ウェアラブルデバイスは、普段身につけて様々なことができる製品。
スマホのように持ち歩くのではなく、服や腕などに身につけたまま使えるので、手が塞がることなく、機能を呼び出せるのが便利です。

Kou
健康管理、スマートフォンへの通知のリアルタイム表示、音楽の再生など、小さい端末ですが、意外と様々なことが可能です!
ただ、最近のウェアラブルデバイスには、色々な部分に身につけるタイプや、ちょっと未来的な、斬新なものも多く出てきていて、使い勝手の面からも選びたいところ。
新しいもの好きである私は、ウェアラブルデバイスを多く買っては利用してきましたので、その中でも特に使い勝手の良かった製品をまとめていきます。
もくじ
ウェアラブルデバイスの選び方
ウェアラブル端末を選ぶ際は、以下を考慮すると良いです。
目的・機能に応じて選ぶ

最初に、何のためにウェアラブル端末を使用するのか、目的を明確にしてから選びましょう。
フィットネス追跡が目的なのか、日々のアクティビティを追跡するのか、健康管理の一部として使用するのか、通知を手元で受け取るためなのか、など目的により最適なデバイスは異なります。
また、ウェアラブル端末は、時計や指輪など、普段身につけている装飾品を代替するものであるため、いつもどこにアクセサリーをつけているか、その部位も検討するとストレスなく利用できるかと思います。
一般的に、ウェアラブル端末と呼ばれるものには、以下のタイプがあります。
ウェアラブル端末の種類 | 身につける部位 | 主な機能 |
---|---|---|
スマートウォッチ | 手首 | 通知の表示、フィットネス追跡、音楽のコントロール、 GPSナビゲーション、睡眠追跡、特定のスポーツの記録 |
フィットネストラッカー | 手首 | 歩数、心拍数、消費カロリー、睡眠パターンの追跡 特定のスポーツの記録 |
スマートグラス | 顔 | 情報の視覚的提供、音声コマンドの応答 |
スマートリング | 指 | 睡眠追跡、フィットネス追跡、通知、 モバイルペイメント |
ヘッドセットとイヤホン | 耳 | 音楽の再生、通話の受信、 音声アシスタントの使用、フィットネス追跡 |
ヘルスケアウェアラブル | 手首、体など | 心電図(EKG)の読み取り、血糖レベルのモニタリング、 ストレスレベルの追跡 |
上記の表になぞらえ、おすすめ製品でウェアラブル端末を選んだので、ぜひチェックしてみてください。
デザインと快適さで選ぶ

ウェアラブル端末は、身につけるアクセサリーのため、デザインで選ぶのも重要です。
自分のファッションに合うものを選んでください。
また、サイズや実際の着用感も重要です。
適切なサイズとスタイルを選び、装着時の快適さを確認することも重要です。
気になるものは、実店舗やレンタルで装着してみて、確認するのも良いでしょう。
私が紹介しているおすすめの製品でも、実機レビューを通じて実際の装着感や使用感を掲載していますので、ぜひチェックしてみてください!
バッテリー寿命
地味に重要なのが、このバッテリー寿命です。
ウェアラブル製品は、毎日身につけて健康記録などに用いられる製品なので、途中で充電切れになったり、頻繁に充電が必要になる製品は使い勝手があまりよくありません。
加えて、小型製品のため充電持ちが良くないものも多く、充電する際にも専用の充電アダプターが必要であったりで面倒なことが多いです。
そのため、できるだけ充電が長持ちする製品を選ぶのがおすすめです。
デバイスによっては毎日の充電が必要なものもありますが、他のデバイスでは数日または1週間以上持続、または充電不要なものもあります。
このバッテリー持ちは、機能とのトレードオフになることも多いのですが、実際に利用していてストレスになるポイントでしたので、重点をおいてチェックしてみてください。
使用しているスマホとの互換性

ウェアラブル端末は、ほぼ全ての製品で、スマートフォンとペアリングして利用します。
もちろん単体で利用可能な製品も多いですが、記録したデータの閲覧や付加機能を利用するには、スマホとの連携はある程度必須となります。
そのため、普段使用しているスマホとの互換性に注意して選んでください。
たとえば、Androidスマートフォンを使用している場合、Apple Watchは適切でない場合が多いです。
また、iPhoneを使用している場合、Androidに比べて機能制限がされているパターンもあったりします。
この点についても、以下に掲載するおすすめ製品で説明します。
ウェアラブルデバイスのおすすめ
以下に、特に実用的でおすすめのウェアラブル端末を紹介します。
Apple Watch
まずは定番、Apple Watch。iPhoneなどApple製品と合わせて使うスマートウォッチです。

その大きな特徴は、 単体でできることが非常に豊富なこと。
心拍数やワークアウト測定などを当然のこと、血中酸素濃度や心電図、トラッカーなども付いており、健康管理も充実しています。




また、 決済の対応サービスが非常に豊富で、 Suicaは、単に電車の改札での利用や、支払い・チャージができるだけでなく、唯一定期券購入ができたり、QUICPayなども使えるなど充実しています。

加えて、単純にワークアウト測定等のみではなく、ゴルフナビや登山、ダイビング向けにも使えるなど、スポーツ向けの利用にも便利です。

決済やスポーツでの利用となると、スマートフォンを常に持ち歩いたり操作したりというよりも、手が塞がらず、必要最低限の機能を引き出すという場合も多いかと思います。
その点、Apple Watchは、ウェアラブル端末として全部入りともいえるほどできることが豊富で、その点からおすすめできます。
従来、Apple Watchの欠点は、バッテリー持ちが1日未満程度しか持たないことにあったのですが、 最近では「低電力モード」が搭載されたり、Apple Watch Ultraといった、より上位モデルも出てきたため、2日以上バッテリーを持たせることができるようになりました。このバッテリー周りの課題も徐々に解決してきています。

日本のスマートウォッチのデファクトスタンダードとも言える存在であり、日本向けにローカライズされた機能が豊富なため、 非常に使い勝手がいいです。ウェアラブル端末を選ぶなら、まずApple Watchを検討しましょう。
Pixel Watch
Pixel WatchはGoogleのスマートウォッチで、特にAndroidスマートフォンとの連携が良好です。
Pixel Watchが特に優れているのは、Googleアシスタントを使った音声操作です。
Googleアシスタントは、他の音声アシスタントと比較すると、音声認識の精度が高く、他のスマートウォッチではやりにくい、検索系の機能の利用や、文字入力もこれで難なく実施することができます。
外で使うときに時計に話しかけると言うのは、未来チックな反面少し恥ずかしいかもしれませんが、操作も簡単なため、実用性は高いです。
また、Googleのサービスが使えるため、Googleマップでの経路検索や、YouTube Musicでの音楽再生など、外出時でも、利用しやすい機能が備わっています。

また、Google Fitを活用した健康管理機能も充実しており、歩数計測や心拍数測定、運動トラッキングも可能です。
Apple Watchと比べると、機能やできることが少ない面もありますが、ヘルスケアや決済機能、アクティビティートラッカーとしての機能は備えており、実用上困る部分は少ないです。

Android端末向けのスマートウォッチは、様々なタイプが出ていますが、この製品は純正品のため、今後の使い勝手の向上や後継製品にも期待が持てる製品のため、おすすめ品として掲載しました。

Xiaomi Smart Band 7
スマートバンドタイプであれば、車を実のスマートバンド7がコスパが良くお勧めです。

Xiaomi Smart Band 7は、手頃な価格帯でありながら、一部高級モデルと同等の機能を提供するフィットネスバンドです。


アクティビティーは、かなり細かく計算息することができ、 ランニングやウォーキングだけでなく、ヨガや縄跳び、階段、ステッパー、ボーリング、ボクシングなどのアクティビティーまであったりします。


この製品が使い勝手が良いのは、お安く本体が非常に軽いので、睡眠、計測などでつけていても、あまり違和感がないのが良い店です。
他にもPAI測定といったPAI、年齢・性別・身長・体重・心拍数からより正確な運動量を生活習慣改善のための指標として算出される指標がわかりやすく、ヘルスケア目的におすすめの製品です。


心拍数の測定、睡眠追跡、通知の表示などを備えており、防水性もあるため水泳時の使用も可能です。
最大の欠点は、単体でGPSを搭載していないことなのですが、上位モデルのXiaomi Band 7はGPSを搭載しています。
この製品は、とにかくコスパが良く、気軽に身に付けやすいので、使い勝手が非常に製品です。
wena 3
wena 3もスマートウォッチですが、これが珍しいのは、「バンド側」にスマート機能を備えていることです。

これにより、お気に入りのアナログ時計のヘッドを取り付けて、それにスマート機能を付与するような形で利用できます。


このスマート機能は、通知の受け取り、活動量の追跡のみならず、Suicaに対応していたり、音声アシスタントのアレクサが利用できたり、もちろんヘルスケアをすることも可能です。




また、スマートロックにも対応しているため、スマートホームのコントローラーとしても便利な製品です。
鍵の代わりに玄関ドアの開け閉めをすることができ、キーレスな生活を実現することが可能です。

欠点としては、手首側にスマート機能が搭載されているため、デスクワークをする際に少し嵩張ることなのですが、それが特に気にならない場合は、普通のアナログ時計をのように違和感なく装着することができるため、ビジネスシーンやフォーマルな場まで利用可能なスマートウォッチとしておすすめです。

スマート機能を腕時計のバンド部分に組み込んでいる点で、ユーザーは自分の好きな時計の文字盤(フェイス)と組み合わせて使用することができます。
EVERING
EVERINGは、リング型のウェアラブルデバイスです。

その最大の特徴は、VISAタッチレス決済による、決済機能にあります。

超小型な製品であるにもかかわらず、これに日本でも使える決済機能がついている製品は、ほぼ唯一無二と言ったと言っても過言ではなく、素晴らしい。

Suica等には対応していないのですが、Visaタッチレス決済は、最近対応している店舗が増えており、主要なコンビニやチェーンの飲食店などで利用できます。
また、最近ではスマートロックである「Bitlock」にも対応しており、決済機能だけでなく、指をかざすだけでドアの解除も可能。
実際に利用してみても、動作のレスポンスはよく、キーレスでシームレスに家で入ることができることができるのが素晴らしいです。
また、実は、他のスマートリングと違って充電不要なことが何より大きいかもしれません。
スマートリングの選択肢は少ないですが、その中でも決済という重要機能に対応しているEVERINGは、スマートリングの中でも、最もおすすめの製品として挙げられます。
Oura Ring Gen 3
Oura Ringは、健康とウェルネスに特化したリング型のウェアラブルデバイスです。

日々の体調や体が何を必要としているのかを睡眠、コンディション、アクティビティのスコアを通して把握できます。

深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠、血中酸素ウェルネスなど、睡眠に関する詳細な分析をチェックもできます。

マラソンでも、急ぎ足の用事でも、Ouraは体のあらゆる動き、歩数、心拍数と回復をトラッキングします。

これらの情報を分析し、リカバリーやパフォーマンスの最適化に役立つフィードバックも確認することが可能。

デザインも全9色と、ファッションに合わせやすいです。
健康管理のスマートリングといえばこれなので、有名製品として掲載しました。
Anker Soundcore Frame
Anker Soundcore Frameは、装着するだけでスマホ経由(Bluetooth)で音楽視聴ができるオーディオグラスです。

耳の周りに搭載したスピーカーから音が流れ、耳を塞がない音楽体験ができるのが何よりの特徴。



そのため、 ランニングやサイクリングに利用する際にも、 サングラスをしつつ、耳に何も装着してないような状態となるため、軽快感があります。

また、マイクを搭載しているため、通話も可能です。
欠点としては、音漏れしやすいこと。通常のモードだと普通に音が聞こえてしまいます。
一応アプリの設定で、音漏れがしない(プライバシーモード)ようにも設定できますが、音楽を聴くには厳しいレベルの音質になってしまいます。


ただ、メガネ型のウェアラブル端末は、ARなど少し斬新すぎるものも多い中、この製品はやりすぎてないというか、実用性に優れているため、おすすめできる製品の一つです。
Echo Buds
Echo Budsは、Amazonが開発したワイヤレスイヤホンです。

音質はもちろんのこと、AmazonのAIアシスタント、Alexaが内蔵されています。
その最大の特徴は、ハンズフリーでアレクサが起動できること。
スマートスピーカーと同様に、本体のボタンを手で操作する必要なく、ひとりごとをいうだけで、音楽再生やオーディオブック(Kindle)の音声再生、天気予報の再生からスマートホームなど、アレクサの様々な機能が呼び出せるのが面白い。
まるで耳にAmazon Echoをつけているような感覚ですねw
加えて、実はヘルスケア機能を搭載していて、Echo Budsをイヤホンにつけているだけで、ワークアウト計測が可能です。この点も少しウェアラブルっぽい。


値段も1万円強とそこそこですが、これを狙うならAmazonのセール(特にプライムデーやブラックフライデー)で半額程度になる場合も多く、そのタイミングで購入すると良いかと思います。
Sony LinkBuds
Sony LinkBudsは、特徴的なデザインのワイヤレスイヤホンです。

通常のイヤホンと異なり、耳を完全には塞がない構造になっており、音楽を聴きながら周囲の音も聞くことができます。
特徴的なのは、ワイドエリアタップというもの。
これを有効にすると、イヤホン本体だけで無く、頬と耳の付近をタップすることで操作することが可能となります。

これがかなりストレスフリーで、購入したらぜひ一度試してみてほしい機能です。
開放型で端末自体に穴が空いているにも関わらず、意外にも音質が良いです。
低音は微妙ですが、中音域・高音域の音抜けがよく、また全体的に解像感が高いため、クリアな楽曲視聴が可能です。

通話品質もよく、Amazon AlexaとGoogleアシスタントといった音声アシスタントにも対応しており、ハンズフリーでの操作が可能です。


その装着感のなさがポイントで、ずっとつけていても疲れにくいというのが、どことなくウェアラブル端末っぽい製品なので、掲載してみました。
おわりに
今回は、ウェアラブル端末のおすすめ製品について、解説していきました。
実際に色々なものを使ってきたのですが、最近は実用的なものも増えてきているので、ぜひチェックしてみてください!
また、当サイトではウェアラブルデバイスに限らず様々な製品をレビューしていますので、他のガジェットもぜひみていてください!