我が家はAmazonのアレクサを中心にスマートホーム化していることもあり、すっかりAlexaに依存しています。
そうなってくると、メインのイヤホンもアレクサ対応のものを選びたいという思いがあったのですが、中々対応しているものがありません。。。
SiriとかGoogleアシスタント対応なら結構あるんですけどね〜…海外ではEcho Budsとかあるんですが…
日本では、Jabra Elite 65tしか選択肢にないような感じで、ずっとこれを使ってきました。
そんな中、かの人気ワイヤレスイヤホン:ソニーの「WF-1000XM3」が2019年11月のアップデートでAlexaに対応!
元々WF-1000XM3に興味を持っていたこともあり、これを機に買い替えてみました。
利用して1ヶ月経ちましたので、今回はこのAlexa機能を中心に解説していきたいと思います。

Kou
結論から言うと、かなり良い感じです!
もくじ
WF-1000XM3でAlexaを設定する
まずは本体のファームウエアアップデートをしてください。


このボタンは左右どちらでも割り当てられます。
ただし、Googleアシスタントであれば、「ダブルタップ」と「押し続ける」が選択できるので、この点はちょっと残念な部分。今後に期待ですね。
続いて、Alexaアプリの設定です。まだの方はダウンロードとアカウント登録(Amazonアカウント)を済ませておいてください。

ここでの注意点は、WF-1000XM3は「イヤホン」ですが「ヘッドフォン」を選択することです。
選択肢にないからといって「その他」を選択すると検出されませんのでご注意を。

これで、WF-1000XM3でアレクサが使えるようになります!
アレクサ機能を使った感想
私はこれまで「Jabra Elite 65t」を利用してきましたので、それとの比較です。
結論から言うと、以下の点で、Jabraよりも優れています。
- シングルタップで呼び出せる
- ノイズキャンセリングが効いててアレクサの回答を聞き取りやすい
シングルタップで呼び出せる
Jabra Elite 65tは音声アシスタントを呼び出す際に、本体のボタンを1秒くらい押しこんで離すとアレクサが起動します。
ただ、このイヤホンの「ボタンを押し込む」のって頻繁にやると耳が痛くなるんですよね。しかも長押し。

しかも若干長押しが必要なのでコツがいります。
WF-1000XM3の場合、「シングルタップ」で起動できるので、本体のタッチセンサーに触れるだけでアレクサが起動できます。

触れるだけなので、頻繁に起動しても耳が痛くなりません。
これにより、WF-1000XM3に変えただけで、今まで以上にアレクサの機能を使うようになりました。
文字にするとそんな大したことではないのですが、実際使ってみるとこの「長押し」と「シングルタップ(タッチセンサー)」の違いって大きいんですよね。
アレクサの回答が若干聞き取りやすい
これはそこまで大きな違いはないですが、Jabraと比べてノイズキャンセリング機能があることから、うまく効いててアレクサの回答が聞き取りやすいです。
これは、特にWF-1000XM3のアダプティブサウンドコントロールがポイントです。
ペアリングしているスマートフォンの加速度センサーにより、止まっている時・歩いている時・走っている時・乗り物に乗っている時の4パターンの行動を感知して自動的にノイズキャンセリングを切り替えられる機能のこと。
(任意にノイズキャンセリングの設定が可能)
これでうまくノイズをカットしてくれるので聞きやすいという感じですね。
このアダプディブサウンドコントロールは、デフォルト設定では「乗り物」に乗っている際に最もノイズ軽減をしてくれます。
ただもちろん、電車内で「アレクサ」というのは音声アシスタントマニアの私でもやりません(笑)同様に、車の中でもイヤホンをつけることはありません。
どういうことかというと、歩いている時やランニング中、止まっている(座っている)時にそのシーンに合わせ外音をうまくカットしてくれるんですね。
Jabraにもノイズアイソレーションという機能はあるのですが、ここまでノイズカットをうまくやってはくれません。
そういうシーンごとに適切なノイズキャンセリングを提供してくれるので、WF-1000XM3の方が外出時でもアレクサの回答も聞きやすくなっていると感じました。
要望:ボタンに選択肢がほしい
基本的にWF-1000XM3のAlexa機能は現状市場に出回っているものの中で最も使いやすいものですが、要望としてはボタンにもう少し選択肢が欲しいですね。
Echo Budsのようにタッチセンサーに触れずともアレクサを起動できる、までは求めませんが、シングルタップだと、ケースを開けてイヤホンを装着する際に誤動作することが結構あります。
無視すればAlexaから何も回答は返ってこないので良いので私はあまり気にしていないのですが、これが精神衛生上よくないという方もいらっしゃることでしょう。
よって、Googleアシスタントと同様にせめてダブルタップにも対応してくれると嬉しいなと思います。
何故ワイヤレスイヤホンでアレクサ対応にこだわるのか

これは完全に私事ではございますが、少し語らせてください。
このワイヤレスイヤホンの音声アシスタント機能は、天気を聞くとか音楽を再生するとかの基本的な用途であればGoogleアシスタントやSiriでも十分です。
では何故アレクサに拘るかというと、家をアレクサでスマートホーム化をしているためです。
Amazon Echoを中心に据えており、それに紐付き関連のサブスクサービスは、Amazon MusicとAudibleを契約しています。
Alexa対応だとこれらをイヤホンから直接呼び出し自在にコントロールできるんですよね。
加えて、先述の通りAlexa対応デバイスを使ってスマートホームをしています。
この仕組みはAlexaの定型アクションを絡めて組んでいるので、Alexaでないと完全に制御することはできません。
そういう時にアレクサ対応のワイヤレスイヤホンであればこれを、家にあるAmazon Echoと同じような感覚でコントロールできるのが嬉しい点。
なので、帰宅時の徒歩区間でWF-1000XM3のイヤホンからアレクサに話しかけ、以下のようなことができます。
- エアコンをつける
- 風呂を入れる
- 明かりをつける
- テレビをつけておく
- popIn Aladdinを起動しておく
歩きスマホはあまりしたくないですし、何よりアプリを探して起動するというのがめんどくさいです。
そんな時にイヤホンに触れてアレクサに「風呂」と言うだけで、上記のようなことができるようになります。
とあまり伝わらない内容かと思いますので、動画を撮ってみました。
こうすることで、家に帰って暖かい/涼しい部屋で即座にくつろいだり、風呂に入ったり、家に帰った直後の暗い寂しい雰囲気を照明とテレビで明るく演出出来たりします。
おま環的な内容ですが、アレクサとスマートリモコン等でスマートホーム化している方はそこそこいらっしゃると思いますので、購入したら是非試してみてください。
結構快適です笑

Kou
Amazonの囲い込み戦略に、まんまとハマっていますね笑 でも利用者としてはシームレスで使い勝手が良いんですw
この章で何が言いたかったのかというと、音声アシスタントは、家の中だけでなく、外出先でもこんな感じで活用できるよ!というのをシェアしたく、そのご紹介でした。
アレクサに接続できない場合の確認事項
普段利用している中で、たまに接続できないことがあるので、トラブルシューティングとして、チェックポイントを載せておきます。
確認事項1:端末がBluetoothに接続されていない
起動時(ケースから開けてイヤホンを装着する)に稀にBluetoothがつながらないことがあります。
アレクサを使う使わない以前の問題ですが、この場合はアプリを立ち上げて「接続する」ボタンを押して再ペアリングします。

確認事項2:Alexaアプリで再設定
これは数日間WF-1000XM3を使っていなかったり、マルチペアリング時に別のデバイスで接続した場合に起こる現象です。
Alexaとのセッションが切れるような挙動をしています。
この場合は、「アレクサアプリを立ち上げて再度接続してください」というような案内が流れますので、その案内の通りにアレクサアプリを設定しなおします。
その場合は、上記掲載した事項をご参考に再度設定し直すと解決します。
おわりに
以上、WF-1000XM3をアップデートで新たに追加されたAlexaの機能に絞ってレビューしてみました。
個人的にはEcho Buds欲しいな〜(2022年2月:Echo Buds発売されました)と思っているんですが、正直これでも十分すぎるほど便利ですね。
2 件のコメント
WF-1000XM3がbluetoothで繋がってない場合、充電ケースのNFCを読み取ると接続できますよ。アプリを起動しなくても大丈夫です。
返信できておらず申し訳ございません。
そうでした。。。初歩的なところを見逃していてお恥ずかしい。。。
コメントありがとうございます。記事に追記しました。