2023年9月12日(水)2:00〜のApple発表会にて、新型iPhoneが発売されましたね!
今年のiPhoneは、待ちわびていたUSB Type-Cに変更するなどの噂があり、ガジェット好きの方は特に期待していたかと思います。
また、それ以外の特徴を含め、そうでない人でも買う/買わないは、迷う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、新型iPhone 15のスペックをまとめつつ、発売日や価格・サイズなどの違い、買うべきか否かについて、解説していきます。
もくじ
最新iPhone 15モデル スペック表
新型iPhone 15のスペックをまとめました。
- 前回との比較で優位なものは黄色い下線、劣ると思われる部分は青い下線
- 無印・Plusと比較して、Pro・Pro Maxの優位な点は赤文字
機種名 | iPhone 15 | iPhone 15 Plus | iPhone 15 Pro | iPhone 15 Pro Max |
---|---|---|---|---|
デザイン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
カラー | ・ブラック ・ブルー ・グリーン ・イエロー ・ピンク | ・ブラック ・ブルー ・グリーン ・イエロー ・ピンク | ・ブラックチタニウム ・ホワイトチタニウム ・ブルーチタニウム ・ナチュラルチタニウム | ・ブラックチタニウム ・ホワイトチタニウム ・ブルーチタニウム ・ナチュラルチタニウム |
容量:価格 | ・128GB:124,800円 ・256GB:139,800円 ・512GB:169,800円 | ・128GB:139,800円 ・256GB:154,800円 ・512GB:184,800円 | ・128GB:159,800円 ・256GB:174,800円 ・512GB:204,800円 ・1TB:234,800円 | ・256GB:189,800円 ・512GB:219,800円 ・1TB:249,800円 |
サイズと重量 | ・高さ:147.6 mm ・幅:71.6 mm ・厚さ:7.80 mm ・重さ:171g | ・高さ:160.9 mm ・幅:77.8 mm ・厚さ:7.80 mm ・重さ:201g | ・高さ:146.6 mm ・幅:70.6 mm ・厚さ:8.25 mm ・重さ:187g | ・高さ:159.9 mm ・幅:76.7 mm ・厚さ:8.25 mm ・重さ:221g |
画面サイズ | 6.1インチ ・Super Retina XDRディスプレイ(OLED) ・2,556 x 1,179 ・460ppi ・Dynamic Island ・HDRディスプレイ ・True Tone ・広色域(P3) ・触覚タッチ ・2,000,000:1コントラスト比(標準) ・最大2,000ニト ・耐指紋性撥油コーティング | 6.7インチ ・Super Retina XDRディスプレイ(OLED) ・2,796 x 1,290 ・460ppi ・Dynamic Island ・HDRディスプレイ ・True Tone ・広色域(P3) ・触覚タッチ ・2,000,000:1コントラスト比(標準) ・最大2,000ニト ・耐指紋性撥油コーティング | 6.1インチ ・Super Retina XDRディスプレイ(OLED) ・2,556 x 1,179 ・460ppi ・Dynamic Island ・常時表示ディスプレイ ・HDRディスプレイ ・120HzProMotion ・True Tone ・広色域(P3) ・触覚タッチ ・2,000,000:1コントラスト比(標準) ・最大2,000ニト ・耐指紋性撥油コーティング | 6.7インチ ・Super Retina XDRディスプレイ(OLED) ・2,796 x 1,290 ・460ppi ・Dynamic Island ・常時表示ディスプレイ ・HDRディスプレイ ・120HzProMotion ・True Tone ・広色域(P3) ・触覚タッチ ・2,000,000:1コントラスト比(標準) ・最大2,000ニト ・耐指紋性撥油コーティング |
防沫性能、耐水性能、防塵性能 | IP68 | IP68 | IP68 | IP68 |
SoC | A16 Bionic | A16 Bionic | A17 PRO | A17 PRO |
アウトカメラ | センサーサイズ:1/3.6型 ・48MPメイン ・12MP超広角 ・12MPの2倍望遠 ・2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ ・最大10倍のデジタルズーム ・サファイアクリスタル製レンズカバー ・True Toneフラッシュ ・Photonic Engine ・Deep Fusion ・スマートHDR 5 ・フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代のポートレート ・6つのエフェクトを備えたポートレートライティング ・ナイトモード ・パノラマ(最大63MP) ・フォトグラフスタイル ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・レンズ補正(超広角) ・高度な赤目修正 ・自動手ぶれ補正 ・バーストモード ・写真へのジオタグ添付 ・画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG | センサーサイズ:1/3.6型 ・48MPメイン ・12MP超広角 ・12MPの2倍望遠 ・2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、4倍の光学ズームレンジ ・最大10倍のデジタルズーム ・サファイアクリスタル製レンズカバー ・True Toneフラッシュ ・Photonic Engine ・Deep Fusion ・スマートHDR 5 ・フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代のポートレート ・6つのエフェクトを備えたポートレートライティング ・ナイトモード ・パノラマ(最大63MP) ・フォトグラフスタイル ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ ・レンズ補正(超広角) ・高度な赤目修正 ・自動手ぶれ補正 ・バーストモード ・写真へのジオタグ添付 ・画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG | センサーサイズ:1/3.6型 ・48MPメイン -焦点距離:24mm -絞り:ƒ/1.78 ・12MP超広角 -焦点距離:13mm -絞り:ƒ/2.2 ・12MPの2倍望遠 -焦点距離:48mm -絞り:ƒ/1.78 ・12MPの3倍望遠 -焦点距離:77mm -絞り:ƒ/2.8 ・3倍光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、6倍の光学ズームレンジ ・最大15倍デジタルズーム ・サファイアクリスタル製レンズカバー ・アダプティブTrue Toneフラッシュ ・Photonic Engine ・Deep Fusion ・スマートHDR 5 ・ポートレート ・6つのエフェクトを備えたポートレートライティング ・ナイトモード ・LiDARスキャナを活用したナイトモードのポートレート ・パノラマ(最大63MP) ・フォトグラフスタイル ・マクロ写真撮影 ・Apple ProRAW ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ レンズ補正(超広角) ・高度な赤目修正 ・自動手ぶれ補正 ・バーストモード | ・48MPメイン ・12MP超広角 ・12MPの2倍望遠 ・12MPの5倍望遠・5倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、10倍の光学ズームレンジ ・最大25倍デジタルズーム ・サファイアクリスタル製レンズカバー ・アダプティブTrue Toneフラッシュ ・Photonic Engine ・Deep Fusion ・スマートHDR 5 ・ポートレート ・6つのエフェクトを備えたポートレートライティング ・ナイトモード ・LiDARスキャナを活用したナイトモードのポートレート ・パノラマ(最大63MP) ・フォトグラフスタイル ・マクロ写真撮影 ・Apple ProRAW ・写真とLive Photosの広色域キャプチャ レンズ補正(超広角) ・高度な赤目修正 ・自動手ぶれ補正 ・バーストモード |
ビデオ撮影 | ・4K(24fps、25fps、30fps、60fps) ・1080p HD(25fps、30fps、60fps) ・720p HD(30fps) ・シネマティックモード(最大4K HDR、30fps) ・アクションモード(最大2.8K、60fps) ・ドルビービジョン対応HDR(最大4K、60fps) ・1080pスローモーション(120fps、240fps)に対応 ・タイムラプス ・QuickTake ・センサーシフト光学式手ぶれ補正 ・最大6倍のデジタルズーム ・オーディオズーム ・True Toneフラッシュ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) ・連続オートフォーカスビデオ ・4Kビデオの撮影中に8MP静止画撮影 ・再生ズーム ・ビデオ撮影フォーマット:HEVC、H.264 ステレオ録音 | ・4K(24fps、25fps、30fps、60fps) ・1080p HD(25fps、30fps、60fps) ・720p HD(30fps) ・シネマティックモード(最大4K HDR、30fps) ・アクションモード(最大2.8K、60fps) ・ドルビービジョン対応HDR(最大4K、60fps) ・1080pスローモーション(120fps、240fps)に対応 ・タイムラプス ・QuickTake ・センサーシフト光学式手ぶれ補正 ・最大6倍のデジタルズーム ・オーディオズーム ・True Toneフラッシュ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) ・連続オートフォーカスビデオ ・4Kビデオの撮影中に8MP静止画撮影 ・再生ズーム ・ビデオ撮影フォーマット:HEVC、H.264 ステレオ録音 | ・4K(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) ・1080p HD(25fps、30fpsまたは60fps) ・720p HD(30fps) ・シネマティックモード(最大4K HDR、30fps) ・アクションモード(最大2.8K、60fps) ・ドルビービジョン対応HDR(最大4K、60fps) ・最大4K、60fpsのProResビデオ撮影(外部ストレージでの記録時) ・Logビデオ撮影 ・アカデミーカラーエンコーディングシステム ・マクロビデオ撮影(スローモーションとタイムラプスに対応) ・1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 ・タイムラプス ・ナイトモード ・QuickTake ・ビデオの第2世代センサーシフト光学式手ぶれ補正(メイン) ・ビデオの光学式手ぶれ補正(3倍望遠) ・ビデオの3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正とAF(5倍望遠) ・最大9倍デジタルズーム ・オーディオズーム ・True Toneフラッシュ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) ・連続オートフォーカスビデオ ・4Kビデオの撮影中に8MPの静止画を撮影 ・再生ズーム ・ビデオ撮影フォーマット:HEVC、H.264、ProRes ・ステレオ録音 | ・4K(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) ・1080p HD(25fps、30fpsまたは60fps) ・720p HD(30fps) ・シネマティックモード(最大4K HDR、30fps) ・アクションモード(最大2.8K、60fps) ・ドルビービジョン対応HDR(最大4K、60fps) ・最大4K、60fpsのProResビデオ撮影(外部ストレージでの記録時) ・Logビデオ撮影 ・アカデミーカラーエンコーディングシステム ・マクロビデオ撮影(スローモーションとタイムラプスに対応) ・1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 ・タイムラプス ・ナイトモード ・QuickTake ・ビデオの第2世代センサーシフト光学式手ぶれ補正(メイン) ・ビデオの光学式手ぶれ補正(3倍望遠) ・ビデオの3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正とAF(5倍望遠) ・最大9倍デジタルズーム ・オーディオズーム ・True Toneフラッシュ ・映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) ・連続オートフォーカスビデオ ・4Kビデオの撮影中に8MPの静止画を撮影 ・再生ズーム ・ビデオ撮影フォーマット:HEVC、H.264、ProRes ・ステレオ録音 |
インカメラ (TrueDepthカメラ) | ・12MPカメラ -絞り:ƒ/1.9 -オートフォーカス -Retina Flash -Photonic Engine -Deep Fusion -スマートHDR 5 -ポートレート -ポートレートライティング -アニ文字とミー文字 -ナイトモード -フォトグラフスタイル -広色域キャプチャ -レンズ補正 -自動手ぶれ補正 -バーストモード -4Kビデオ撮影(24fps,25fps,30fps,60fps) -1080p HDビデオ撮影(25fps,30fps,60fps) -シネマティックモード(最大4K HDR,30fps) -ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K,60fps) -1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応 -タイムラプスビデオ -ナイトモードのタイムラプス -QuickTakeビデオ -映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K,1080p,720p) | ・12MPカメラ -絞り:ƒ/1.9 -オートフォーカス -Retina Flash -Photonic Engine -Deep Fusion -スマートHDR 5 -ポートレート -ポートレートライティング -アニ文字とミー文字 -ナイトモード -フォトグラフスタイル -広色域キャプチャ -レンズ補正 -自動手ぶれ補正 -バーストモード -4Kビデオ撮影(24fps,25fps,30fps,60fps) -1080p HDビデオ撮影(25fps,30fps,60fps) -シネマティックモード(最大4K HDR,30fps) -ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K,60fps) -1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応 -タイムラプスビデオ -ナイトモードのタイムラプス -QuickTakeビデオ -映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K,1080p,720p) | 12MPカメラ -ƒ/1.9絞り値 -Focus Pixelsを使ったオートフォーカス -Retina Flash -Photonic Engine -Deep Fusion -スマートHDR 5 -フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代のポートレート -6つのエフェクトを備えたポートレートライティング -アニ文字とミー文字 -ナイトモード -フォトグラフスタイル -Apple ProRAW -写真とLive Photosの広色域キャプチャ レンズ補正 -自動手ぶれ補正 -バーストモード -4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) -1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) -シネマティックモード(最大4K HDR、30fps) -ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps) 最大4K、60fpsのProResビデオ撮影(外部ストレージでの記録時) -Logビデオ撮影 -アカデミーカラーエンコーディングシステム -1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応 -手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ -ナイトモードのタイムラプス -QuickTakeビデオ -映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) | 12MPカメラ -ƒ/1.9絞り値 -Focus Pixelsを使ったオートフォーカス -Retina Flash -Photonic Engine -Deep Fusion -スマートHDR 5 -フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代のポートレート -6つのエフェクトを備えたポートレートライティング -アニ文字とミー文字 -ナイトモード -フォトグラフスタイル -Apple ProRAW -写真とLive Photosの広色域キャプチャ レンズ補正 -自動手ぶれ補正 -バーストモード -4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) -1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) -シネマティックモード(最大4K HDR、30fps) -ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps) 最大4K、60fpsのProResビデオ撮影(外部ストレージでの記録時) -Logビデオ撮影 -アカデミーカラーエンコーディングシステム -1080pスローモーションビデオ(120fps)に対応 -手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ -ナイトモードのタイムラプス -QuickTakeビデオ -映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p) |
認証 | Face ID | Face ID | Face ID | Face ID |
Apple Pay | ・店頭等:Face ID ・交通機関:Suica,PASMO,ICOCA(エクスプレスカード) | ・店頭等:Face ID ・交通機関:Suica,PASMO,ICOCA(エクスプレスカード) | ・店頭等:Face ID ・交通機関:Suica,PASMO,ICOCA(エクスプレスカード) | ・店頭等:Face ID ・交通機関:Suica,PASMO,ICOCA(エクスプレスカード) |
安全機能 | ・緊急SOS ・衝突事故検出 | ・緊急SOS ・衝突事故検出 | ・緊急SOS ・衝突事故検出 | ・緊急SOS ・衝突事故検出 |
キャリア | ・SoftBank ・au ・docomo ・Rakuten Mobile | ・SoftBank ・au ・docomo ・Rakuten Mobile | ・SoftBank ・au ・docomo ・Rakuten Mobile | ・SoftBank ・au ・docomo ・Rakuten Mobile |
5G | sub-6 | sub-6 | sub-6 | sub-6 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 (2×2 MIMO) | Wi-Fi 6 (2×2 MIMO) | Wi-Fi 6E (2×2 MIMO) | Wi-Fi 6E (2×2 MIMO) |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
NFC | ◯ (第2世代UWB) | ◯ (第2世代UWB) | ◯ (第2世代UWB) | ◯ (第2世代UWB) |
対応バンド | ・5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79) ・FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71) ・TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53) ・UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) ・GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) | ・5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79) ・FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71) ・TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53) ・UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) ・GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) | ・5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79) ・FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71) ・TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53) ・UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) ・GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) | ・5G NR(バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n14、n20、n25、n26、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n71、n77、n78、n79) ・FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、66、71) ・TD-LTE(バンド34、38、39、40、41、42、46、48、53) ・UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) ・GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz) |
FeliCa | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
位置情報 | ・GPS ・デジタルコンパス ・Wi-Fi ・携帯電話通信 ・iBeacon | ・GPS ・デジタルコンパス ・Wi-Fi ・携帯電話通信 ・iBeacon | ・高精度2周波GPS ・デジタルコンパス ・Wi-Fi ・携帯電話通信 ・iBeacon | ・高精度2周波GPS ・デジタルコンパス ・Wi-Fi ・携帯電話通信 ・iBeacon |
ビデオ通話 | ・FaceTime ・SharePlay ・画面共有 ・ポートレートモード ・空間オーディオ ・「声を分離」「ワイドスペクトル」のマイク ・バックカメラでのズーム | ・FaceTime ・SharePlay ・画面共有 ・ポートレートモード ・空間オーディオ ・「声を分離」「ワイドスペクトル」のマイク ・バックカメラでのズーム | ・FaceTime ・SharePlay ・画面共有 ・ポートレートモード ・空間オーディオ ・「声を分離」「ワイドスペクトル」のマイク ・バックカメラでのズーム | ・FaceTime ・SharePlay ・画面共有 ・ポートレートモード ・空間オーディオ ・「声を分離」「ワイドスペクトル」のマイク ・バックカメラでのズーム |
通話 | ・FaceTimeオーディオ ・Voice over LTE(VoLTE) ・SharePlay ・画面共有 ・空間オーディオ ・「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイク | ・FaceTimeオーディオ ・Voice over LTE(VoLTE) ・SharePlay ・画面共有 ・空間オーディオ ・「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイク | ・FaceTimeオーディオ ・Voice over LTE(VoLTE) ・SharePlay ・画面共有 ・空間オーディオ ・「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイク | ・FaceTimeオーディオ ・Voice over LTE(VoLTE) ・SharePlay ・画面共有 ・空間オーディオ ・「声を分離」と「ワイドスペクトル」のマイク |
オーディオ再生 (コーデック) | ・AAC ・MP3 ・Apple Lossless ・FLAC ・ドルビー ・空間オーディオ ・最大音量制限 | ・AAC ・MP3 ・Apple Lossless ・FLAC ・ドルビー ・空間オーディオ ・最大音量制限 | ・AAC ・MP3 ・Apple Lossless ・FLAC ・ドルビー ・空間オーディオ ・最大音量制限 | ・AAC ・MP3 ・Apple Lossless ・FLAC ・ドルビー ・空間オーディオ ・最大音量制限 |
ビデオ再生 | ・HEVC ・H.264 ・ProRes ・HDR ・AirPlay ・Apple TV連携 ・DisplayPort出力(USB-C) ・USB-C Digital AV | ・HEVC ・H.264 ・ProRes ・HDR ・AirPlay ・Apple TV連携 | ・HEVC ・H.264 ・ProRes ・HDR ・AirPlay ・Apple TV連携 ・DisplayPort出力(USB-C) ・USB-C Digital AV | ・HEVC ・H.264 ・ProRes ・HDR ・AirPlay ・Apple TV連携 ・DisplayPort出力(USB-C) ・USB-C Digital AV |
Siri | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アクションボタン | ー | ー | ◯ | ◯ |
コネクタ | USB-C(USB 2) -充電 -Display Port -最大480Mb/s | USB-C(USB 2) -充電 -Display Port -最大480Mb/s | USB-C(USB 3) -充電 -Display Port -最大10Gb/s | USB-C(USB 3) -充電 -Display Port -最大10Gb/s |
バッテリー | 最大20時間のビデオ再生 | 最大20時間のビデオ再生 | 最大23時間のビデオ再生 | 最大29時間のビデオ再生 |
充電 | ・USB-C (USB 2) ・高速充電(30分で50%) ・MagSafe(最大15W) ・Qi(最大7.5W) | ・USB-C (USB 2) ・高速充電(30分で50%) ・MagSafe(最大15W) ・Qi(最大7.5W) | ・USB-C (USB 3) ・高速充電(30分で50%) ・MagSafe(最大15W) ・Qi(最大7.5W) | ・USB-C (USB 3) ・高速充電(30分で50%) ・MagSafe(最大15W) ・Qi(最大7.5W) |
センサー | ・Face ID ・気圧計 ・ハイダイナミックレンジジャイロ ・高重力加速度センサー ・近接センサー ・デュアル環境光センサー | ・Face ID ・気圧計 ・ハイダイナミックレンジジャイロ ・高重力加速度センサー ・近接センサー ・デュアル環境光センサー | ・Face ID ・LiDARスキャナ ・気圧計 ・ハイダイナミックレンジジャイロ ・高重力加速度センサー ・近接センサー ・デュアル環境光センサー | ・Face ID ・LiDARスキャナ ・気圧計 ・ハイダイナミックレンジジャイロ ・高重力加速度センサー ・近接センサー ・デュアル環境光センサー |
OS | iOS 17 | iOS 17 | iOS 17 | iOS 17 |
SIM | ・デュアルSIM -nano-SIM -eSIM ・デュアルeSIM | ・デュアルSIM -nano-SIM -eSIM ・デュアルeSIM | ・デュアルSIM -nano-SIM -eSIM ・デュアルeSIM | ・デュアルSIM -nano-SIM -eSIM ・デュアルeSIM |
同梱物 | ・本体 ・USB-C充電ケーブル(1m) ・マニュアル | ・本体 ・USB-C充電ケーブル(1m) ・マニュアル | ・本体 ・USB-C充電ケーブル(1m) ・マニュアル | ・本体 ・USB-C充電ケーブル(1m) ・マニュアル |
iPhone 15シリーズ 前作iPhone 14シリーズとの違い
大きく分けて、以下の見出しの違いがあります。
所感を交え、まとめていきます。
本体価格の違い
以下の通り、iPhone 15シリーズの方が、5,000円〜1万円アップしています。
無印とPlusは5,000円アップ、ProとPro Maxは1万円アップです。
モデル | iPhone 15シリーズ | iPhone 14シリーズ |
---|---|---|
無印 | ・128GB:124,800円 ・256GB:139,800円 ・512GB:169,800円 | ・128GB:119,800円 ・256GB:134,800円 ・512GB:164,800円 |
Plus | ・128GB:139,800円 ・256GB:154,800円 ・512GB:184,800円 | ・128GB:134,800円 ・256GB:149,800円 ・512GB:179,800円 |
Pro | ・128GB:159,800円 ・256GB:174,800円 ・512GB:204,800円 ・1TB:234,800円 | ・128GB:149,800円 ・256GB:164,800円 ・512GB:194,800円 ・1TB:224,800円 |
Pro Max | ・256GB:189,800円 ・512GB:219,800円 ・1TB:249,800円 | ・128GB:164,800円 ・256GB:179,800円 ・512GB:209,800円 ・1TB:239,800円 |
やっぱり円安含みもあってか、どんどん上がっていきますね。。なにげにPro Maxの最安128GBもラインナップからなくなっています。
本体サイズの違い
iPhone 15(無印)・iPhone 15 Plusと、iPhone 14(無印)・iPhone 14 Plusのサイズの違いは、ほとんど変わりません。
モデル | iPhone 15シリーズ | iPhone 14シリーズ |
---|---|---|
無印 | ・高さ:147.6 mm ・幅:71.6 mm ・厚さ:7.80 mm ・重さ:171g | ・高さ:146.7mm ・幅:71.5mm ・厚さ:7.80mm ・重さ:172g |
Plus | ・高さ:160.9 mm ・幅:77.8 mm ・厚さ:7.80 mm ・重さ:201g | ・高さ:160.8mm ・幅:78.1mm ・厚さ:7.80mm ・重さ:203g |
Pro | ・高さ:146.6 mm ・幅:70.6 mm ・厚さ:8.25 mm ・重さ:187g | ・高さ:147.5mm ・幅:71.5mm ・厚さ:7.85mm ・重さ:206g |
Pro Max | ・高さ:159.9 mm ・幅:76.7 mm ・厚さ:8.25 mm ・重さ:221g | ・高さ:160.7mm ・幅:77.6mm ・厚さ:7.85mm ・重さ:240g |
iPhone 15シリーズ


一方で、ProとPro Maxは、高さや幅が約1mm小さくなり、重量も20gほど少なくなっています。
これは、iPhone史上最薄のベゼルを採用したこと、アルミニウムからチタニウムが採用されたためです。
微々たる差でも、この「幅と重量」が小さくなったため、片手でもより持ちやすいサイズとなっています。
その代わり、厚みが少し増えていることには注意してください。
画面サイズの違い
画面サイズは、いずれも無印:6.1インチ、Plus:6.7インチです。
無印・Plus

大きな違いは、14シリーズではProモデルにのみ搭載されていた、「Dynamic Island」が全モデルに採用されたことです。

これがあると、タイマーなどタスク系のものを常時表示できたり、通知アクションの際に、画面をオーバレイせずに他の操作が可能となるので、地味に便利ですよ。
画面の解像度は、本体サイズが±1mm変わることで若干異なりますが、いずれも460ppiとなっており、見た目は変わりません。
いずれも、OLED(有機EL)ディスプレイが搭載されています。
なお、Proモデルのみ、「ProMotionテクノロジー」と「常時表示ディスプレイ」が採用されていますが、これは前作14 Pro・Pro Maxと同様です。
本体ボタンの違い

Proシリーズのみ、アクションボタンが採用されています。
このアクションボタンはカスタマイズ可能となっていて、ボイスメモやカメラの起動、ショートカットも呼び出せるようになっています。
特にショートカットが呼び出せるようになっているのは、ありがたい。このブログ作業やスマートホームでショートカット機能を使っているので。
また、iOS 17をスタンバイさせるスタンドも出てきそうです。
時計やウィジェットを表示させることができ、スマートディスプレイとしても扱えることとなっています。
性能(SoC関連)の違い
iPhone 15シリーズは、A15 Bionic→A16 Bionicを搭載しており、正当進化を果たしています。


Proモデルのみ、「A17 PRO」が採用されていますね。
Appleは発表会で、MacのゲームがiPhoneにも移植することなど、主にゲーム面でのアピールをしていたので、このA17 Proの性能は特に気になる所。
Bionicとつかなかったのでこの差はどういうものなのか…実機について後ほどレビューします。
カメラの違い
カメラについては、14のProモデルに搭載されていた48MPメインカメラが、15(無印)&15 Plusにも採用されています。
これにより、(疑似)光学2倍ズームが可能となったのは大きなポイントです。
前作の14無印と14 Plusは12MPのメインカメラで、2倍デジタルズームをする際に画質が荒くなっていましたが、15無印と15 Plusは、超高解像度48MPをクロップすることにより、2倍ズームの際にも画質を最小限(光学ズーム並み)にできます。

2倍ズームは、料理を撮影する際に重宝するので、嬉しい方も結構多いのではないでしょうか。
また、Proモデルについては、iPhone 15 Pro Maxに5倍望遠ズーム(120mm)が搭載されたのが最も大きな違いです。
前作14は、Pro・Pro Maxともに3倍望遠ズーム(77mm)だったので、この違いはかなり大きい。より遠くの被写体に寄って撮影することが可能となります。
Proモデルは、更にLogビデオ撮影が可能で、アカデミーカラーエンコーディングシステムを搭載するなど、もはや映画撮影もできるのでは?と思うレベルのものに。

これを撮影できるカメラ自体が少なく一般的に編集難易度も高いものですが、iPhoneに搭載されたことによって、より身近なものになるのでしょうか。
RAWデータから色調・彩度・諧調を処理した圧縮データのことです。Log撮影をすると、通常の撮影では黒潰れや白飛びを起こしがちな被写体でも、カラーデータが失われることなく記録されます。これにより、よりイメージに近い映像が作り出せます。
さらに、Proシリーズは空間ビデオ撮影にも対応し、「Apple Vision Pro」向けでも使えるとのこと。
また、地味なポイントですが、SoCの正当進化に伴い、全モデルがスマートHDR 4からスマートHDR 5に進化したことによって、写真を取った後の機械処理も進化しています。
通信の違い
モデル | iPhone 15シリーズ | iPhone 14シリーズ |
---|---|---|
無印 | ・5G:sub-6 ・Wi-Fi:Wi-Fi 6 ・Bluetooth:Bluetooth 5.3 ・UWB:第2世代UWB | ・5G:sub-6 ・Wi-Fi:Wi-Fi 6 ・Bluetooth:Bluetooth 5.3 ・UWB:第1世代UWB |
Plus | ・5G:sub-6 ・Wi-Fi:Wi-Fi 6 ・Bluetooth:Bluetooth 5.3 ・UWB:第2世代UWB | ・5G:sub-6 ・Wi-Fi:Wi-Fi 6 ・Bluetooth:Bluetooth 5.3 ・UWB:第1世代UWB |
Pro | ・5G:sub-6 ・Wi-Fi:Wi-Fi 6E ・Bluetooth:Bluetooth 5.3 ・UWB:第2世代UWB | ・5G:sub-6 ・Wi-Fi:Wi-Fi 6 ・Bluetooth:Bluetooth 5.3 ・UWB:第1世代UWB |
Pro Max | ・5G:sub-6 ・Wi-Fi:Wi-Fi 6E ・Bluetooth:Bluetooth 5.3 ・UWB:第2世代UWB | ・5G:sub-6 ・Wi-Fi:Wi-Fi 6 ・Bluetooth:Bluetooth 5.3 ・UWB:第1世代UWB |
この点での違いは、UWB(超広帯域無線)が第2世代に進化していることです。
これによって、AirTagや探すアプリなどを用いた位置情報確認制度を更に高めるとのこと。
また、Proシリーズには、最新のWi-Fi 6Eに対応しており、対応のWi-Fiルーターでより混雑や鑑賞が少ない通信接続ができるものとなっています。(とはいえ、そこまでこだわらなくても良い程度の性能差です。)
通信面では、より高速となる5Gのミリ波対応に注目していましたが、すべてsub-6のままでした。
とはいえ、現状のキャリアの通信環境から考えると、sub-6でも特に問題ないので、この点は及第点。
ミリ波(mmWave)は30-300GHzの高周波数帯域で、高速のデータ転送を提供しますが、伝播距離が短く遮蔽物に弱いです。一方、sub-6GHzは6GHz以下の周波数帯域で、データ転送速度はミリ波に比べてやや遅いですが、より広範囲のカバレッジと良好な物体貫通性を提供します。
コネクタの違い
今回の最大の目玉であるコネクタ、ついに「Lightning」から「USB Type-C」に変更となりました。

アップデートされたAirPods Pro(第2世代)やApple Watchを充電できます。
Appleの母艦デバイスは、大きくは2015年に発売されたMacBook Air、2018年に発売されたiPad Proを皮切りに、徐々にUSB-Cポートに変更されていきましたが、唯一iPhoneだけがLightningのままでした。
そのため、同じApple製品を利用しているにも関わらず、ケーブルを別々に購入したり、持ち歩く手間があったのが最大の欠点でした。

それ以外にも、主にiPhoneのカメラの進化によって、特に動画などの大容量ファイルの転送速度がLightning(USB 2.0準拠)遅かったため、クリエーター的にも不満のある要素でした。
これが解消され、Apple製品に関わらずより標準的に使える「USB-C」が搭載されたことが、今回iPhone 15シリーズの最大の変更点です。
ただ、この点はMagSafe充電や他のAppleデバイスが旧型のものを使っている場合、特に影響のない部分なので、無理して変更する必要もない点ではあります。
上記のような複数デバイスを常時利用している際に、ケーブルを分けたりデータ転送に不満を持っている場合、乗り換えをするのがおすすめです。
なお、USB-Cとはいっても、無印・Pro・Plusとそれ以外によっても違いがあります。
モデル | iPhone 15シリーズ | iPhone 14シリーズ |
---|---|---|
無印 | USB-C (USB 2) | Lightning (USB 2準拠) |
Plus | USB-C (USB 2) | Lightning (USB 2準拠) |
Pro | USB-C (USB 3) | Lightning (USB 2準拠) |
Pro Max | USB-C (USB 3) | Lightning (USB 2準拠) |
Appleが「USB 3で最大10GBpsの転送速度」と称していたことから、Proシリーズは「USB 3.2 Gen 2」に準拠するのものと思われます。
タイプ | 転送速度 |
---|---|
USB 2.0 | 最大480Mbps |
USB 3.2 Gen 1×1 | 最大5GBps |
USB 3.2 Gen 1×2 | 最大10GBps |
USB 3.2 Gen 2×1 | 最大10GBps |
USB 3.2 Gen 2×2 | 最大20GBps |
同様に、充電速度も向上する可能性がありますが、この点は実機を入手した後、確認します。
上記の「ケーブルを分ける」ことにストレスを感じる方は、無印やPlusでもOKですが、クリエーターの方やiPhoneで動画撮影編集を頻繁にする方は、転送速度が速いProまたはPro Maxをおすすめします。
おわりに
取り急ぎまとめましたが、今年も新型iPhoneを買う予定ですので、レビュー後に詳細の使用感などをまとめていきます!