当ブログ「BENRI LIFE」はこれまではなてなのサブドメインで運用してきましたが、この度、独自ドメインに変更しました。
- 旧:benrilife.hatenablog.com
- 新:www.benrilife.com
これまでブログのためのブログという記事は避けていたのですが、結構大きい変化なので、独自ドメイン変更の心境や今後の運営方針について備忘までに残しておきます。
この記事は、2017年12月に書いた記事です。運営当初ははてなブログで運営していて、当時ブログ初心者だった私は、ブログの運営に試行錯誤していました。2022年現在は、月間10万PVを維持できるブログにまで成長し、当時を振り返ってしみじみしております(笑)
もくじ
独自ドメインに変更した理由

1番大きい理由としては、サイトの所有権を自分のものにできるからです。
独自ドメインにしておけば、将来WordPressに移行したくなった時でもその自由がありますし、はてな側のペナルティや経営的問題など外的要因に踊らされるリスクも低くでき、精神衛生上いいからですね。
直近ではそういった問題はまず起こらないと思いますが、SSL対応の話など、別にブログ程度で大した影響がでるもんじゃないが、自分の意志でどうにもならない部分が出てきていますしね。
ただし、この独自ドメインには不安要素がありました。それは独自ドメインを利用することでドメインパワーがゼロの状態になることです。
なんだかんだはてなのサブドメイン時のよりもアクセスが減るのは避けられないことでしょう。
まぁ少ししたらアクセスも戻るらしい話もあるので、これまで以上に頑張って更新を続けて行くしかないですね。
そういうわけで特に今までは運営初期で波に乗りたかったこともあって、狙ってサブドメイン運用していましたが、上記の思いもあり、独自ドメインにするなら記事数やアクセスの少ないこの時期にやっといた方が良いと考えていることと、ちょっとブログをサボり気味で心機一転したかったのもあり、思い切って独自ドメインに切り替えました。
ドメイン名について

ドメイン名はwww.benrilife.comと、ブログタイトルと同じ名称ですが、自分のブログ名については開設時に結構考えた上であらかじめ取っていました。
まずブログ名が被るのが嫌だったので、.comや.netといったあえて人気のあるトップレベルドメインが取れるブログ名をベースに検討することで、他の人がこれまで思いつかなかったようなドメインにしたい。
かつシンプルな名称にしたく、100案くらい考えた結果、この「BENRI LIFE」という名前になりました。実はドメインだけはいつか切り替える思いでブログ開設と同時に取得しています。
これの由来はどこかで見かけた、テクノロジーによる将来の「超便利社会」の到来みたいなフレーズをすごく気に入っていて、自分がガジェットやサービスを好んで使い続けるのも、より生活を「便利」にしたいという思いもあり、BENRI LIFEとしたわけです。
テクノロジー&ガジェット好きということもあり、ガチガチのTech系な名前も考えたのですが、ちょっと自分のスキルセットと合致してないイメージ感で、「便利」くらいのゆるいワードがちょうどいい。笑
客観的に見ると、「便利」という日本語を英語にするのがちょっとダサいかなぁと思って今回独自ドメインに変更する際にブログ名を変えようと思ったのですが、気に入ったワードはすでに.comで取られていることが多かった結果、これ以上のものが考えつかず、BENRI LIFEとして続投することに。
はてなはドメインパワーの強いサブドメインでとりあえず運用して、勢いに乗ったら気に入ったドメイン名に変えやすいという選択肢があるのも強みの一つかと思っています。
これまでの運営について

ガジェットが大好きでブログを始める前から年間100万円はそれに費やす私は、気がついたら目新しく好きなガジェットを買っては、レビューするだけの記事更新を続けていました。
ただ内容にはブログ初心者なりに結構こだわっていて、見る方のために「あらゆる読者さんのために多角的な視点で書く」「細部まで網羅的に書く」ということを大切にしてきました。
その中でも特に思い入れのある記事は以下。
一番成功した記事。「Nature Remo」という実質1ワードで公式の次に掲載されるという状態が長く続き、商品自体の注目度も高く、かなりのアクセス数を稼ぎだす。Facebookシェア数やPocketストック数といったSNS分野でも3桁を超えることができた。製品自体の満足度もかなり高く、いろんな意味で1番の良記事。
自分の思いを詰め込みまくった個人的には一番好きな記事。「Google Home メモ」という比較的検索されやすそうなワードで常時1位を取ることができ、こちらも上記と同じくらいかなりのアクセスを頂いた。
検証と記事作成に50時間近くかけて、かなりこだわって書いた記事だが、ほとんどアクセスなかった…笑
比較の視点に欠けているのと、計15,000字に渡る冗長すぎる書きっぷりで質が低いこと、記事作成に時間をかけすぎてアップしたころには質の高い記事を書く競合が多くいたことが残念ポイント。
ただ、こんな感じでこだわりすぎて書いた結果、1記事10000文字以上がデフォとなり、そういう記事は狙ったワードでたいてい検索上位にいけることに味を占めたことで、記事作成のハードルがどんどん上がり、だんだんブログを書くことが重荷に感じてしまう。
結果、ブログ始めてちょうど4ヶ月でわずか19記事という超スローペースな感じに。笑
PV数は20,000〜30,000/月あたりを推移し、この記事数にしてはかなり多くの方に読んで頂いた印象だけど、このままでは継続性がなく、なんかダメだなぁと。
アクセス数やこだわりを意識せずに、もっとサクサクと書きたいと思ってました。
これからの運営方針

というわけでこれからの運営方針を自分の備忘込みでまとめておきます。
ポイントを押さえて記事を作成
記事作成にあたり、なんとかしたいなと思っていたのが以下2点。
- 推敲の時間が長すぎる
- 写真の掲載に時間がかかりすぎている
あらゆる角度から書こうとしすぎて逆にダラダラした文章になってしまっていたりしてそれらを作成するだけでも疲れるし、読者の方にとっても読みにくいと想定される。
あと写真は全然スキルない割にいろんな構図にこだわるあまり、編集なども兼ねると記事を書くのと同じくらいの時間を費やしてしまい、本来補足たる写真に、かなりの工数をとってしまっている。
そんなわけで1記事書くのに丸2日かけてしまうほどでツールを使って多少の効率を上げても本質的には改善されませんでした。
やはりもうちょっとポイントを押さえて書くことが、自分にとっても読者の方にとっても重要なのかなと。
あとは、書きたいポイントを一通り書けたら、細かいところを気にせず一旦アップして、よく読んで頂ける記事をリライトしていくみたいなことも重要なのかなと感じたので、これは積極的にやっていきたいと思います。
ブログ更新をルーティン化する
今までブログは書きたいときに思いっきり書くという適当なノリでやってきましたが、そうするとサボることも多く、結果コンテンツの絶対量が少ないために濃度も少なくなり、価値あるサイトになりにくい。
量より質とは言いますが、やはり一定レベルの量も重要と感じる今日この頃。
よってもうちょっと生活のルーティンにブログ作成を取り入れようと思います。隙間時間も有効活用していきたいですね。
なお、量的な理想は、10000文字以上の濃厚な記事を週2〜3記事ですが、働きながらそれを続けるのは色々とハードルが高いことがわかったので、上記に述べたポイント部分を骨子の段階で絞る感じにして、3000から6000文字のコンパクトな記事を週2〜3回くらいのペースで出せればと思います。
(もちろん文字数に縛られず、思いっきり書きたいものは思いっきり書く)
モブログを活用する
これまでほとんどをデスクトップ環境で書いていましたが、これだと書く場所に制限があり、きちんと腰を据えないとブログを書くことができなくなっていました。それが上述した「重荷」につながっています。
よって外出先だろうが布団の中だろうが、どこでも書けるモブログは積極的に活用していきたい。
ということで、モブログ環境を準備しています。様々選定した結果、「Drafts4」が一番合っていたので、それをメインに最近リリースされた「するぷろーらX」でリンクなど取得という感じで。練習がてらこの記事もDrafts4でスマホのフリック入力で書いています。
最終的にははてな連携機能による写真アップロードがしやすく、コンテキスト機能のあるEvernoteで仕上げてアップロードという感じの執筆環境です。
あとは写真加工なんですが、これは一括自動補正〜細かい調整と一括現像(リサイズ・圧縮・ウォーターマーク可)ができ、かつ管理もしやすいPC版Adobe Lightroomが最強すぎてどうしようか悩んでる感じ。
結局スマホとPCのハイブリッドでやっていくのが一番効率的なのかもしれません。色々試して行って最適化したいと思います。
おわりに

零細ブログではありますが、こんな感じで今後も頑張っていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
まぁこのような自己満記事を書いている間に良記事増やせよって感じ(1ヶ月もサボってしまいました…笑)ですが、たまには心境を吐露するような脱線があってもいいんじゃないかなぁと思って書きました。
少なくともここに書いたことは、別に特殊なことでもないので、ちゃんと実践していきたいと思います。まずはこの独自ドメインで3ヶ月くらいやってみて振り返りをしたいと思います。