SwitchBot NFCタグでiPhoneから家電を操作する方法

SwitchBotタグ実写

スマートホーム化していると、基本的には音声操作やスマホからの操作が中心になりますが、声に出したりアプリを開いたりするのが面倒になることがあります。

そういう時に便利なのが、NFCタグから操作する方法。

おサイフケータイのように、スマホをタッチするだけで家電の操作が可能となります。

今回は、スマートホームでおなじみSwitchBotから、NFCタグが新発売されましたので、実際に利用しながらその活用方法について述べていきます。

この記事は、メーカー様より製品を提供いただき、記事執筆を行っています。

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SwitchBotシリーズとは?

最初にSwitchBotシリーズについてご紹介します。

SwitchBotとは、遠隔で家電や設備のボタンを押すスイッチです。

ラインナップは大幅に拡充され、スマートホーム化するのに必要なキットを大半揃えています。以下のとおりです。

商品画像商品名(リンクはAmazonサイト)製品概要販売価格(単位:円)
SwitchBotハブ2Switch BotシリーズをWi-Fi対応させるための
ネットワークハブ。
スマートリモコンとしても利用でき、
赤外線リモコンで操作する家電を操作可能
廉価版のSwitchBot Hub miniもあり。
※適用例:エアコン/テレビ/
シーリングライトの遠隔操作
8,980
SwitchBot指の代わりに物理スイッチのボタンを押してくれるロボット
※適用例:照明スイッチ/浴室リモコン/
床暖房の遠隔操作
3,851
SwitchBot 温湿度計スマホのSwitch Botアプリで温湿度が
確認・自動操作できる温湿度計
※用途:空調制御/見守り
1,980
SwitchBot カーテンカーテンの開閉をスマホやスマートスピーカー
から操縦できるロボット。
ブラインドもあり。
※用途:目覚まし/防犯
10,022
SwitchBotボタンSwitch Botシリーズをボタンで操作できる
IoTボタン
※用途:ボタン1プッシュで一括開閉
1,980
SwitchBot スマートプラグSwitchBotアプリで操作できるWi-Fi対応
スマートプラグ。
家電の主電源をオンオフ可能
※用途:間接照明/サーキュレーターの
オンオフ
1,980
SwitchBot スマート加湿器SwitchBotシリーズで利用できる
超音波加湿機
※用途:加湿
5,578
SwitchBot防犯カメラSwitchBotアプリで映像視聴可能な
防犯・見守りカメラ
※用途:ペットカメラ、防犯カメラ、
ベビーモニター
2,980
SwitchBot防犯カメラ(首振り)SwitchBotで映像視聴可能な
防犯・見守りカメラの首振り対応版
※用途:ペットカメラ、防犯カメラ、
ベビーモニター
4,480
SwitchBot人感センサーSwitchBotシリーズで利用可能で
仕組みづくりに役立つ人感センサー
※用途:人感照明等
2,480
SwitchBot開閉センサーSwitchBotシリーズで利用可能で
仕組みづくりに役立つ開閉センサー
※用途:家電自動操作、戸締まり確認
2,481
SwitchBot NFCタグNFCタグ。
タッチをトリガーにSwitchBot製品の
操作が可能
※用途:家電操作
980
SwitchBot スマート電球SwitchBotアプリで操作可能な
スマート電球
※用途:照明操作
1,899
SwitchBot テープライトSwitchBotアプリで操作可能な
テープライト
※用途:照明操作
2,480
SwitchBot スマートロックスマホ等で鍵の開け閉めができる
スマートロック
※用途:玄関のドアの開け閉め、戸締まり確認
9,980
SwitchBotキーパッドSwitchBotスマートロックを暗証番号
or NFCカードで解錠できる
オプション品。
+指紋認証の「キーパッドタッチ」もあり
※用途:玄関のドアの開け閉め、キーシェア
4,980
SwitchBotシーリングライトSwitchBotアプリで操作可能な
シーリングライト。
スマートリモコンHub mini「内蔵型」も。
※用途:照明操作
4,980〜
9,980
SwitchBotロボット掃除機SwitchBotアプリで制御できる
ロボット掃除機。
自動ごみ収集タイプ(S1+)、
コンパクトタイプ(K10+)もある。
※用途:掃除
39,800〜
69,799

これだけ多くのキットを組み合わせ、生活に合ったスマートホーム化ができるのが便利な点。

詳細については、以下の記事をご確認ください。

NFCタグは、これらの製品を操作するのに使います。

▲こちらがSwtichBot NFCタグ。

これを壁などに貼り付けて、タッチすることで、上記の製品を動かすことができます。

SwitchBot NFCタグは、市販のNFCタグと比較して若干厚めに作られており、表面もプラスチック素材となっています。

そのため、NFCタグの欠点である金属製のドアに貼り付けても、問題なく動作しました。

▲我が家の玄関のドアは金属製だったが、これも問題なし。

NFCを有効にするための設定

NFCタグを有効にするための設定方法です。

SwitchBotアプリには、NFCの専用設定が設けられましたので、ここから簡単に操作することが可能です。

動作させたいSwitchBot製品に登録しましょう。

▲アプリの設定にNFCの項目がある
▲ここに、SwitchBot NFCシールをリーダーにかざして読み込ませる。

設定はこれだけですごく簡単。

複数家電を一括操作させたい場合は、「シーン機能」の中でNFCを設定することができます。

なお、iPhone(iOS)の場合は、NFCをタッチした後、通知をタップすることで動作するといった仕様になっています。(OS側の仕様です)

また、iOS/Android共通して、ロック画面を解除していないとNFC操作をすることができません。

もう少しスムーズになってくれると嬉しい所ですが、アプリを探して開いてをするよりも簡単に操作が可能です。

▲ロック画面を解除していないと、起動しない

ということで、いくつか仕様上の注意点がありますので、実際に操作する際には上記の点にご注意ください。

活用方法

NFCタグをSwitchBotシリーズを使いながら、活用方法を掲載していきます。

▲実際に複数家電の一括操作ということで、動作させてみました。

寝室のベッドに貼り付けて照明やエアコンを消す

ここが、個人的に一番便利だなと感じるポイント。

SwitchBot NFCタグで、寝室のベッドに貼り付けておき、スマホをかざすだけで家電を一括オフにできたりします。

実際、眠る前の頭がぼんやりしているときは、声を出したり、アプリ操作をするのが億劫になることもあります。

その場合、NFCタグによる操作が便利です。

室内の環境によりますが、以下の製品が使えるかと思います。

就寝時(例)
  • SwitchBot:照明スイッチを消す
  • SwitchBot Hub mini:エアコンやシーリングライトを消す
  • SwitchBotスマート電球:間接照明を消す
  • SwitchBotプラグ:間接照明を消す

私の場合、先の設定でご紹介した複数のシーン設定を用い、SwitchBotのNFCにタッチしたら、シーリングライトとエアコンとSwitchBotを消すようにしています。

SwitchBotの機器に直接アクセスする(温湿度計・カメラ)

NFCをかざせば、SwitchBotの温湿度計データやカメラの映像を見ることができます。

また、それ以外にもカメラの映像を確認することができます。

▲カメラ映像を直接起動できる

デスクにNFCタグを貼っておき、タップしてペットのハムスターを確認したり、温度チェックを見たりするのに使えます。

スマホの本体機能を操作する

SwitchBotは普通のNFCタグなので、スマホの本体機能を操作することも可能です。

例えば、玄関に貼り付けて、スマホのWi-Fiをオンにするということもできます。

これには、iPhoneのショートカット機能を用います。

▲NFCにタッチすると、ショートカットが呼び出されます。

これの良いところは、スマホの本体の設定に合わせ、SwitchBotのシーン機能も同時に操作ができることです。

ショートカット系は、実際にはうまく行かなかったりすることも多いですが、こちらは問題なく動作しました。

これで、帰宅時にスマホのWi-Fiをオンにすると同時に、例えば自宅の照明をオンにすることもできます。

僕は、外出時に不意に公衆無線LANを掴むのが嫌で、外ではWi-Fi設定をオフにしているので、この切り替えがタッチ(+1タップ)で操作できるのはかなり便利。

ショートカットは、他にも様々な設定をオンオフできるのが嬉しいですね。

レビューまとめ

SwitchBot NFCタグは1,000円弱の製品ですが、SwitchBot製品を集めているとタッチ(+タップ)をするだけで操作できるので、スマートホーム的な操作が楽になります。

ロック画面を解除する必要はありますが、「アプリを探して、タップして、目的の操作を選んで、実行」とするよりもだいぶ簡略化されますね。

もちろん、音声アシスタントで操作する方が早いことの方が多いですが、声を出すことが億劫になることもあるので、そういった際に貼っておくだけで便利な製品です。

最後に、メリットとデメリットをまとめます。

デメリット
  • iOSの仕様上、ロック画面の解除や通知をタップしないと動作しない
メリット
  • 貼るだけの簡単設置
  • スマホでの操作をショートカットできる
  • 金属面に貼っても動作する

以上です!

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Kou

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BENRI LIFE(ベンリライフ)は、「IoT(モノのインターネット)」をテーマにしたガジェットブログです。
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