スマートホームで多くのデバイスを発売している、LinkJapanから新たにスマートプラグが登場!
その名も「ePlug 3」、この製品の特徴は以下の通り。
- 消費電力がリアルタイムに確認できる
- タイマー機能で電気代を節約可能
- 簡単設置
- GPS機能で待機電力を削減
- ワンタッチで電力制御(スマホ・AIアシスタントから直感的にON・OFF操作)
というのが、公式に謳われている特徴なのですが、何より消費電力が確認できるのが良いポイント。
LinkJapanといえば、スマートホームで著名な企業ですが、単純にスマホ対応のワットチェッカーとして重宝しそうな製品。
その特徴はどうか、レビューを通じて詳細を語ります!
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もくじ
外観と初期設定
まずは、外観と初期設定についてチェックしていきます。

本体前面です。


サイズは、7×3.6×3.0cmとなっています。
前作ePlug 2と比較すると、機能面は主に電力管理の部分で進化していますが、反面横幅が取られる構造となっています。
そのため、横並びで利用する電源タップであると、他のコンセントに干渉(挿せない)しやすいので注意してください。


このePlug 3を、家電の主電源と、コンセントの間に挿すことで、ePlug 3を介して遠隔操作や電力管理ができるようになります。

コンセントに装着すると、青ランプが点滅し、初期設定ができるようになります。その後アプリで設定していきます。

あとは、スマホのHomeLinkアプリから、設定していきます。

スマートプラグは、インターネットで通信して遠隔操作をする製品なので、Wi-Fi設定が必要です。これもアプリの画面に従って設定できます。
注意点としては、Wi-Fiの2.4GHzのみに対応のため、スマホで5GHzに接続している場合は、2.4GHzのほうにつなぎ直しましょう。


これで登録が完了です!完了すると、以下の赤枠の通り、スマートプラグと消費電力管理の画面が出てきます。

設定は簡単ですが、特にWi-Fi設定でうまく接続出来ない場合は、一度ePlug 3をコンセントから抜き、10秒程度経ってから、再度プラグの電源ボタンを8秒長押しし、セットアップモードにすると良いです。
レビュー
ePlug 3を実際に利用してみましたので、レビューしていきます。
スマートプラグとして基本的な機能は完備
スマートプラグといえば、家電のコンセント(主電源)に挿して、スマホなどで制御できる製品。
コンセントに挿してオンオフするだけなので、簡単に利用でき、スマートホーム入門に最適なデバイスです。


接続する家電には、後述する注意点もありますが、主に照明や扇風機を遠隔操作するのに用いられます。
私も、デスクライトとサーキュレーターをメインに利用しています。実際に操作してみました。
スマホからの操作は、単純に「オンオフ」ボタンをタップするだけなので、誰でも簡単です。
加えて、AIアシスタントでスマホやスマートスピーカーに話しかけての制御もできます。
実際に動作させてみました。
Amazon Alexa、Googleアシスタント、Apple Siriと完備しています。
LinkJapanはスマートホームで有名な企業。そのアプリ:HomeLinkは、Amazonのapp-to-app連携(スマホアプリで登録したら自動でアレクサにも登録される)に対応していたりと、AIアシスタント絡みの制御もしやすいです。
スマートプラグとして基本的な機能は完備されており、スマートホームを始めたい方がお試しで利用してみるのに最適な製品でもあります。
高性能ワットチェッカーとして利用できる
この製品の最大の特徴は、消費電力をリアルタイムで確認することができることです。
利用した瞬間に、リアルタイムの電力データがスマホから確認でき、かつそれぞれの使用量や使用料金まで確認できます。
特に、ePlug 3を複数利用している場合に、電力使用量の割合を確認できるのがとても便利。

普通のスマートプラグは電源ON・OFFをするだけなので、やや物足りないのですが、電力を確認できるだけで節電にも有効活用できるため、一気に利用価値が上がります。
しかも、この電気料金使用量や、複数利用時に割合を計測できる機能は、他社には中々ないもので、ePlug 3の大きな特徴といえます。


加えて、電気料金も概算で管理することができ、かなり便利です。
「電力計測に対応したスマートプラグ」とはいいますが、単純に遠隔地でも確認できる「スマホアプリ対応のワットチェッカー」と考えると、2,980円は結構お得に感じますね。
さらにこれは、タイマー機能を用いて待機電力を自動的に節約したりもできるのが良い点。次の章で述べていきます。
スマート機能でタイマーや自動操作が便利
ePlug 3を操作するHomeLinkアプリには、「スマート機能」というものがあります。
これによって、プラグの電源管理を自動化できるのが便利です。
イメージしやすい例では、タイマー機能。
時計の針を手で回すように直感的に複数のタイマーを設定できるようになっています。


例えば平日朝晩のみ使う家電では、6-9時及び18-24時ONなど、待機電力を自動的に節約できますね。
それ以外にも「連動機能」が便利です。
例えば、同社のスマートリモコンである「eRemote 5」と連携させて、冷房(eRemote 5)とサーキュレーター(ePlug 3)を同時に制御する仕組みを作ってみました。


エアコンとサーキュレーターを同時運転させると、エアコンの内気を部屋により素早く効率的に循環させることができ、結果としてより素早く・かつ少ない動力で部屋を涼しくできます。
他にも、ある特定の環境下で、ePlug 3を自動制御させる「連動」という機能もあります。

これは暖房でも有効で、つまりは節電向けにも有効な使い方です。
こういった自動操作・一括操作の仕組みが備わっていることもあり、ePlug 3はおすすめです。
欲を言えば、せっかくリアルタイム計測できるため、この電力を連動の実行条件に起き、電力を通じて家電制御できると嬉しかったですね。今後のアプデに期待が持てます。
スマートホームで著名なLinkJapanの良さも
LinkJapanはスマートスピーカーが日本で発売された初期の頃から、スマートホームで有名な企業。
特に先程紹介した、「eRemoteシリーズ」は売れ筋製品です。
最近では、消費者向けとしてはそこまで目立っていないかもしれませんが、実は法人向けのシェア40%を獲得しているほどの企業で、マンションや住設向けに予め備え付けられているパターンでは、すでに第一人者になりつつあります。
今後、こういった企業は更に増える見込みであり、以下のような内覧会にも参加しましたが、この点では他社の追従を許さないほどきめ細やかな製品群がありました。
自社デバイス
カテゴリ | 製品と特徴 |
---|---|
スマートリモコン | Wi-Fi対応の設置型学習リモコン。 赤外線リモコンで操作する「エアコン・テレビ・シーリングライト」 などといった既設家電を遠隔操作可能。 製品:eRemote 5、eRemote Pro。 |
スマートハブ | Zigbee製品を一括管理・ローカル連動を実現可能 エネルギー機器向けのIoTハブ、 美和ロック専用BLEハブもあり。 製品:HBZL、G2 |
照明スイッチ | ダウンライトをスマート化させる壁スイッチ。 製品:SWZ(1.2.3) |
マルチボタン | ボタンを押すだけで様々な家電を操作可能なマルチボタン 製品:4BTZ |
スマートカーテン | スマホでコントロールできる本格派電動カーテン 製品:CT-Z |
人感センサー | 人の動きを検知し、照明や家電の操作。 製品:MS-Z |
環境センサー | 遠隔でモニタリング可能な温湿度・CO2・開閉センサー。 環境データに応じた家電の自動操作も可能 製品:A-Z(温湿度)、eAir(CO2センサー)、 DS3(開閉センサー) |
スマートカメラ | スマホで手軽に映像確認できるスマートカメラ。 ホームセキュリティ・見守り向け 製品:eCamera2 |
スマート電球 | スマホやスマートスピーカーから操作可能な電球 調光・調色可能 製品:eLamp |
スマートナースコール | ワンタッチでビデオ通話できる。 スマホから呼びかけが可能 製品:eBell |
スマート加湿器 | 湿度と連携して自動制御可能なスマート加湿器。 湿度管理のみならず機器連携も可能。 製品:スマート加湿器(KEECOON) |
ドアハブ | 集合住宅のエントランスに後付けしてオートロックをスマート化。 スマホからのキーレス操作や無人内覧などにも対応 製品:ドアハブ |
他社連携可能デバイス
製品名 | 特徴 |
---|---|
美和ロック DTRS・PiACK IIシリーズ | 玄関ドアの鍵をスマート化。 アプリでの施錠解錠や暗証番号解錠も可能。 |
ALSOK HOME ALSOK Connect Eye(IP-C730) | ライブ映像の確認・保存が可能な防犯カメラ。 人物検知や異常検知、相互通話も可能。 |
パラマウントベッド | 自動運転可能な可動式ベッド。 LinkJapanベースの専用アプリでポジション登録やタイマー操作が可能。 |
ノーリツ スマート給湯器リモコン | 給湯リモコン。 HomeLinkと連携して、自動お湯張り・保温、追い焚きなどが可能。 |
Akuvoxスマートインターフォン | 玄関用インターフォン。 HomeLinkと連携して、インターホン映像確認や解錠などが可能。 |
Rinnaiスマート給湯器リモコン | 給湯リモコン。 HomeLinkと連携して、自動お湯張り・保温、追い焚きなどが可能。 |
TOTOお掃除浴槽 | 自動清浄が可能な浴槽。 |
三和シャッター マモドアシリーズ | 窓シャッター。 シャッターの開閉やシーン設定、通知をHomeLinkと連携。 |
メディオテック ミルエコmini | エネマネ向けのハブ。 太陽光発電システムとHEMSミルエコminiをつなぐことで、 発電状況や消費電力をまとめて確認できる。 |
アイホン インターホンシステム | スマホから確認可能なフラットデザインのインターフォンシステム。 |
西川 ヘルシオン | 電位・温熱組み合わせ家庭用医療機器。 血行改善や疲労回復、頭痛を和らげるなどの効能あり。 |
アイリスオーヤマ スマート冷蔵庫 | カメラで庫内をチェックできる冷凍冷蔵庫 |
なぜこの点をスマートプラグのレビューで語っているのかというと、ePlug 3の「HomeLink」アプリを利用することによって、こういったデバイス・家電・住設をまとめて管理し、連携操作できるようになるためです。
そのため、すでに上記のような製品が常設されている住宅の場合は、ePlug 3を選んでまとめて管理すると、実生活で使う上ではラクで良いですね。
スマートホーム家電のような、ある程度複数製品の組み合わせが求められる性質上、こういったポイントで、ePlug 3を手に取るのもありかと思いますよ!
注意点
スマートプラグで操作すべきでない家電がある
スマートプラグは主電源を操作する製品なので、パット見どの家電にも利用しやすい製品に見えます。
しかし、その主電源を直接制御することが仇となり、以下のような家電では利用することができません。
- 電熱系・ストープなど火災の恐れがある家電(主にひし形PSEマークの家電)
- 主電源をオンにしてもリモコンやスイッチをオンにしないと使えない家電(テレビなど)
そのため、使い道が限定されます。
そのため、使い道が意外にも少なく感じることが多いですが、上記の例のように照明やサーキュレーターへの利用に活用できることや、eRemote 5のような製品と組み合わせて利用するなど、スマートホームな生活を実現するための補完的な役割を果たすデバイスと言えます。
極性つきプラグである
ePlug 3は、極性付きプラグとなっており、コンセントの向きを合わせて挿す必要があります。

これは、ePlug 3以外の他社製品も極性付きのタイプが多く、安定・安全性を高めるためのこの設計なのかもしれませんが、普通に使う分には、向きを気にしなければならないので、ちょっと面倒。
また、普通のテーブルタップには極性なしのものも多く、挿せないものも出てくると思います。この点を事前にチェックしておくと良いです。
ただ、この点は一度挿せば後はスマホから操作するだけなので、問題ありません。
レビューまとめ
ePlug 3は、スマートホーム向けとして使えるだけでなく、ワットチェッカーとして節電向けにも利用できるのが便利な製品でした。
特に、リアルタイムの消費電力測定ができ、電力料金や複数利用時の電力消費割合を計測できるのが良い部分です。
スマートプラグの使い道がいまいちわからないという方も多いと思いますが、このワットチェッカー的な使い方だとイメージしやすいかと思います。ぜひ試してみてください!
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Kou10


ePlug 3 レビュー
ePlug 3は、スマートホーム向けとして使い勝手がよく、かつワットチェッカーとして節電向けにも利用できるのが便利な製品。スマホアプリからの遠隔操作や、AIアシスタントからの音声操作といった基本的な機能は完備。かつ、リアルタイムの消費電力測定ができ、電力料金や複数利用時の電力消費割合を計測できるのが良い部分。スマートプラグの仕様上、使える家電は限られるが、照明や扇風機などの管理・操作に活躍します!
メリット
デメリット