逆に電車など騒音の多い場所で大音量で聴くにはあまり向いていません。

また、コスト的な問題なのか、ボタン操作や装着検知機能はないので、注意です。

音質について

Soundcore Life Note 3Sの音質についてチェックしていきます。

音質は中低音強め|価格帯は違えどAirPods 3と比較

一般的にインナーイヤー型のイヤホンといえば、フラット傾向に近いイメージがあるのですが、本製品は中低音が強調されています。

特に低音域は、1万円以下かつインナーイヤー型にしては迫力がある印象で、特に13mmの大型ドライバーが寄与しているのか、ロック系の楽曲やジャズのベース音も含めてしっかりと楽しめました。

▲13mmのドライバーとBassUpテクノロジーを搭載

価格に大きな開きがあるためあまり意味はないかもしれませんが、AirPods 3とも音質比較してみましたが、やはり音質はAirPods 3の方が上。

特に、高音域に差があります。

AirPods 3の場合、高めのシンセの音やハイハットの音がハッキリと聴こえる(やや刺さり気味)なのですが、Soundcore Life Note 3Sの場合は、少し引っ込み気味な印象でした。

と、他のイヤホンでの音作りを聴きつつ、Soundcore Life Note 3Sの音質評価をまとめます。

音質評価
高音域:やや引っ込み気味
中音域:ボーカルの音がしっかり聴こえる
低音域:開放型にしては迫力ある
解像感:少し柔らかめ
総評:中低音強め

高音域の目立たなさや、音場がそこまで広くない・解像感に若干欠ける部分もありますが、これが6,000円台のイヤホンであると考えると、十分すぎる音質といった感想です。

イコライザーで最適な音質に調節可能

Soundcore Life Note 3Sは、スマホアプリの「Soundcore」からイコライザーで設定が可能です。

プリセットも豊富で、簡単に好みの音質にカスタマイズ可能。

カスタムEQを使えば、自分の好みの音質に調節ができます。

プリセットの中だと、「アコースティック」がフラットめの音質になるので、おすすめです。

それ以外にも、このスマホアプリには「ゲームモード」というレイテンシーを軽減させ、ゲームに最適化したモードにできたり、「睡眠モード」では、ヒーリングサウンドで入眠を促してくれる面白い機能もあります。

という感じで、スマホアプリで自分好みの音作りも可能な製品です。

テレワークに最適なワイヤレスイヤホン

個人的に、Soundcore Life Note 3Sを推したいのは、テレワーク・在宅勤務での利用時。

その理由について解説していきます。

開放型なので、疲れにくい

何よりもこれ。Soundcore Life Note 3Sは、開放型なので、ずっと装着していても疲れにくいです。

特にTEAMSやZOOM会議が続く際でも、イヤホンをずっとつけている時も多いかと思います。

その際にも、開放型なのでずっと耳につけているだけでOK。

よくあるノイズキャンセリングは搭載されていないですが、それほど気にならない在宅勤務が中心の方におすすめのイヤホンです。

通話品質もなかなか高い

Soundcore Life Note 3Sは、ノイズリダクション機能搭載のマイクにより、オンライン会議や通話時にもクリアな音質で会話ができます。

実際に、TEAMS会議で利用してみましたが、音質も特に問題なく、相手の声もはっきりと聞こえ、会話に支障は出ませんでした。

6,000円台でこの品質と機能性はなかなかのものですね。

レビューまとめ

Soundcore Life Note 3Sは、とりあえず耳につけていても疲れにくい、コスパの良いインナーイヤー型イヤホンとしておすすめです。

特に最近は、カナル式のものが多いので、それが合わない方はこちらのタイプがおすすめ。

Ankerは、実はワイヤレスイヤホンでも大手といえるほどのメーカーで、最初の一台としてもコスパがよいです。

最後に、この製品をおすすめできる人とできない人をまとめます。

おすすめできない人
  • 電車の中などでよく利用する方(カナル式・ノイズキャンセリング搭載タイプがおすすめ)
  • 外出先で周りの騒音をカットして作業に集中したい方(カナル式がおすすめ)
メリット
  • 在宅勤務のオンライン会議でイヤホンをつけている時間が長い方
  • コスパの良いインナーイヤー型のイヤホンをお買い求めの方
  • 開放型でも中低音を意識したい方

以上です!個人的には、特に在宅勤務で利用する際におすすめしたいイヤホンです。

Kou

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